旧 1-14 しょさ゛い□なく、□あれこれ□きおくを□たく゛って□みると□(と 新 1-14 しょさ゛いなく、□あれこれ□きおくを□たく゛って□みると□(と 「所在ない」という言葉は、もともとはたぶん「所在」と「ない」の二つの別々の要素から成り立っていた言葉なのだろうと思います。 しかし、いまでは「所在ない」で一語の形容詞として、辞典などにも載っているようです。 私もつい切りたくなってしまうのですが、これはつづける「ない」です。 旧 2- 4 かーてんを□とと゛こおりなく□つけかえたかと□いうと、□こちらの 新 2- 4 かーてんを□とと゛こおり□なく□つけかえたかと□いうと、 「滞りない」はトドコオリ■ナイ、と切る、「関係ない」や「問題ない」「間違いない」などど同種の言葉です。「ない」の前に「が」や「も」を入れてみると、「滞りがない」「滞りもない」という言い方ができるのが、こういった「ない」を切る目安になります。 旧 4- 3 ないなあ。□□ほんとに□たよりないんた゛から」□‥‥‥□こんな 新 4- 3 ないなあ。□□ほんとに□たよりないんた゛から」□□‥‥‥□こんな カギの閉じのあと、いったん文章が切れて、「・・・」は「こんな」の前についている 点線と考えられますので、かぎ閉じのあとは2マスあけがいいと思います。 旧 4- 4 かいわか゛□めす゛らしくも□なくなった□さっこんの□わか゛やて゛ 新 4- 4 かいわか゛□めす゛らしくも□なく□なった□さっこんの 「珍しくもなくなった」は、微妙なところですが、やはり切る「ない」だと思います。 何かが失われたというのではなく、「珍しい状態ではなく」なった、という状況の変化を表しているからです。 「珍しさがなくなった」なら続けていいと思います。