木製門塀の再建
施工前:門塀現況
30年以上前に作られた門塀。木部の老朽化に伴い扉が可動しなくなった。
工事依頼があってから最初の設計図を作成。 メンテナンスの容易さを考慮。
当初案は「アルミ製のエクステリア」で整備を提案。
しかしながら、施主の意向で「木製門塀」を再建させてもらうこととなった。
使える部材の再利用を検討するが長年屋外で風雨にさらされてきたので
全て撤去処分することになった。
1.準備・撤去 材料手配と協力会社の調整と既存構造物解体・樹木剪定、整枝
2.足場・養生 建具を取付まで安全に工事を進めるためと夜間の保守
3.雑工事 庭園内整理整頓
4.木工事 材料を現場に持込んで大工さんが刻み基礎工事も連動
5.石工事 門扉ト車を真鍮レールで受け錆御影石の台座を据付
6.建具工事 引戸門扉取付
7.瓦工事 木製部材を雨から守る
施工中:三枚引戸(開閉写真)
足場・養生が外れて陽の目を見た門塀。道行くご年配の方からは温かい声が聞かれた。
檜の香りと清清しさが心地よく感じられたのではないでしょうか。
「木製門塀」完成写真
8.左官工事
9.塗装・板金工事
10.完成・引渡
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