無年金障害者「年金」110番のお知らせ新聞記事


 
無年金障害者の会が定期相談スタート 原代表「実態と提言、国に発信」
2010.3.20 00:24 産経新聞

 障害年金が受給できない「無年金障害者」救済の先頭に立ってきた「無年金障害者の会」が20日、定期電話相談をスタートさせる。5年前に特別障害給付金制度が導入されたものの、全国で12万人と推定される無年金障害者のうち、支給が決定したのは1割未満。同会代表の原静子さん(65)=兵庫県尼崎市=は「制度の改正が必要。相談から実態を把握し、国への提言をまとめたい」とし、夏と秋にも行い、年3回程度、定期的に実施するという。

 原さんは神戸大4年生だった昭和43年、横断歩道で車にはねられ脊椎(せきつい)を損傷。小学校教諭の採用が決まっていたが、断念した。当時、学生は任意だった国民年金への未加入を理由に、障害年金は支給されなかった。

 夢だった「『二十四の瞳』のような先生」になりたくて、事故の賠償金と両親の支援で自宅を買い、小さな学習塾を開設。仕事の傍ら、2人の仲間と平成元年に会を結成し、手記集やビラを作って国への陳情を重ね、運動を拡大した。

 13年7月、全国9地裁に30人が提訴した学生無年金障害者訴訟の原告の1人に。訴訟は特別障害給付金制度の創設につながったが、給付を受けると国の障害者向け福祉手当(年約17万円)が打ち切られると知り、「老後の月1万円(が受けられないの)は大きい」として取り下げた。「給付金ができたのは良かったが、課題は多い」と指摘する。

 職探しに苦労する若い教え子の姿に、原さんは「年金が一時的に払えない時に事故に遭い、自分のような無年金障害者になり得る若者が増えているのでは」と危機感を募らせており、「実態と提言を発信し、制度改正につなげたい」と話している。
 20日は午前10時から午後3時まで、大阪市北区のプロボノセンターで、社会保険労務士らが電話((電)06・6312・9800)で相談を受け付ける。

 
 無年金障害者の会:20日に電話相談 複雑な受給条件など、弁護士ら対応 /兵庫
〔阪神版〕 3月18日13時19分配信 毎日新聞
 国民年金が任意加入だった時代に未加入のまま障害を負い、障害年金を受給できない障害者らでつくる「無年金障害者の会」(事務局・尼崎市)は20日、複雑な受給条件などについて、弁護士や社会保険労務士が相談に乗る「無年金障害者『年金』110番」を実施する。

 20歳未満で障害者となった場合、条件を満たせば20歳から障害年金が支給されるが、20歳以上では障害を負った疾病の初診日に公的年金に加入していなければ、支給されない。国民年金加入が任意だった91年4月以前の学生や、86年3月以前の専業主婦の中には、未加入のまま障害を負い無年金となる人がいる。全国9地裁で、国を相手取り支給を求めた学生無年金障害者訴訟は、一部を除き敗訴が確定している。

 同会によると、無年金障害者は全国に約12万人いるとされる。ところが、受給可能な人でも年金支給の基準となる初診日や、初診時に公的年金に加入していた事実などを確認できる証拠がないなどの理由で受給できない人も多いという。

 同会代表の原静子さん(65)=尼崎市=は、「役所に相談して解決しなかった人や、相談する所がなくて困っている人は是非電話してほしい」と話している。午前10時〜午後3時。電話番号は06・6312・9800。【津久井達】

 
 無年金障害者に20日、電話相談 兵庫の支援団体
2010年03月18日 熊本日日新聞・暮らし
 保険料の滞納期間中に障害者になるなどの理由で支給要件を満たしていないとして、障害基礎年金を受給できない人の悩みに応えようと、兵庫県尼崎市の支援団体「無年金障害者の会」が20日、電話相談「年金110番」を実施する。

 社会保険労務士や弁護士が相談に応じ、近畿地方の居住者に対しては必要があれば後日出向いて面談する。

 同会によると(1)保険料の滞納期間中に障害者になった(2)受給には病気やけがで初めて受診した日を確定する必要があるが、病院の記録が破棄されるなどして分からない―といった理由で障害基礎年金を受給できない「無年金障害者」は、国の推計で12万人という。

 同会の原静子代表幹事(65)は「一人で悩まないで相談してほしい。制度を変えるためにみんなで頑張ろうと呼び掛けたい」と話している。相談は20日午前10時から午後3時まで。電話06(6312)9800。(共同)