『冗談じゃない!』 エキストラレポ 5
2007年 4月 10日 (火)


……切羽詰ってます。 たぶん。 スタッフさんも。

だって、前回(品川)は14:30集合のロケで、連絡が来たのは前日の15:00過ぎ。
(ちなみに、4/9(月)は朝7:30集合で、連絡は前日の17:00過ぎだったとか)
今回は、朝の8:45集合で、連絡が前日の20:00ですよっ( ̄□ ̄;)!!

まぁ、切羽詰った連絡だからこそ、近場の方に優先で声がかかってるのかもしれませんが、
その同伴者は家が遠方だったりするのです(爆)
(んなことスタッフ側は知ったこっちゃ〜ないでしょうが(^^;;)

とにかく、22:00頃バイトから帰宅した私は、その後あたふたと支度をし、
2時間後には東京行きの夜行バスに乗っていたのでした……




 ロケ地は、想い出のYOKOHAMA BLITZそば♪

朝5:30、新宿到着。 カラスがカーカーと鳴いている新宿駅前を、
「なんで私はまた東京にいるんだろう…」と寝不足の頭で思いながら、ボーゼンと歩く(爆)

駅のトイレで顔を洗って化粧してから山手線に乗ると、
いくつかの駅のホームで真っ赤な『冗談』ポスターを見かけました♪


反対側のホームに、冗談ポスターはっけーん(笑)


6:30過ぎには横浜駅に着き、駅構内のドトールで時間をつぶしつつモーニング。
ん〜〜…眠い(=_=)

その後、みなとみらい線で新高島駅へ移動。
外へ出ると、2年前にU-kaiライブのあった、懐かしのYOKOHAMA BLITZが♪
その脇を通り過ぎ、集合場所である横浜ジャックモールへ。


連絡では、ここの前に8:45集合とのこと。


集合時間を過ぎても、スタッフの声はかからない
なんだか、集まっている人数も少ないような…。 20人ぐらい?

日陰はまだ寒いので、なるべく陽の当たるところに身を寄せ、待つ。
一度集合がかかったけど、どうやら前の(朝一の)現場が押してるらしく、
もう少しお待ちくださいとのこと。 今回も特に点呼確認はなし。


 スーツ姿の織田さん&戦隊ヒーロー姿の樹里ちゃん

9:45。 ロケバスや機材が到着し始め、あ、土井監督もいる〜と思っていると、
駅の方向からひときわ黒いサラリーマンが……って、織田しゃんだぁー!(爆)
黒っぽいスーツに、水色のシャツ、黒い鞄を持っている。
うーん、やっぱりお日様の下で見ると、黒〜い♪(笑) そして、細〜い♪

その後ろには、スタッフかと間違うぐらい線の細い樹里ちゃんが。
ダウンコートの下には白い(銀色?)タイツの細い足が、スラッと伸びてます。

昨日のヒーローショーロケにも参加したという織田友さんの話によると、
二人とも昨日のロケと同じ服装だとのこと。
ということは、昨日の続きのシーンを撮るのかな? 亀戸から横浜に飛んでるけど(^^;;

その後、第一現場から流れてきたと思われる若者のエキストラ(笑)が合流。
人数的には倍ぐらい(40人程)になったかな。


監督とキャストによる打ち合わせ
ここで撮る一連のシーンを、場所やタイミング等確認しながら、芝居を固めてゆく。
上着を脱いだ樹里ちゃんは、目にも鮮やかな戦隊ヒーローの衣装でした(笑)
(『ザ・テレ』4/27号掲載時の服装と同じ)

ここでは圭太と絵恋のハグシーンもあるのですが、
これがまた、何度も何度も抱きしめパターンを試してるのです。

絵恋の腕は圭太の腕の上にするか、下にするか、
また、抱き締めた時の絵恋の手の位置は、圭太の背中のどこらへんに来るのか。
もちろんご本人たちは仕事だからと一生懸命なんでしょうが、端で見ていると、
単純に、「何度も抱き締め合ってうらやま〜♪」と( ̄▽ ̄*)

エキストラは、この間まだ放置。
ドライや待ちの織田さんたちを見放題です♪
広場に面したお店の店員さんも、「織田裕二!?」って感じで見学に出てきてました(笑)


打ち合わせが一通り終わった後、赤いディレクターズチェア
広場の片隅に自分で持ってきて座る織田さん
モニターなどを置くベースが、建物の陰となる歩道に設置されてるので、
日差しのあるこちらへ移動してきたのかしら?

まず一服は、相変わらず(笑)
くわえタバコでストレッチも。 朝早くからのロケ、お疲れ様です〜。
いつも着ているカーキ色のダウンコートは、今日は全く着ませんね。 あったかいのかな?


 何故か近づいてくる織田さん(笑)

10:00過ぎ。 やっとエキストラに指示が出る。

今回は、圭太と絵恋の周りを歩く通行人
私が配置された場所は、織田さんのディレクターズチェアから5mほどの場所♪

まずは樹里ちゃんだけのシーンのため、織田さんは出番なし。
待ちの間も、織田さんはずっとスタッフさんたちと談笑してましたね〜。
疲れてムッツリするとか、一人で台本に集中するとかいうこともなく、
とてもリラックスして撮影に臨んでいる様子(^^)

そのうち、待機場所のすぐ隣りにあるマクドナルドに入っていった織田さん(゜o゜;)
店から出てきたお客さんは、ビックリしてました(笑) <そりゃそーだ
5分ほどしてから出てきたので、トイレかな?


織田さんが入っていったマック(笑)


その後も、タバコ吸ったりコーヒー飲んだり。
マックのドリンクも飲んでたかな?


しばらくして、撮影位置がちょっとずつズレてきたからか、
邪魔にならないようにと、チェアを持って徐々にこちらへ移動してくる!
え?まだ来るの?え?……と思っていたら、最終的にはホントにすぐ隣りへ(O.O;)
さすがに、私の方が「邪魔かしら…」と思って、ちょっとよけました(爆)

うひゃ〜〜タバコの匂い…( ̄▽ ̄*) <吸ってんだから当たり前か


でも、やっぱそこも撮影の邪魔だと思ったのか(まぁ、エキストラ=私が配置されてるしね)、
すぐにまたベースの方へと戻ってってしまいました。

この時、スタッフさんが織田さんのチェアを運んだのですが、

 織田 「あ、(僕が)持っていきますよ!」

と、気遣いを見せる織田さんでした(^^)


でもね、私よりも織田さんに興味津々だったのは、
私と急遽カップルの役をやらされた男性のエキストラさんでしたよ(爆)
マックに入ってった時もわざわざ覗き込みに行ってたし、
織田さんが側に来た時も、チラチラ(ジロジロ?)見てました。 …ファンなのかしら?(^^;;


 何待ち? ドライバー待ち…

次は、織田さんと樹里ちゃん二人のシーン。

エキストラも配置を変えて、それぞれ動線の指示を受ける。
「何か自分で設定決めといた方がいいですね」とスタッフさんが言ってたので、
またもや決めましたよ、自分設定(笑)
(でもちょっとわかりやすいので、今回は伏せておきます/爆)


この頃になると、晴れてだいぶ日差しが眩しくなっていたのですが、
待ってる間、樹里ちゃんはスタッフに日傘をさしてもらってました。
やっぱり女優だからね♪

織田さんはというと、小道具の鞄で自ら日よけを(爆)
それじゃ〜黒くなる一方だわ(^^;;

また、ちょっと風も出てきていたので、いつものように
メイクさんに手鏡を持っててもらって、自分で髪を直してました
圭太は髪長めだから、髪形を維持するのは大変そうだね〜。


1カット目。
テスト、本番と滞りなく終了。

同じシーンの2カット目。
圭太と絵恋のすぐ脇を、テスト、本番と3回ぐらいすれ違う


次に、アングルを変えてまた同じシーン。

この時、私を含め出番のないエキストラは、
撮影の邪魔にならないぐらいに離れた場所で、ガン見でした(笑)

この時間(お昼近く)になるとさすがに人通りも多くなり、
いつものごとく、一般人もかなり紛れ込んでいる
スタッフさんたちも頑張って整理してたようですが、やっぱ厳重ではなく…。
気にするとこちらの方がイライラするので、なるべく気にしないよう努めました(爆)

ものすごい望遠カメラを2つぐらいぶら下げて撮影してた方がいましたが、
これは…プレスの人かな? 明らかに、一般の野次馬のカメラとは違っていました(笑)


そんなふうに、一応順調に撮影は進行していたのですが、
なんだか突然、スタッフの動きが慌しくなってきた。
何だろう?と思ったら、なんと、撮影のフレーム内に、
いつの間にか白い軽自動車が路上駐車してしまっている
しかもドライバー不在! なんてこった〜(O.O;)

 「白い軽自動車を停められた方、いませんかぁーーー?」

と、スタッフ総出でその車の持ち主を探している。
しばらく撮影は中断し、「ドライバー待ち」となったのでした(^^;;


その間、織田さんはまたマックへと入っていってました(笑) <またトイレ?

樹里ちゃんはというと、撮影位置にしゃがみ込み、真剣な顔で何かを考えてるふう
頭の中で、台詞の復唱でもしてるのかな? 真面目だよね〜。


で、結局ドライバーは見つからず、しょうがないので10分後ぐらいにそのまま撮影再開
そこに車があっても支障ないと判断したのかな?
(しばらくしたら、またいつの間にかその車はいなくなってました…)


 生ハグ♪

本日、ここでのロケの最終カットは、圭太と絵恋のハグシーン♪

打ち合わせでは、ただ単に抱き合い方(手の位置とか)の確認をする感じだったのですが、
テストでは、圭太が絵恋をグッと引き寄せるところから…

…っきゃーーーーーーー♪♪♪(≧▽≦)

ちょっと、それがあまりにもかっこよすぎて、
思わず隣りの織田友さんと再現してしまいました(爆) <バカ

しかし、公衆の面前でこんなに何度もハグしなきゃならないって、
役者って大変ですね〜(^^;; キスじゃないだけまだいっか(爆)


この綺麗な広場の一角で…♪


2人だけのシーンを何度か撮った後、エキストラに再び指示。
このハグしてる2人の周りを、ジロジロ見ながら通る通行人

まぁ確かに、真昼間から公衆の面前で大胆に抱き合ってるカップル
(しかも、女性の方の格好は普通じゃない)を見たら、日本では注目の的だよね。
それに、堂々とジロジロ見ることができるのは嬉しい(笑)


スタッフから指示された位置につき、
まずエキストラ全体の動きを確認するためのテスト。

テストのため、圭太と絵恋の代わりに男性スタッフ2人が抱き合っている!
わはははは!(* ̄m ̄)ノ彡☆ これはこれで、注目の的だって〜〜〜〜(爆)

何度もテストを繰り返し、念入りにカメラやエキストラの動きを確認。

 「もっと、“え〜〜あれ何?真昼間っから、うわぁ〜〜”って感じで…」

と、スタッフからアクション入りで指示を受けていると、そこへ
配置につくために織田さんがベースから戻ってきた。

すると織田さん、そのスタッフのエキストラへの指示を見ていたのか、
自分が立つはずの場所に向かって「うわ〜何?あれ〜」みたいな演技をしている(爆)

おっ…おちゃめ〜〜〜〜(^◇^;)


そんな感じで、本人たちが入ってのテスト、そして本番。

ジロジロ見ていい役だから嬉しい〜と思ったけど、いざ、いくらでも見ていいとなると、
かえってまともに見れないよねぇ…と、後で織田友さんと話しておりましたσ(^^;;
なんか、ハグしてる圭太の顔より、絵恋の手とか、足とか、
そんなんばっかに目がいっちゃって…。<もったいない(爆)
だって…あんまり近くよりも、ある程度遠くの方がジロジロ見やすいですよね(笑)

風が出てきたので、合間にまたメイクさんに手鏡を持っててもらって
髪を直していたのですが、メイクさん(♀)の肩をそっとつかんで
鏡の角度を修正していたのが、ちょこっと衝撃でした(爆)


13:20頃、終了。
織田さんはモニターチェックをしにベースに行き、そのまま現場には戻ってきませんでした。


私たちエキストラは、記念品のクリアファイルをもらった後、
階段のところでHP用の記念撮影

 スタッフ 「こんなエキストラの使われ方、」

 エキストラ全員 「冗談じゃなーーーい!!!(^0^)/」

と、なんだか訳の分からないかけ声(笑)で撮った後、解散。


東京まで戻る途中、みなとみらい線の横浜駅で、“皐月賞”の見事な連貼り発見!(゚∀゚)


目を惹きますね〜♪


私はその後、新幹線で仙台へとんぼ返り。 なんとかその夜のバイトには間に合いました。
あ〜長い1日(2日?)だった…。




この日は、朝、新宿に着いた時にはちょっと小雨だったのに、
収録の時は太陽ギンギンのいいお天気でした♪
さすが、晴れ男・織田裕二!(笑)
(おかげでちょっと日焼けしましたよ…σ(^^;;)
こんないい天気の下で日よけもせずにロケやってたら、
そりゃ黒くもなりますわ(爆)

この後、織田さんは次の現場@府中ロケにも参加だったようです。
つまりこの日は、(朝一で)町田→横浜→府中…?
ハードスケジュール、お疲れさまです。
体を壊さぬよう、面白いドラマを作ってくださいね(*^^*)