原本頁行 区 点訳頁行 比較結果 旧 1-11 おほ゛えて□いる□ことの□てんまつわ□こーて゛わなかった、□と 新 1-11 おほ゛えて□いる□ことの□てんまつわ□こーて゛わ□なかった、□と  「ある」とか「ない」とか言える場合の「ない」は、たいてい、形容詞の「ない」ですから、 切ることが多いですね。 旧 2- 8 そーいえは゛□よなかに□といれに□おきて□いった□おりに、 新 2- 7 せ゛んはんわ□かえりの□おそい□ひか゛□つつ゛いて□いて、□そー 2- 8 いえは゛□よなかに□といれに□おきて□いった□おりに、□かえって  「そういえば」という言葉は、普段「そう」と「言えば」に分けて考えていないのですが、一応、 「ああ言う」とか「こう言う」などと同様、2語であって、複合しているわけでもないようです。 旧 2-16 おもいちか゛いて゛□あって、□ひにちか゛□ちか゛うとか□いう 新 2-15 □□C4.□ところか゛□し゛つわ、□それわ□たいへんな□おもい 2-16 ちか゛いて゛□あって、□ひにちか゛□ちか゛うとか□いう 旧 3- 5 あなたの□き゛しょーにより□さいは゛んかんの□しんしょーわ 新 3- 5 あなたの□き゛しょーに□より□さいは゛んかんの□しんしょーわ  「より」は、字面が同じでもいろいろあるんですね。「5月より10月まで」というときの 「より」(漢字で書けば「自」)は助詞、「花より団子」の「より」も助詞、 「左寄りの出口」の 「寄り」は造語要素、「上意に依り成敗いたす」の「より」(依り、あるいは、因り)は動詞です。 この場合の「より」は動詞ですから、切ります。「よって」に言い換えられれば、多分、動詞です。