織田裕二 アフリカに贈る歌
2005年 5月 15日 (日)
(13:00〜14:00/TBS)


18日放送の『織田裕二 アフリカ大自然SP 象物語』に向けてのナビ番組
が!しかぁ〜し!
関東(TBS)のみでしか放送されなかったという幻の番組(爆)

織田友さんのおかげでありがたくも見ることが出来たのですが、
幻にするにはあまりにも勿体無い内容だったので、
書き起こしレポをしてみました。

織田さんの、アフリカに対する、そして『ありがとう』に込められた気持ちが伝わってきます♪




『ありがとう』をBGMに、アフリカの動物たちの映像。

レコーディングする織田さんの映像。 濃紺のストライプシャツ。

(ナレーション)
2005年春、織田裕二は一曲の歌を完成させるためにレコーディングを繰り返していた。
それは、織田自身が作詞した歌、『ありがとう』
この曲は、織田にとって特別な歌。 それは、忘れられない経験によって生まれた歌だった。


『アフリカ大自然SP 象物語』の製作発表風景


5月18日 夜9時から放送される、『織田裕二 アフリカ大自然SP 象物語』。


『象物語』の映像。(マディバと戯れる織田さん)

この番組のために訪れたアフリカは、織田に強烈な印象を与える。 心に残る大切なことを教えてくれた。
その大きなきっかけとなったのが、一頭の子像・マディバとの出会い
夏休みの少年のように、好奇心の赴くまま、大自然のミステリーを探る旅に出た織田。
ところが旅は、マディバとの間に生まれた絆によって、大きく方向転換する。
子像との出会いが開いた、リアルなアフリカへの扉。 今、その想いが、一曲の歌となってほとばしり始めた。


(番組タイトル)
「ありがとう」 織田裕二 アフリカに贈る歌


2005年4月18日 織田裕二 アフリカ大自然象物語 製作発表現場「COREDO」地下。

『アフリカ大自然SP 象物語』は、織田にはめずらしいフルドキュメンタリー作品
何故今回、番組への出演を決めたのか?


 アフリカへの旅の始まり

 織田 「ちょうど僕自身が、一つの山を越えた後みたいな感じがして。
     で、次の山を目指したいなって思ったんですね。
     もう一回自分自身がフラットになって、そっからどんどんどんどん吸収して、
     またそれを、そのエネルギーを皆さんに伝えられるような何かを
     得なきゃいけないって時期だったと思うんですね。」


 なぜアフリカだった?

 織田 「アフリカって聞いて、ケニアって聞いた瞬間に、それが一致しちゃったんです。
     ポーン!って。 ホントの地球のヘソというか、
生まれてきた場所、
     誕生の場所みたいな雰囲気があって。 なんか、ただ漠然と
     こういうの作りたいんだああいうの作りたいんだっていうんじゃない
     触発のされ方っていうのをしたい。 行きたい!って。」



『象物語』の映像。(アフリカの広大な自然と様々な動物たち、そこへ踏み出す織田さん)

アフリカの大自然。 その脅威の大地に、織田は旅立った。
大草原サバンナから、大河を、山脈を越え、様々な生命に出会った。
実際に見る野生の動物たちの姿は、これまで知識として頭の中にあったものとは、大きくかけ離れていた。

見るもの全てが、驚きの連続だ
夏、冬、2度に渡る長期取材。 飛行機、車、船。毎日何時間もの移動。

壮大なアフリカを旅する織田の、最大の目的となったのが、
子供の頃から誰もがよく知っている、馴染みの深い動物。 でもよく見ると、特殊な進化を遂げた生物。
アフリカで織田は、様々な象に出逢った。 母親を失った赤ちゃん象たち。 彼らが成長し、野生に帰りゆく姿。
そして、野生に生きる象の群れ。 織田は象たちを追って、未知なる大自然の中へと踏み出した。


 織田 「見どころだらけです!(笑) え〜…見どころっていうか、
     僕自身実は、
この映像を現地では全く見てないんですよね
     
だから、どういうふうに撮れてんだろうって全く知らなかった。
     だから一緒に知れるかなって。
一緒に旅してる気分にもっかいなれるだろうし。
     僕もまだ完成品を見てないので(笑) 素材でしか知らないし。
     まだ見てない映像もバンバン入ってきてるし、今
(流れたもの)でもね。」


『象物語』の映像。(ナイロビ国立公園)

現地では、日々目にする光景が、あまりに強烈。
ドラマ制作のように、途中で映像をチェックすることなど思い浮かばなかったという織田。
様々な動物たちが、自然のままの環境の中で生きている場所、数多くのナショナルパークを巡った。


 (ケニア アンボセリ国立公園)

子供の頃から、映像で見るアフリカ象に心惹かれていた。 憧れは目の前だ。


(子象が倒れている場面)

赤ちゃん象は、実はただ昼寝中。
大人たちが日陰を作って、子象を休ませていたようだ。


 織田 「今の自分が、ものすごく何もない状態に戻した時に、何を感じるか。
     人間も、織田裕二なんて知らないし、土地の人も知らないし、
     動物たちはもちろん関係ないわけですよ、職業も何もかも。
     一個人としてこうポコッと、単なる人間、みたいな。
     そこに行った時に何か出てくる、何か感じる、構えてない。
     こっちも構えない、向こうも構えないっていう状態の中で何か生まれてくること
     っていうのが、すごく僕は興味深かったっていうか、欲しかったし。」


人も、動物も、誰も織田裕二を知らないアフリカの大地で、何を思い、何を感じたのか…?


東京 4月15日 スタジオ
『WEST SIDE』の扉を開ける織田さん。
グレーのジーンズっぽい生地のカジュアルスーツ濃紺ストライプのシャツ
「お疲れ様です」と笑顔でスタッフたちにも挨拶し、スタジオに入る。

ミキシングの機械と、モニター上の『ありがとう』の歌詞。
織田さんの隣りには、音楽プロデューサーの阿保秀利さん


旅の途中、少しずつ想いを書き留めていた。
旅を終えた今、織田は溢れ出す感情を一つの詞にまとめようとしていた。タイトルは『ありがとう』
多くの曲を共作してきた作曲家、GARDENのメロディに乗せ、テーマ曲『ありがとう』に命が吹き込まれ始めた


−CM−


『ありがとう』の曲を口ずさみながら、紙面の歌詞に赤鉛筆でチェックを入れる織田さん。


『ありがとう』の詞の中で、一番最初に出来たフレーズはどこだったのか?


 最初に出来たフレーズは?

 織田 「これねぇ…(ジッと歌詞を見て)実は、二番サビなんですよ。
     
“あなたを知りたい”っていうのと“また逢えてよかった”っていう、
     そのフレーズなんですよね。
     “逢いたい”というか、そこが実は、僕のスタートだったんですね。
     なんか「知りたい」っていう好奇心?」


その「あなたを〜知りたい〜♪」のところをレコーディングしている織田さん。
「もっかいいってみていい?(笑)」とやり直す。


何かを知りたいという好奇心。 それは、今回のアフリカへの旅の原点でもあった。
サバンナに住む象との出逢い。 それが、さまざまな動物への「知りたい」という興味に繋がった。
好奇心が織田を動かし、取材内容は日々変わり、深まった。

ヌーの大移動が、例年より早く始まりつつあった。 大草原、マサイマラへ飛んだ。


『象物語』の映像。(マサイマラ国立保護区)

サバンナを生き抜いてきた、草食動物の知恵の数々。
大きなものだけでなく、小さなものも、大自然の中で対等に命を育んでいた。

アフリカでの様々な命との出会い。
その中で生まれた、より深くアフリカに触れる決定的なきっかけ
それが、一頭の赤ちゃん象との出逢いだった。


(ナイロビ シェルドリック動物孤児院)

シェルドリック動物孤児院。 ここは、密猟で母親を失った子象たちが育てられている場所
一頭ごとにキーパーが付き添い、一日中世話をする。
救出された子象たちは、人間の手からミルクを飲めなければ死ぬしかない。
夜寝るのも子象と一緒。 まさにキーパーは母親代わりだ。


 子象マディバ

 織田 「マディバはもう…ん〜僕にとっては
     
たまたま出会った一頭の赤ちゃん象でしかないはずだったんです。
     象というものの不思議を教えてくれる第一歩でしかすぎない?
     何故耳や鼻がこうなったのか、ちっちゃい頃はこうなってるから
     おっきくなったらどういう変化があるのかとかっていうための、一つのこう…
     なんてゆーんだろ、観察のための赤ちゃん象であったんですよね、もともとは。

     それが…
赤ちゃんは怖いですね〜(笑) 赤ちゃんだけじゃないんだけどね。
     魅力があり過ぎるというか、人を惹きつけるというか。
     どの生き物もそうだけど、赤ん坊ってやっぱり、人に愛されたいという
     そういう欲求? シャイで受け付けないっていうのもそれの裏返しであって、
     実際はやっぱ愛情がとっても必要だってのがわかってる生き物だから。

     まんまとハマりましたねぇ〜〜(笑)
かわいくてしょーがないんですよ。
     
もう…目に入れても痛くないってよく子供生まれた人は言うじゃないですか。
     こういうことを言うんだろうな〜みたいな。」



『象物語』の映像。(象のコミュニケーション方法・匂いによる刷り込み)

象は匂いで人を記憶するという。
キーパーから学んだ方法で、マディバに自分の匂いを伝える。


 織田 「最初にこんな愛情物語になるとは全く想像してなかったんです
     
最初はだって『ミステリアス大自然』でしょ?タイトルがね(笑)
     動物とか現象面を科学する。 それをしかも、わかりやすく深く科学したい
     というのが、まぁ最初の…。

     そこが、行って紐解いてみたら、いつの間にか愛情…愛してるっていう
     そういうことが出てくる。 出てくる環境だったというのも驚きですよね。
     何も関係ない、一日本人が来て。」



『象物語』の映像。(象の砂浴び)

大自然は弱肉強食の世界。 弱いものが死んでいくのは仕方がない。 そう考えていた。
しかしマディバとの出逢いが、少しずつ織田の心に変化をもたらした


 織田 「もう、どんどんご自由に…頭噛もうが何しようがまかせま〜すみたいな(笑)」


マディバとの出逢いが、アフリカに生きる現実の象たちへの扉を押し開いた。
一緒にしっかり時間を過ごした織田に、マディバは大切なことを教えてくれた。


『ありがとう』をBGMに、頬杖をついて目をつぶるレコーディング中の織田さん。


 好奇心から始まった旅

 織田 「もう、いろんなこと知りたいんだけど、まず…そこで、
     答えが『ありがとう』だったんですね。 最後にこう出来てきたというか、
     まあ順番通りいくと、『ありがとう』だったんですね。うん。」



レコーディング風景。
手を眉間に当て目をつぶって自分の歌をチェックする(?)織田さん。

 
織田 「“何よりも〜♪”からやってこーか?」
 
阿保P「うん、いいよ。1行目までで。」
 
織田 「はい。」
 
阿保P「これ一度でやっちゃうかな。」
 
織田 「はい。」

歌い入れを続ける。

 
織田「♪いつま〜でも この時を〜 忘れないで〜 僕はぁ…あ、ちょっとやり過ぎた。」


−CM−


『象物語』の映像。(ジョイス・プール博士とランブルを聴く)

織田が「ありがとう」を言いたかった相手。 それは象たちだけではなかった。
ジョイス・プール博士彼女は27年間も、ランブルと呼ばれるアフリカ象のコミュニケーションについて研究してきた。


 織田 「ジョイス・プール博士は、ものすごく…なんて言うんだろ、ん〜魅力的ですね
     
かなり少年的だし、やんちゃ少女っていうかね(笑)
     だったんだろうなって思わせる面がまたチャーミングだったりして。
     ホントになんかこうそのまんま役者で、この人の映画が出来ちゃうだろうなって
     思うような、
この人の一生もかなり魅力的なんだろうなっていうような顔してる


ジョイス博士と出会い、象のコミュニケーションの不思議を知った。
象についてもっと知りたい。 さらなる好奇心が、織田をアフリカの外へと飛び出させた。


『象物語』の映像。(ロンドンの映像)

自然史博物館で待ち合わせたのは、象の生態と身体構造のエキスパート、ラーマン・サクマー教授
過去地球上に現れた様々な象の進化について学べる。


(象の鼻の進化について聞く)

6000万年の進化の旅。
その過程で絶滅した象の種類には、現在の象からは想像がつかないような生物たちがいた。
巨大化は、平和な生き物・象にとって、唯一の生存への進化の道だった。
現在地球上に存在する象は、アジア象とアフリカ象の二種類だけ。
しかし彼らもまた、危ういバランスの上で生き延びている。 象の進化を探る旅は続いた。


(ツアボ国立公園)

象と同じ古い哺乳類の仲間、ハイラックス
彼らは体を小さくし、木の上や岩場に移り住むことによって外的から身を守り、生き延びてきた。


(キウンガ海洋国立保護区)

現在絶滅の危機に瀕し、滅多に人間の前に姿を見せない、アフリカのジュゴン
彼らも実は、水中で生活することを選んだ古い象の仲間だった。
かつて野生のジュゴンの楽園だった海へもぐる。


 織田 「僕なんかもう、絶対一生先生にはなりたくないし、
     ずーっと生徒でいたい人なんだけど(笑) 知りたい知りたい…。
     自分だけそんなおもしろいこと知ってたらズルイじゃない?っていう声が聞こえてくる(笑)
     しかも、僕一人ではこんなこと全然できないけど、こうやって、みんなでチームを組んで、
     じゃあ大人の知恵と力を使って、疑問だったことをやってみましょうよ…って
     やってみたらこういう番組だった。」



織田の「知りたい」に答えてくれた、アフリカの多くの人々。 みんなが、大切な何かを教えてくれた。
マディバたち子象の世話をするキーパーたち。 彼らと一緒に過ごして、その仕事の尊さに打たれた。


 織田 「もうネイチャーにも感謝、人にも感謝だし、すごくいろんなとこで…
     ホントに、向こうで言うと
“アサンテ”って言葉があるんですけど、
     
“ありがとう”って(意味の)。 あぁ、まさにその通りだな〜って。」


『象物語』の映像。(織田さんが「アサンテ」と言うシーン)


 織田 「いや、あまり安売りする言葉じゃないと思うんですよね。
     ホントに思った時にしか使いたくない言葉なんだけど、
     なんかこう
大事にしたい言葉じゃないですか、「ありがとう」とか。
     思ってるだけでもダメだったりするし、伝えなきゃいけない時もあるし、
     難しい言葉ではあると思うけど、非常に重要な言葉?「ありがとう」ってのは。

     ん〜…「愛してる」や「好きだ」って言うのと、ある種、なんつーんだろ…
     分野は違うんだけど、どっちが重要って言い切れないぐらいの、
     もしかしたら、どっちかだけでは成立しないぐらい、大事な言葉?」



レコーディング風景。
目をつぶり、とても優しい顔で歌い入れをする織田さん。

(テロップ)
たくさんの大切なことを教えてくれたアフリカ
たくさんの「ありがとう」をアフリカに贈りたかった

『ありがとう』をBGMに、アフリカやロンドンのロケ映像。
<このままPVにしてもいいような(笑)
本編にはなかった、ロンドンのバーで一人ビールを飲むシーンなども。


−CM−


『象物語』製作発表会場。

長い旅を終えた織田。 その心にどんな変化があったのだろう?


 織田 「普段当たり前だな〜って思ってること。 例えば僕らが
     便利に暮らしたりなんだりっていうこともあるんだけど、ちょっとそれによって…。
     当たり前じゃないか電気があったりなんだりっていうの。
     でもそういうとこ行くと、電気がなかったりとか(笑) あぁ知れて良かったなって。

     今まで例えばこの花
(目の前のテーブル上に飾ってある花を差して)を見たって
     なんとも思わなかったと言ったら変なんだけど(笑)、あ、花ねって
     終わりだったのが、あれちょっと待てよ?この花はなんかこーいう形してて
     なんか不思議な形してるな、この花はこういう開き方、こっちの花は
     こういう細かくなってるとか、でもなんか理由があるはずだとか(笑)

     ん〜…
色んなものに実は感謝しながら生きてる。
     気付かなかったけど、
もっといっぱいあるよね、知らないことって。


『象物語』映像。(アフリカの広大な自然を目の前に立ち尽くす織田さん)

製作は仕上げ段階。 織田はナレーションも担当
アフリカで感じたこと、その気持ちを自分の声で伝えたい。


2005年4月28日 ナレーション録音。

モニターを前に、ナレーションを録音中の織田さん。

 
織田  「『象の群れに取り囲まれた時だった』っていうより、もっと煽っちゃう?」

ワンフレーズを、ブツブツと何度も練習している。

 
織田  「『その時僕は、野生の象たちに取り囲まれてしまったのだ』、とか?」
 
スタッフ「あ、そういうニュアンスはいいですね。」
 
織田  「あぁ〜〜…。 『不思議な音を聴いた。 その時、僕たちは・・・てしまったのだ』」

体験をより正確に伝えたい。 細かい表現にもこだわる。

何度かフレーズを繰り返し、スタッフに指でオッケーマークを出す織田さん。


『象物語』の映像。(上記のシーン)


(ツアボ国立公園)

マディバが大きくなった時、彼がどうなっているんだろう?
織田はマディバの未来を見るために、ある場所へと飛んだ。 赤い大地、ツアボナショナルパークだ。
大きく成長した若い象たちは、マディバたち子象とは全く違う生物に感じる。
彼らは、もうすぐ野生に戻る象たちだった。

この群れのリーダー、エミリー
野生の象と人間との間に行きるエミリーに、織田はマディバを重ね見た。


 織田 エミリーが持ってる哀愁みたいなのが、なんか感じましたけどね(笑)
     彼女は、僕は、あえて野生に帰れてる状況の中にいるのに帰らないんだと、
     なんとなく感じましたね。
人間と野生の象を繋いでる役目を果たしてる。
     
んでそこには何かこう、いろんな幸せがあるうちのいくつかの幸せは
     捨ててんだろうな〜みたいなさ(笑) なんかこう、そういうなんつーんだろ…
     大人になるってすごく、全てがハッピーでいれない部分もあるじゃないですか。」



(ヌーの大移動)

マディバもいつの日か帰ってゆく大自然。 そこには、厳しい弱肉強食の世界が待っている。
織田は見た。 全ての動物たちの間で繰り広げられている、激しい生存競争を。
そこは、弱いものは倒され、強いものが生き延びる所。
あらゆる生命は様々に繋がり合い、生と死のドラマを、日々繰り返している

織田は旅の最後に、もう一度マディバに逢いに行くことにした。


−CM−


『象物語』の映像。(マディバへ再度逢いに行く織田さん)

旅の終わり、織田はもう一度マディバに逢いに行った。
象は匂いで人を記憶する。 二週間ぶりに戻った織田を、果たしてマディバは覚えていたのか?


 今も彼が(あそこで)生きていることを感じる?

 織田 「遠いね(笑) 遠いですね…。 今、逢いたいとは思わないですね。
     ん〜せっかくだったら僕は、彼はいずれ野生に帰るってのが最終目標だから、
     すごく理想を言っちゃうと、もう相当時間が経って忘れた頃に
     フッとそこ行って…すごくこっから子供っぽいけど(笑)、
     ライオンやチーターに襲われた時に助けに来てほしいよね〜〜〜(爆)
     あっ!マディバだったんだぁ!?みたいなね。 あはははははは!(爆笑)」



『ありがとう』レコーディング風景。 ヘッドフォンをして歌入れをする織田さん。

アフリカが教えてくれた大切なこと。
それを歌にしたい。 多くの人に伝えたい。


 
阿保P「あなたに逢〜えてよかったと♪」 (と織田さんにアドバイスしている)
 
織田 「あ〜そうね。 了解了解。 オッケー、んじゃもっかいいこう。」


“ありがとう”という言葉が生まれた瞬間を、もう一度思い出す。
番組の放送まで2週間にせまったその日の夕暮れ、織田のアフリカへ贈る歌が生まれた

曲の最初から歌い始める織田さん。 とても丁寧に、優しく、歌い上げる。


(テロップ)
織田はこのテイクで、「ありがとう」を一曲歌いきった。


『ありがとう』をBGMに、アフリカと東京の映像が対照的に交互に流れる。
レコーディングする織田さんに戻り、2番サビの途中からは、まるまるワンショット。
一台のカメラで全身なめまわすように(爆)

エンドロールがかぶり、歌い終わって満足気な笑顔のストップモーションで、エンド。