10年後獄ヒバ 捏造マフィア設定 甘口注意

 

 

 白いシャツと臓腑の温もり

 

 

 スーツに袖を通す前の、ただ白いシャツに包まれているだけの背中に欲情するのは仕方ないのだろうか。

 僅かな所作に浮かび上がる肩甲骨、必要なだけの、けれど弛みのない筋肉に被われた臓器の柔らかさ。それを、背中に回した腕だけでなく全身で感じられる気がするから体を重ねることに抵抗はない。

 はじめの頃はただ弱いだけの犬だった彼が、敗戦の度に這いずりながらも足を止めず、今では組織のナンバー2だと称されても遜色ないほどに力をつけた。そのすべてを見てきたから、弱さを内包するこの体が好きだった。

「…んだよ…」

 背に額を寄せても抵抗はされない。温もりは嫌いだけど、心地悪いとは感じなかった。

「まだ、時間あるんでしょ」

 誘いを掛ければ、短い唸り声。

──諦めな。君も僕も、愚かな男でしかないんだよ。



 白いシャツに爪を立てるのは、嫌いじゃない。

 

 

 

 

 


 小ネタサルベージ

どっかの一場面のような。スーツ萌えの延長線上。
背中に密着されたら朝からたまんないよね。
大人獄はいい体してると思うんだ…むしろいい骨格!骨!骨フェチ!

うちの雲雀さんて獄寺好きすぎるよね。
獄寺の腹に風穴空いたら嬉々として手を突っ込んでみると思う。
殴ったときの骨とか肉とかの感触が手に残るのが大好きで、トンファー使ってるんじゃないかな。
生手だと内臓にあんまり届かないから。