悪化の一途を辿る
「何か、嬉しそうな顔してない?」
人の顔面を素足でぐりぐりと踏みながら、雲雀がため息をつく。どうしてこんなことになったかはいまいちわからないが、雲雀のサドっ気が発動したことは確かだ。
「顔を踏まれて気持ち良いの?」
決して気持ち良い訳じゃない。進んで踏まれているわけでもなければ、嬉しそうな顔なんてしているわけがない。
ただ、俺が反抗すれば雲雀は喜ぶだろうと思って、飽きるのを待っていたはずが。
状況は悪化の一途を辿る。
書きかけがメールフォルダにあったのでぽいっと。
なんだこれ。
SMか。