NEWS23 金曜深夜便
2005年 5月 13日 (金)
(24:20〜24:35/TBS系列)


「NEWS23」金曜深夜の15分枠
ここに織田さんが生出演されたのですが、
よりによってこの15分枠のみ放送されない地域があったので、
その部分の書き起こしレポです。

久しぶりの生出演織田さんは、気負いのない笑顔と穏やかな口調で
アフリカ特番について熱心に語ってました(*^^*)




『織田裕二 アフリカ大自然スペシャル 象物語』の映像が冒頭20秒ほど。

スタジオに切り替わり、左から
久保田アナ筑紫さん織田さん、佐古アナ(一言も発しなかった(^^;;)の順でソファに座っている。
織田さんは、濃グレーのTシャツに、マディバにかじられてたベージュ色のジャケット淡グレーのズボン


 久保田「今週の金曜深夜便は、『織田裕二 アフリカ大自然スペシャル 象物語』
      ということで、スタジオに織田裕二さんにお越し頂きました。」

 織田  「こんにちは…こんばんは。」<間違えたらしい(笑)

 筑紫  「そもそも、アフリカというのはどういう経路で?何故…?」

 織田  「いや、もう、あの…知りたいなっていう好奇心と、ん〜最初もともとは
      『ミステリアス大自然』っていう仮タイトルで僕らは実際アフリカへ飛んだんですね。
      そこで3週間ちょっと時間をとって、ま、2年がかりで
ずっと構想練ってたんですけど、
      まずは何しろ、
裸の状態でアフリカ行こう、と。

      行ってみたら、動物をとにかく追っかけたかった。
      で、動物追っかけてるうちに、あっちの方が今旬だ、こっちの方が今旬だって
      言われると、もうそこへ、じゃあすぐ予定を変えて
      どんどん飛んでこうって言って追っかけていったら、いつの間にか象に…」


 筑紫  「象にハマっちゃって?(笑)」

 織田  「そう、象にハマっちゃったんです。

 久保田「じゃあその、『象物語』のダイジェストをご用意してますので、ご覧頂きましょう。」


『象物語』ダイジェストの映像が流れ、それを見ながら織田さんが楽しそうに解説する声がかぶる。
時々左下に小窓が出て、スタジオの織田さんたちの様子が同時に映し出される。


《映像》 象の群れとの遭遇に喜ぶ織田さん。

 織田  「これは、まだ出逢ったばかりで僕はしゃいでますけど(笑)
      ホントに野生の象がいきなり間近に現れて。
      今これ、
子象が死んでんのかな?って思って。 わぁ〜って思ったんですけど、
      実際これ日陰を今作ってあげてたんですね(笑) これ
(映像は)短いですけど、
      ずーっと何十分か僕ら見てて、え〜?と思ってたら…ちゃんと日陰をこう、
      母象が作ってあげてるんですね。



《映像》 「あ、雄象来たんじゃない?これ。」と織田さんの声と共に雄象現る。

 織田  「とにかくですね〜、雌の象でもおっきんだけど、
      雄の象ってのがこう単独で行動してるんですね。
      で、グループは雌がリーダーなんですけど、そっから単独の雄が
      こうパッとやってきたんですね。 で、この手前にいるのが雌なんですけど、
      全然大きさが違って、
(雄の)牙の太さも僕の顔ぐらいあるんです。」

 久保田「そうなんですか。」

 織田  「今、密猟がとにかく多くて、これだけ大きい象を見れることは
      なかなかないらしくて、僕らすごくついてたんですけど。
      あの、象牙だけをとって、
体は全部捨てちゃうらしいんですよ、密猟者が
      やっぱあの牙の立派なヤツからどんどんどんどん、密猟の標的になる。」


《映像》 織田さんがヘッドフォンでランブルを聴いている。傍らにジョイス・プール博士。

 織田  「不思議な音ですよね。 こ〜れはですね〜(笑)象のおしゃべりなんですよ。」

 筑紫  「あぁ(笑)おしゃべりしてるんだ?」

 織田  ランブルといわれるんですけど…。
      70種類ぐらいはもう今、わかってるらしいんですね。

      というのはあの、これ今映ってました、ジョイス・プール博士っていう博士が、
      ずーっと研究を何十年もやってらっしゃって、意味がちゃんとわかってる。
      ブルルルルル…とか、パァ〜ォ!とか、
      
(ダイジェスト映像では)ちょうどそういう話をしてるんですけど(笑)
      これはこういう意味ですよっていうのとか、こういう仕草をしたらちょっと危険だとか、
      そういうことがもう70ぐらいかな?わかってるらしいんです。

      で、この博士は、とにかく(笑)あの〜
魅力的だったんですけども、
      非常にこう象たちに信頼を置かれてて、これ今、リーダーのエミリーっていう
      雌象なんですけど、彼女にちゃんと挨拶に来るんです。」


 筑紫  「はぁ〜なるほどね。」


《映像》 子象マディバに出逢った時のシーン。

 織田  「この子象たちは、もうほとんどみんな母親を密猟で殺されてて…」

 筑紫  「はぁ、孤児なんですね。」

 織田  「そうなんですよ。 シェルドリック動物孤児院っていうところで、2年間、
      まずここで、小さいうちに育てて、でその後はツァボっていう場所へ移動して、
      そっから野生に返す。 もともとそんな孤児院なんか、なきゃないに
      こしたことないんですけど(笑)、ま、人間が殺してしまったせいで?
      またやっぱり…ほっとけなくなっちゃうんですね。」


 筑紫  「ん〜そうだよね〜」

 織田  「実際触れてみるとわかるんですけど、もんのすごいかわいくて…。
      ちゃんと、なんかこう、遊びたくてしょうがないってのが伝わってくるんです。
      さっきもゴンッてやられてましたけども、何度も何度も実はやられたんですけど(笑)、
      約400sぐらいありまして、小錦さん二人分ぐらい…」


 筑紫  「あはははは(笑)」

 織田  「こっちはたまったもんじゃないんですけど(笑)、向こうは遊んでるつもりで。」


《映像》 織田さんがマディバの鼻に息を吹きかけている場面。

 織田  「で、今これ、実は刷り込みって言われてて、息をこう、
      僕の息をこう吹きかけてるんですね。 これは、彼らに僕を覚えてもらう…」


 筑紫  「ほぉ〜覚えてもらう?」

 織田  「10年ぐらい覚えてるらしいんですよ、一度こうやって覚えたら。」

 久保田「匂いだけでですか?」

 織田  「匂いだけで。 それも、タバコ吸ってたり香水をつけてても関係ない。
      本人の匂いをちゃんと10年ぐらい覚えてる。 嘘だろ?と思ったんで、
      ちょっと後でイタズラ心で実験してるんですけど(笑)」


 久保田「へぇ〜〜すごいですねぇ!」

 織田  「ホントにそんなに覚えてるの?と思って。

      僕はもう、まる一日ぐらいしかね、一緒にいなかったんですけど、
      こうやって一日一緒にいて、キーパーの人たちっていうのが、
      実際象をこう管理しているっていうか、一緒に…なんていうんだろ、
      友達とか親父や母親のように世話してあげてるんですけど、
      大変なんですよね、これ、見てわかるとおり(笑)

      24時間とにかく一緒にいないといけない。
      もともと密猟に遭ってる子たちなんで、人間に対しての警戒心も
      ものすごく強くて、それを解いてあげるのに何ヶ月もかけて、
      ようやく、解いてくれた象たちだけが生き残れる。
      こうやって
24時間、もう寝泊りも一緒なんですよ。 トイレもこの中に。
      端っこにトイレもちゃんと作ってあるんですけど。

      とにかく、匂いをこう感じて、その匂いで安心感を得ない限りは、
      もう、全然あの〜恐がっちゃうっていうか。」



《映像》 英ロンドンの博物館を訪ねている場面。

 織田  「これはまたちょっと場所変わって、
      実はロンドンにも今年1月にまた行ってきたんですけど、
      これ2回に分けて約1ヶ月半ぐらい実際撮ってきたんですけど。

      何故ロンドンにいたかっていうと、サクマ教授っていう
      世界でも象の第一人者であるこの教授に実はお会いしたくて。
      この先生が、
象の進化をいろいろ教えて頂いたんですけど…

      あれ今見えてるの
(鼻の短い動物)実は象なんです。
      あんな象がいたのかっていう…(笑) 鼻が短くて…。
      僕ら象って、耳が大きくて鼻が長いって当たり前だと思ってるじゃないですか。
      でも実際その途中には、いろんな過程があって理由があって、
      こんな牙がアゴの下についてるのもあって…」


 久保田「ホントだ…(笑)」

 織田  「で、何故そうなったのか、何故あんなに巨大化していったのかとか、
      理由がちゃんとあるんですね。
      この一つ一つを全部先生にこう、教わりに行ったというか」


《映像》 ジュゴンを見つめる織田さん。

 織田  「で、今ハイラックスとジュゴンっていう生き物が映ってましたけど、
      これも実は
象の仲間なんですね。 とても親戚には思えないんですけど。」


《映像》 ツアボ ナショナルパーク。

 織田  「これがさっき言ってたツアボっていう場所なんですけど、
      あのシェルドリックから2年経って、こっちへ移動してくると今度は
      野生へ返そうっていう。 もともと野生へ返すってのが目的のところなんで。
      で、野生へ返そうとして一生懸命やってる最中の場所ですね、まさに。

      これ、雌のリーダーなんですけど、
      やっぱりちょっとこのエミリーも…実際…ちょっとコワイです(笑)」



エミリーに股間を鼻でまさぐられる織田さんの映像(爆)から、スタジオの織田さんへ戻る。

 織田  「ちょっとお恥ずかしいですけど(^^;;」

 筑紫  「しかし、あの、象ってホントに、なんかお互いが闘わないっていうか、
      簡単に言えば戦争をやらない動物だって言うけど、基本的には凶暴ではない?」

この辺りで、テーマ曲『ありがとう』がバックに流れてくる。

 織田  「凶暴ではないんだけど、怒らしたら恐い。 ってのは、一撃で僕らは即死だし。

      ただ不思議なのは、あそこへ、外へ出て歩いちゃいけないんですよ。
      車の外へ出て。 でも僕らは特別に許可もらって、レンジャーの人たちと降りた時に、
      ライオンとか他にも実は恐い映像がいっぱいあるんです(笑)
      それは本編で見れるんですけど、ワニとかね。
      で、そのアレたちに、なんか
象が側にいるだけで守られてる気がしましたね。

 筑紫  「あ〜なるほどね。」

 久保田「『アフリカ大自然スペシャル 象物語』、来週の水曜日、18日夜9時から
      2時間にわたってお送りしますので、ぜひご期待ください。」

 織田  「はい。ぜひ見てください。」

3秒ほど間があき、

 筑紫  「では、どうもありがとうございました。」

 織田  「あ、とんでもないです。
      …あ、この
(『ありがとう』の)詞も、ぜひ聴いてください(笑)」

 筑紫  「あ、それを言うの忘れたね(笑) はい、ありが…」


…と、筑紫さんの尻切れな言葉(爆)と織田さんの笑顔で『See you next week』!