問題6をmomonojiさんの解答と、こうしたらどうかな、という解答例を並べて書いてみます 「旧」が、momonojiさんの解答、「新」が、添削後のものですが、 「新」も必ずしもこうしなければならない、というものではありません。 旧 1- 5 いまわ□C500_えんた゛ま□Cひとつて゛わ、□なかなか 新 1- 5 いまわ□C500_えんた゛ま□ひとつて゛わ、□なかなか□ 「ひとつ」は和語なので、数符は要りませんね。 旧 1- 7 □C3けんさきの□おたくわ、□いつつの□おとこのこか゛ 1- 8 C1は゛ん□うえて゛、□その□したに□C4さい、□           新 1- 7 □C3け゛んさきの□おたくわ、□いつつの 1- 8 おとこのこか゛□いちは゛ん□うえて゛、□その□したに□C4さい、 「3軒」をどう読むかは、「ケン」でも「ゲン」でも間違いではないと思います。 どちらでもかまいませんが、一つの点訳物の中では、どちらかに統一します。 兄弟の「一番下」とか「一番上」とかいう場合、いっけん数字でも良さそうですが、 「兄弟のもっとも下」「もっとも上」というふうに、「最も」に言い換えができるので 仮名で書きます。 旧 1- 9 おんなのこか゛□ふたり、□C1は゛ん□したわ、□C2_らんせいの 新 1- 9 C3さいの□おんなのこか゛□ふたり、□いちは゛ん□したわ、 1-10 C2_らんせい□そーせーし゛の□おとこのこた゛って。□□C3なん ここでも、「1バン」は「イチバン」と仮名にしました。 「双生児」が抜けてしまいました。でも、「2卵生」につなぎ符をつけたのは大正解です。 旧 1-12 □□C3。□まんしょんわ□ふたへやか゛□わしつの 新 1-12 □□C3。□まんしょんわ□ふたへやが□よーしつて゛゛ 1-13 ひとへやか゛□わしつの□C4じょーはん、□りひ゛んく゛わ 「ふたへや」を和語に読んで、仮名にしたのはいいですね。 でも、洋室が抜けていて、ちょっと狭くなりました。 旧 1-18 みつほ゛し□れすとらんにて゛も□いこー。□□りょーり□C5しなの 新 1-18 みつほ゛し□れすとらんにて゛も□いこー。□□りょーり□いつしなの 「5品」はいろいろに読めます。 「5シナ」と読まれたのは、いちばん適切だと思います。 ただ、「ひとしな」「ふたしな」「みしな」・・・とずっと和語で読んできた場合、 「5品」は「いつしな」と読むことになるでしょうし、「1ピン」「2ヒン」「3ピン」・・・ ときたら、「5ヒン」と読むことになるでしょう。 ここでは、耳で聞いていちばんわかりやすいですし、単独で「5品」と出てきますので、 「5シナ」でいいと思います。 旧 2- 4 C40」おとこに□してわ□しし゛んの□いちめんも□あるのね。 新 2- 4 C40」おとこに□してわ□しし゛んの□C1めんも□あるのね。 これは、ちょっとひっかけ問題。 「あたり一面」などというときは、仮名で「イチメン」なのですが、 いろいろな面のうちのひとつ、というときは数字で「1メン」と書きます。 「2面性」という言葉もありますし、一応数えられる、という考え方なのだと思います。