つなむくクリスマス小ネタ

 

 その後のバカップル

 

 

 両足は痺れを通り越し、いっそ痛いくらいだが、綱吉はぐっと堪えた。

「なぁ、骸」

 膝の上に居座り続けている恋人は、確かに身長の割には重くはないが、綱吉よりずっと背が高い分それなりの重みはあった。それを膝に乗せて小一時間、ソファと骸の尻の間に挟まれ続けている綱吉の脚は、正直限界が近い。

「なんです?」

 近場のケーキ屋さんで辛うじて買い求めたチョコケーキを抱えながら、骸が小首を傾げる。

 唇についたクリームを舐めとる赤い舌に視線が行ってしまうのは、仕方ないことだろうか。

「俺にも一口頂戴」

「クフフ、構いませんよ」

 口を開けて待てば、小さく切り分けられたケーキを乗せたフォークが差し出される。

「ん、うまい」



 時々甘えたになる恋人の我が儘に振り回されるのも悪くないか、なんて思ってしまうのは惚れた弱味なんだろうか。

 

 

 

 

 


べったべたに甘える骸も可愛いと思ってしまう。