集う大捜査線 in 東京
2003年 8月 11日 (月)


スリアミの『舞台も踊る大捜査線』も諦めたのに、
渡部さんが来る映画のエキストラも諦めたのに、

『集う大捜査線@東京』は我慢しきれず応募してしまいました(^^;;

幸運にも当選通知を頂いたので、
『お台場の月』ならぬ『萩の月』をお土産に携えて
いざ、東京へ♪





 お台場冒険王〜まずは基本の『湾岸ミュージアム』

朝9:00過ぎに東京駅に到着。
今年仙台は30℃を超えない日が多いのだが、東京はやっぱり暑い。 晴天だ!
ちょうど10:00頃に、お台場冒険王のチケ売り場前の行列で織田友さんと合流。
20分待ちだとか。(<早い方!) で、まっすぐ22階フォーラムの『湾岸ミュージアム』へ。

2回目だけど、前来た時より人が少ないので一つ一つ丹念に見学。
湾岸くんプリクラ
も撮りました♪
…が、さすがにグッズ売り場はものすごい人!!!歩くのも困難な売り場をヒーコラまわり、
ここでしか売ってないグッズ(ミニカップ麺や踊るタンブラーなど)を、踊るライフカードを利用して購入。
なんだかんだ言って、1万円近くの買い物をしました(爆)

その後1Fの『湾岸カフェ』へ。ここもすごい行列だ!30分ほど並んだかな?
後ろに並んだ方に聞いたら、今の時点(12:00頃)で『冒険王』の方は
チケットを買ってから入れるまで100分待ちだとか…(◎o◎)
ここで、追加募集で当選したというもう一人の織田友さんと待ち合わせ。


前回売り切れだった『踊るアイスカフェラテ』(¥950)と
前回と同じ『湾岸ランチプレート』(¥950)


 『OD2』ミニロケ地巡り♪

昼食後、織田友さんたちと4人でフジテレビ近辺の踊るロケ地をブラブラと観光。
東京テレポート駅前で、「ここでティッシュもらう青島くん、すごいかわいいよねぇ♪」とはしゃいだり、
テレポートブリッジを渡って「TVシリーズの時はこの屋根がなかったのにねぇ」と昔を偲んだり(笑)

DECKS脇のデッキを歩きながら、雪乃さんが拉致られた現場に行って、
青島くんが駆け下りた階段を見下ろす。


あの電話BOXは、ここに設置されてたんですね。
跡形もないけど…(笑)


自由の女神像が見える所まで歩き、下を覗き込む。
当然、青島たちが出てきたトンネルはない(^^;;


青島とSATが駆け上がった階段
は、すぐそば。



そして、あの衝撃シーンの現場へ。 こんなに人目につく所で
あんなにおおがかりなロケをして、よく公開までネタバレしなかったよな〜と感心!


犯人たちが出てきたエレベーターは本当に実在。
けど、まん前がゴミ捨て場になってて臭い…(爆)


 『集う』会場へ集う人たち

そうしてるうちに開場時間の15:30近くになったので、会場の『メディアージュ・SDM』へと急ぐ。
並ぶ所がないので開場時間にお越しくださいということだったが、
10分前に行ったらもうすでに長蛇の列でした。(並んでんじゃん…)
最後尾に並びに行ったら、あれ?知った顔が…。
偶然にも、やはり追加募集で当選し、一人で来ていた織田友さんに遭遇(笑)
知り合いは多いほど盛り上がるし、嬉しいねぇ(*^^*) そして時間になり、順番に会場入り。


今回の参加記念品は、
アドカード湾岸署特別捜査員証缶バッチ湾岸くんの名刺



会場の入り口には、将来売り出し予定の踊る自転車が!



会場へ入ると、二人がけの椅子がズラッと並んでいて、中央前の方から
放射線状に席は埋まっている。 私たちは、1列目と2列目の一番右端の席をキープ。
目の前には【集う大捜査線 〜東京会場〜】という寄席のような垂れ幕があり、
その脇にはTVサイズぐらいのモニターが。縁にはちゃんと「C.A.R.A.S.」のロゴが入ってます♪

撮影禁止だったので写真はないけど、舞台はたぶん署長室のセット
椅子とペットボトルの水が3個ずつ置いてある。亀Pと堀Pと…あともう一人は誰だろう?

会場内で、湾岸くんマントをはおっている方を数名発見。
きっと本店の『マント友の会』(亀P&堀Pの公認FC)のメンバーだと思い、声をかけてみる。 ビンゴ!
私も一応マントを持ってきていたんだけど、誰も着てなかったら恥ずかしいと思いしまってたのだ〜(^^;; 
けど仲間がいれば恐くない?(笑) 私もマントをはおり、始まるのをワクワクして待つ♪


 東京オフ、スタート

開始時刻を20分ほどオーバーして、司会の軽部さん登場。
映画のようにあくびをしながら出てきた。
…らしいが、私の座ってる場所からは残念ながら見えなかった(T_T)

 軽部「愚問ですが、『踊る2』見たという方、手を挙げてください。(もちろん全員挙手!)
     じゃあ2回以上見たという方。(ほぼ手は下がらない) 3回以上の方。(変わらず)
     ほとんど合計が変わっておりません(笑)」

その後、4回・5回・6回…と続き、7回以上が約10人、8回以上が8人、と次第に減っていく。

 軽部「じゃあ、10回以上見たという方は?」

う〜ん、見たよ…(^^;; ここで手を挙げていたのは、私ともう一人。
「何回見たの?」と聞かれて「11回」と答える。
もう一人の方はなんと「13回」。 わはは!私より踊るバカがいた♪(爆)
軽部さんにも「すごいね〜!」と言われて、拍手喝采でした(笑)


次に『ラブサムU』とともに、バッチリ青島のコスプレをした亀山(以下、亀P)の登場!
スマスマで香取君が使ったデカ耳を付け、眼鏡もとって、本当になりきってます(笑)
青島コートは、ちゃんと傷跡も縫ってある本物! 時計は青島と同じ物で、亀Pの私物。
メイキング番組を見た方はご存知だと思いますが、
桟橋のシーンで一度、織田さんが時計を地面に落としちゃったんですよね。
その後に亀Pが自分のを貸したらしいんですが、
またもや割られてしまったらしく、ヒビが入ってるとのこと。

 軽部「ホントだ。今、動いてないですね。」

 亀P「あ、これ電池切れ。」 <おぃ(爆)


ここで、軽部さんが「皆さんねぇ、すごいんですよ!5回、6回は当たり前。
13回って方もいるんです。」と13回の方に立ってもらい、亀Pに顔を見てもらう。

 亀P「僕も劇場ではまだ13回見てません。」

「あの方は11回。 ちょっと立って。」とのご指名で、次点の私も晒し者に(爆)
マント友の会の方から「マント〜!」と声がかかったので、思わず調子に乗ってくるりと回ると、

 亀P「やりすぎ、やりすぎ。」

あはは、亀Pに突っ込まれて光栄です(^^;;ゞ

ちなみに、亀Pは今までに劇場でちゃんと見たのは4回で、
時間の空いた時にこっそり観に行くことなどはあるそうです。
ある劇場では、「踊るを作った者なんですが…」と言って上映中に入らせてもらおうとしたら、
窓口のおばさんが怪訝そうだったので、そこで売られているパンフレットを開いて
「これ、僕なんですけど…」と言って入れてもらったとか(笑)
(亀Pの名誉のために言っておくと、決して職権乱用でタダで入ろうとしたわけではなく、
 ちゃんとチケットは持ってたらしいです。が、客の反応を見たいために
 ゲリラで途中から入りたかったので、こういうことになったのだとか。)


次に、亀Pの相方を呼ぶ。

 亀P室井さぁん!

え!? 堀部(以下、堀P)、室井さんなの?和久さんのコスプレって聞いてたのに…。
と思ったら、やっぱり和久さんで現れました(笑) 帽子からコートから全部和久さん仕様なのに、
何故か足元だけは黒のスニーカー。 <和久さんは履かないだろう!?(爆)

 堀P「皆さん、今日は僕のコスプレのために集まって頂いて、ありがとうございます。
    でも…(亀Pに向かって)『もうあんたの命令なんか聞けるか!』 <いきなりかます(笑)

軽部さんが「今日は和久さんの格好で…」と言うと、

 堀P「ええ、自前で。」 <おいおい

 亀P「こんな地味な私服、持ってんだ?(笑) かっこいー!」

 軽部「堀部さん、暑くないですか?」

 堀P「正直暑いです。 我慢大会かよ!!

…というわけで、さすがにここでコートは脱ぎ、亀Pも耳を外し(笑)、3人とも椅子に座る。
コート脱いでビシッときまったスーツ姿に「おぉ〜〜」との声が上がると、

 軽部「皆さんリアクションいいですよね〜(笑) これは楽ですね。」

 堀P「コート脱いだだけで『おぉ〜〜』って。 こんな楽な芸人いないですよ!」 <芸人かよっ(笑)


で、軽部さんが一生懸命進行を次に進めようとしてるのに、
堀Pがハンカチ探してコートをもぞもぞしてたり、亀Pが眼鏡を青島ネクタイで拭いてたり(!)、
一向に落ち着かない二人
軽部さんが「お願いしますよ〜(^^;;」と言うと、堀Pがすくっと立ち上がり、

 堀P『オフ会を立て直す!!!』<これはうまい!(爆)


 未公開シーンの上映

やっと本題。

 亀P未公開のシーンの他に、『カットがかかった後も、延々芝居を続ける織田裕二』とか
    『長すぎて切られたギャグ』とかをお見せします。 途中解説もはさみながら…」

『C.A.R.A.S.』のロゴ付きモニターは会場に数箇所設けられていて、後ろの人でもちゃんと
見えるようになっている。 
…が!肝心のステージ上の亀Pたち用のモニターがなかったようで、上映開始後すぐに

 亀P「ちょっと待って! 僕たちが見えない(爆)」

 堀P「どうなっちゃってるんだよ〜。 『やってられるかっ!』<青島ばりに上着を床に叩きつける

 亀P「暑いからどさくさに紛れて脱いでるんじゃあ…? 汚ね〜手ぇ使うな〜。」

 堀P「いやいや…『僕たちの仕事に無駄だと言われるようなことはない』 <絡める絡める(笑)

急遽カルロスが出てきて、亀Pたち用のモニターを設置して仕切り直し。


@ 『ふじ丸』の中で、和久さんが「忘年会の時も頼むぞっ」と言った後のお祭り騒ぎのシーン

画面に映るシーンは終わっても、船の外のシーンにかぶせる音を録るためにカットはかからず
(っていうか、必要以上に引っ張り/笑)、延々と演技をし続けている
後ろ姿の織田さんもだんだんやることがなくなって困り、
ライブばりに飛び跳ねるわ、天井に向かって機関銃かまえるわ…。
30秒ほどしてやっとカットがかかった時の、すみれさんのゲンナリした顔(笑)


A 同じく『ふじ丸』の中で、和久さんが「犯人に同情しちまう人質もいるんだ」と言うシーン

ステッキをSAT隊員に突きつけた後に、和久さんがフッと取り出したのは缶コーヒー
そしてやっぱりプルをなかなか開けられない(笑)…というギャグでしたが、
マニアにしか受けないんじゃないかということで、まるまるカットだそうです(T_T)


B 真下がネゴシエーターとして湾岸署に戻ってきた時のシーン

本編では、湾岸署1階ロビーにて雪乃さんとの絡みの後はすぐ大会議室のシーンでしたが、
その他に、刑事課に顔を出した真下が、みんなにキャーキャー言われながら囲まれて、
ロス土産を剥ぎ取られるというシーンがあったようです。
(ちなみに、公開前の『集う』で上映された未公開シーンはこれでした)

嵐のようにみんなが去った後、机の下から呆然とした真下が顔を出して一言。
「僕…キャリア。」 <真下の署内での位置づけがよく現れてておもしろいんだけど、堀P曰く、
編集してみてテンポが悪いとか、かぶったシーンがあるとかでカットされることはあるそうで(^^;;


C 真下と雪乃に、青島とすみれが「取調べしちゃうぞ♪」とはやし立てて立ち去るシーン

すみれが歩きながらコソッと、「ねぇ、青島くん。ネゴシエーターって何?」とボケる。
これは実は深っちゃんのアドリブで、監督もおもしろがってくれたそうなのだが、
天然ボケはすみれのキャラじゃないということで泣く泣くボツになったそう。

この後、例の雪乃の写真を、真下と雪乃が取り合いをするシーンがまたもや延々と。
写真を取り返した真下を雪乃がぶっ叩いたり(笑)


D ラスト、だだっ広い空き地で青島が必死に何かを探してるシーン

雪乃さんが犯人の供述を聞きながら「もうちょっと右ですー!!」とか言ってるところ。
「左…かなぁ…?」とハッキリしない犯人に対して、すごい形相でにらみ付ける雪乃さん(笑)
そして、そのハッキリしない指示を聞きながら、「え〜〜?」とか言って何かを探し続ける
青島くん。 拾ったガラクタやバケツをポイポイ投げたり、とにかく延々長い!(笑)
長すぎるのでカットだそうです(^^;;

亀Pが「この時、織田くん何か持ってたの?」と聞いたら、
「いや、何も持ってないです」と織田さんは言われたそう。
持ってるフリだけだったのかぁー!?(◎o◎)


 TVスポットの上映

@ 【観客篇A】(30秒Ver.)…ラブサムがBGM。観客の感想で構成。

A 【観客篇B】(30秒Ver.)…R.A.P.がBGM。観客の感想で構成。

B 【観客篇A】(15秒Ver.)…@の短いバージョン

C 【観客篇B】(15秒Ver.)…Aの短いバージョン

D 【コメディー篇】(15秒)…署長のラブメール事件のみで構成されたスポット <おもしろすぎ!

E 【真下恋愛篇】(15秒)…真下のプロポーズのみで構成されたスポット <これもおもしろすぎ!!


 亀P「これ以外に、ちゃんとした本CMは流れてますので、心配しないでください(笑)」

 堀P「これ(DE)だけだとちょっと心配ですけど。全然踊るのこと知らない人が、
    『日本中で大ヒット!』とか言って見たのがこのCMだったら…
    大丈夫か!?ニッポン!みたいな(笑)」

 亀P「ああいう映画だと思って観に来たら、思わず感動しちゃったってのもいいじゃない。」


前回のMOVIE1の時は、17パターンものスポットを作ったそう。
あんなに長く興行するとは思ってなかったので、最後は、
ティーショットやってる吉田副総監の後ろで『踊る大捜査線は映画界のホールインワン!』
というあおりを入れたものまで作ったらしい(笑)

何度も同じCMだとお客さんが飽きちゃうので、
1週たりとも同じCMは流さない
という考えで今回も作ってるそうです。


ここで、最前列に並んでる捜査員が持っている手作りうちわが気になったらしく、
亀Pたちが「ちょっと見せて!」と手にとる。
これがまた力作で(笑)、亀Pの顔を貼り付けた物の他に、堀P、本広監督のもある。
特に堀Pのは白黒でやや下からのアングル写真を使ってるので、コワイ!!!
『踊る』じゃなく『呪怨』さながらの…(爆)

この後もしばらく捜査員いじりが続き、たまたま二人で並んでうちわを持ってた男女に、
軽部さんまで「二人はカップルなの?」としょーもないことを聞いたりして…(^^;;

 堀P「今日はね、今までのどのオフ会よりもグダグダです! すごい、いい空気(笑)
    いじってほしい奴、前に来い!

 捜査員(♀)「いじってぇ〜♪」

 堀P「女の子がいじってぇ〜って…(爆)」


 お天気フィラーの上映

天気予報のバックに流す映像を『お天気フィラー』と言うらしいが、それの【踊る2Ver.】
今週1週間、フジテレビの20:54〜21:00に流れるニュースの後に流れるとの告知。

 【Aバージョン】ラブサムのストリングスVer.(っていうのかな?『Intro』や『Outro』の曲)に
             合わせて、踊る2や各地の舞台挨拶の映像等が散りばめられている

 【Bバージョン】C.X.をBGMに、同じく構成されたもの

2バージョンありますが、基本的に【Bでいこうと思ってるらしい。
【A】だと「毎日雨みたいだから」だって(爆) <確かにしめやかな曲ではありますね(^^;;


 軽部「じゃあ、このAバージョンは、このままお蔵入りですか?」

 亀P「そういうことになりますね。」

 捜査員「DVD(に入れて)!」

 堀P「DVDにするほどの映像じゃないだろー!そんなに自分の顔が見たいんか〜!!
    ・・・・・すいませんっ!!<(_ _)>」 <暴言を謝る堀Pはやっぱり照れ屋さん(笑)


ここで、「使われた映像の中に札幌だけ入ってなかった」と捜査員から指摘が。
(柳葉さんと真矢さんの舞台挨拶ですね)
亀Pは「もしかしたら素材がないのかもしれないんですが、確認してみます。」と言ってました。


 新CMスポット上映 <異例の大ブーイング!

3日前にラフ案があがってきたばっかりという、できたてホヤホヤのCM3種をお披露目。

が、しかし…(笑)

@ 【すみれ篇A】(15秒)…いきなりあのシーン(正面から)です。 そう、ブシュッと…(T_T)
                 そして青島の「お願いします!仲間を助けてください。」へ。

A 【すみれ篇B】(15秒)…これもあのシーン(横から)のモノクロ加工から。
                 その後、青島の「どうして現場に血が流れるんだ!?」に続く。

【すみれ篇A】の途中から、もう「えぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!?」の大ブーイング!(爆)
この予想外のものすごいダメ出しに、いったん上映を止めて、亀Pが「ダメ…?(^^;;」と
真下のように会場へ聞く(笑) ダメっしょ〜〜〜! ネタバレし過ぎ。
一生懸命言い訳をしていた亀Pですが、あまりにも静まらない会場の動揺に、

 亀P「ちょ、ちょっと待ってくれ。 わかったよ、出さね〜よ、しばらくコレ!

会場、大拍手!(笑)

まあ、すみれさんのネタバレに関わらず、血が出るシーン
TVスポットの規定にはちょっとひっかかるんだそうです。
【B】の方は完全にダメで、【A】「ブシュッ」って音が問題なので
これから練り直す予定だったんだけど、今回のこの反応を見て、やはり考え直さなければと。

亀Pとしては、青島くんが抱きしめてるのがすみれさんだということをわからせるCMを、
1個は作りたいそうなんです。
何故そういうことになったのか?というのを知りたいお客さんが来るだろうと。
そんなふうに懸命に説明する亀Pでしたが、やっぱり会場の反応は×(笑)

ちなみに堀Pの意見は、「宣伝」として考えるならば、
これはチーフプロデューサーの考えとして正しいと思う、と。
これだけ宣伝してもまだ見に来ない人を劇場へ連れてこようと思うなら、
一番衝撃の強いところを使うのは鉄則だから。
思い入れの深いファンの方は「なんで見せちゃうのー!?」と思うだろうけど、
映画ビジネスの論理としては正しい
ということです。

とりあえず、夏休み中のオンエアは自粛するらしい(笑)


B 【アクション篇】(15秒)…タイトルバックを使った、R.A.P.がBGMのかっちょいースポット。

C 【吸血鬼篇】(15秒)…岡村くんが主役のスポット。 BGMは『Murder』
                ラストは、本編では未公開の岡村カットを使ってます。

これらは2本とも、夏休みの子供向けらしいです。これはもう、文句なく拍手喝采。

 堀P「あんまりここの会場のウケがいいと、マニア向けなんじゃないかと心配(笑)」


でもここで軽部さんが、「【吸血鬼篇】は混乱させるのでは…?」との意見が。
すかさず堀P、「軽部さんまで…。亀さんへのダメ出し大会!!」と突っ込む(爆)
「いや、ダメ出しじゃなくて…(^^;;」と必死に言い訳する軽部さん。

亀P曰く、混乱させるのは逆に「狙い」であると。
『ポケ●ン』に押されている小・中学生の心をつかむには、
岡村くんを使ったCMを1本は作りたかったのだそう。


ま、そんなところで新CM発表は終了したのですが、亀Pはドッとお疲れのご様子。
そりゃ、あれだけのダメ出し目の前の400人全員から受ければ、相当傷つくでしょう…(^^;;

 堀P「この人、すっごい捜査員の評判とか気にするんですよ〜。」

 軽部「だってさっき、本番前に確認でVTR見た時、自信満々でしたもんね。
    『【B】はダメなんだけど、【A】はオッケーなんだよな〜♪』なんて。」

 堀P【A】【B】もダメ、と…(笑)」

あはは…なんか亀Pかわいそうになってきた(^^;; けど、あのCMはちょっと待ったです〜。


 質疑応答コーナー

事前に当選者からネットで募集した質問を、いくつか亀P&堀Pに答えてもらうコーナー。


@ 映画では実際にレインボーブリッジを封鎖していますが、どこで撮影されたのでしょうか?

 亀P「ここにいる方はほとんどご存知でしょうが、これは京都の建設中の高速道路です。
    『マトリックス』が映画のために3q高速道路を作ったのに対して、僕たちは
    工事中の高速道路を8q借り切ったんですね。」

 堀P「路面と中央分離帯は京都での撮影ですが、それ以外の橋の部分は全部CGです。
    それと、空撮で青島が犯人の車を追っかけてますよね。 あれは『デジタル青島くん』
    と言って、デジタル処理で作った物です。」 <そう思って見ると、かわい〜♪(笑)

 亀P「ちなみに冒頭のヘリコプター7機。 あれはやりすぎでしたね。 本当は3機しか
    飛んでないのに…(笑) 織田裕二も『やめた方がい〜んじゃないすか?』って
    横で言ってましたし。 演習で7機も飛ぶか?みたいな(^^;;」


A エンディングあたりで、青島が草むらで探していた物は何ですか?

 亀P「あれは僕も気になって本広に聞いてみたんですが、『これぐらいのもの』
    (つまむ形をして)だそうです(笑)」

 堀P「あれは、『希望という名の証拠品』です(爆)」

ちなみに、最後のすみれさんのカットで首にしていた弾丸のペンダント
弾は突き抜けていたはずなのに、なんでペンダントが作れるんだろう?と
亀Pも不思議に思ったそうです(^^;;
「鑑識が見つけて渡したんでは?」という捜査員の声に、堀Pが「あ、それ採用!」と。
でも亀Pが「そんな証拠品をあげるか?」と突っ込む(笑)


B 撮影中いっぱいNGを出したのは誰ですか?

 堀P「踊るは、おそろしいぐらいNGってないですね
    今回ユースケが1回だけハマってしまったのは、ロスの研修から帰ってきた真下が
    『クライシスネゴシエーション』と言うところがあるんですが、そこだけ何回も何回も…(笑)
    後はほとんどないですね。」

会場の捜査員から、「主役の織田さんのダメ出しは〜?」との声があがる。

 亀P「織田くんはダメ出しっていうよりも、自分の芝居を固めたがるタイプだから、
    本人が納得いかなければもう1回やらせてもらえないかと言うことはあります。
    けど最後にはちゃんと監督がジャッジしてますよ。 『それはいらない』とかね。
    最後の『血ぃください!』のシーン8回撮ってますけど、本人がやりたいと言うなら、
    もしかしたらもっといいものが撮れるんじゃないか?とこちらとしても思うわけですよね。
    それは可能性だから。
    けど結局どのテイクを使ったかということに対してのダメ出しは、彼はしません
    やってる最中は自分で納得できるまでやるけど、監督が選んだテイクに対して
    『こっちの方がよかったのに』とは絶対言わない。
    でも納得できるまでやるっていうのは、僕は必要なことだと思います。」

亀P、熱弁。
最近、織田バッシング記事が多発してる最中なだけに、亀Pのお言葉は胸にしみました(T_T)

あとは、本広監督が小野武彦さんを始めとする俳優部につるし上げ(笑)をくった話。
署長のラブメール事件の犯人がわかり、そこに署長が現れるというシーンで、
監督と役者陣との考え方の違いがあったそうで、ドライが終わってお昼休憩か何かの時に、
監督が呼び出されて俳優部の皆さんと熱いディスカッションがあったようです。
シリアスシーンにコメディ要素が絡んで、どうやって気持ちを入れるか、
そこが君塚脚本の恐さであり、そこがうまく見せられたのなら、
それは本広監督の力量だということです。
(私はあのシーン、すごいよかったけどなぁ。コメディーとシリアスが絶妙で。)


C スタッフの出演シーンを教えてください。

実はこれ、私の出した質問です。 「すでに11回ほど見ましたが」というところでバレました(笑)
軽部さんが覚えててくださって、「11回って…あれ?あなた?」と(^^;;ゞ

「ちなみに、カジノで大当たりを出すアンチカ刑事、置き引き犯を捕まえた東海林刑事、
談合弁当屋のヨコモリさん、バナナを食べる羽田P、
雪乃さんが拉致された翌朝、広域警戒を発令する声は亀P?などは認識しております。
間違ってたらスイマセン。」と続けて書きまして、

 軽部「今のは全部当たってるんですか?」

 亀P「当たってます。」

 堀P「十分じゃないですかね!? これ以上何が知りたいんだ、君はぁ〜!
        <あはは、もっと知りたいのよ〜(^^;;

全て挙げるとキリがないようなので、亀Pがもう一発声だけ出演してるところがあると暴露。
実はこっちの方が気に入ってるとか。
「どこかは教えません。」という亀Pに、手を挙げて答える捜査員。

 捜査員(♀)「『捜査員を派遣する』ってとこ?」

 亀P「ピンポン!!」

大拍手(笑)

 亀P「あれ、何が楽しいって、織田裕二が見上げるのが楽しかった♪ 天の声で
    『織田く〜ん、悪いけどもう一回やってくれる〜?』『はい。』って上向くのがね(笑)」

堀Pは「今回僕は1箇所だけ。深っちゃんを撃ったのが僕です。」とボケをかまし、
「いえ、今回は全くないです。亀山さんに出番とられちゃって(笑)」と。

亀P、実はスカパーの番組のため笠井アナに「何か亀山さんのリンクをください。」と言われ、
しょうがないので本広監督に電話して「どっかしゃべれるとこあるか?」と打診したところ、
「ありますよ〜。」と言われてあのシーンを与えられたそうです。 ところが収録しに行った時、
見せてくれと言っても何故かそのシーンを見せてもらえなかったらしい。

 堀P織田くんより自分の芝居に納得しないですからねー!
    オッケーって言われても『いや本広、もう一回やらせてくんないかな』って(笑)」


D 『2』を製作するにあたり、「ここだけは譲れない」など
  『踊る』の世界観へのこだわり
あれば教えてください。

 亀P「譲れないっていうよりも逆に、前作に必要以上にこだわらず新作を作る
    という気持ちを持って作ったつもりです。
    一度会議で、前作を超えるためのセリフ探しが始まったんですね。
    『事件は現場で起こってるんだ!』に代わるセリフを、延々3時間も話し合ってる時に、
    あぁ、これじゃダメになる、と思った。 だから前作にとらわれず、
    全く新しい映画を一本作るんだという気持ちでやりましょうって言ったんです。 
    そうじゃないと、『2』は途中で分解してましたね。

    本当は、僕以外の誰かが作った『踊る』を見たかった。
    そしたら文句も言えるじゃないですか(笑) 
    自分が作った作品を否定してまた作るっていうのは、相当しんどかったですね。」

それだけ苦しい思いをして作った『2』だからこそ、さっきの【すみれ篇】CMへのダメ出しのように(笑)、
よくも悪くも観客が反応してくれるのは嬉しいそうです。


 堀P「(こだわりは)君塚さんの脚本と、それを演出する本広の考えを実現するために、
    どこまで制限をつけないようにしようか、ということですかねぇ。
    例えば、『ヘリコプターを10機出したい』と監督が言った時に、『5機にしとかない?』って
    壁になるのが、現場のプロデューサーなんですよね。
    それを、限られた時間と予算の中で、いかに制約を広く持てるかという…。」


 『舞台も踊る大捜査線』と『踊る大捜査線 International ver.』

ここで、本広監督が会場に来ているということで、ステージに呼ぶ。 ほぇ〜〜後ろで見てたんだ?(^^;;

実は今回のステージは、15日から行われる
スリアミの『舞台も踊る大捜査線』で使われる舞台セットを使っているそうです。
どうりで署長室のようなステージだと思ったわ〜!

 本広「みなさん、ありがとうございます。 (亀Pと堀Pに向かって)もう引っ張りすぎです!
    いつ終わるんだろう〜?と思って…。 堀部さんは酔っ払いみたいだし(笑)
    でも、こういう上司がいないと、『踊る』はできなかったっすよ。」 <一応最後にヨイショ?


本広監督から、今『舞台も踊る』の準備中で、それが終わったら今度は
『踊る大捜査線 International ver.』というのがあるとの告知。 
実は、『踊る2』が最速で(お盆明けには?)興収100億いくだろうということが
もう海外に流れていて、ハリウッドの1/10、1/20の宣伝費
何故あんなに儲かるんだ?と言われたらしい。

 亀P「ちょっとムカついたんだけどね。 誰がプロデューサーやってると思ってるんだ!(笑)」

それでいくつか取材を受けた時に、「エンディングはいくつあるんだ?」と聞かれたそう。
(要するに、いろんなキャラクターたちの「オチ」ですよね) 
だから、例えば真下と雪乃の恋物語などは初めて見る人には関係ないわけで、
そういういのをカットして2時間以内に収め、ダビングもし直して、
海外への流通も視野に入れてるそうです。

この『International ver.』は、吹き替えか字幕になるわけですが、字幕は客が入らないので、
亀Pは吹き替えの方がいいと言ってるらしい。

堀P「『青島、キャッチだぁーー!』みたいな?」 (爆笑)


『舞台も踊る』に話は戻り、チケットは即日完売したけど、
スカパーBBの映像配信は、今のところまだ60人ぐらいしか応募がないそうです(!?)
スカパーBBの映像は、一度DLすれば何回でも見れるというシステムになってるらしいので、
ぜひロコミで広めてくださいとのことでした。 (へぇ〜DLできないかと思った…)


 軽部「というわけで、5回見た方は10回を目指して、13回見た方は30回目指して、
    今日の話を聞いて観に行くとまた新たな発見があるかもしれませんので。」

 堀P「ありますかねぇ〜〜〜〜?(^^;;」

 軽部「すいません。 アナウンサー的まとめに入っております(笑)」


軽部アナの素晴らしいまとめで、終了時間を1時間ほどオーバーした東京オフ
お開きとなりました。 が、4人が退場した後も皆席を立たず、
流れてきたラブサムUに合わせて手拍子が起こり、アンコール?(笑)
期待に応えて亀Pと堀P(すでに私服に着替えてた)が再登場♪

 亀P「本日は本当にどうもありがとうございました!」

 堀P「みんなが帰んないと、帰れないから…(^^;;」

スタッフの方は、今からこの会場で『舞台も踊る〜』の仕込みがあるらしいので、
早く退場してほしいようでした(笑)


 オフ会後のオフ会(^-^)

こうして最高のオフ会の後、会場の外では湾岸くんの着ぐるみや
ピンクサファイアGの
撮影会がしばし行われ、その後もまだグダグダと居残って、
ヨコモリさんや羽田Pや、グッズ担当の久保さん、
Web担当のささゆきさんやyatouさんなどとお話したりしました。
ピンクサファイアGの衣裳から着替えた貴重な(?)私服のなすかさんまで発見(笑)


今日も元気にサービス撮影会のお二人



結局、ほぼ最後まで残っていた濃いメンバーで、有明の方のお店でオフ会を♪
初めてお会いするメンバーばかりだったのですが、すごく楽しかった〜!
でも私は21:30の最終新幹線で帰らなくちゃならなかったので、
途中で抜けたんですがね…残念(T_T)