■2002年5月のホーチミンシティ。

■ベトナム雑貨ブームは終わったと思っていたのだが、まだまだ日本人観光景気に沸くホーチミン。100ドルほどの予算で両手両足をショッピングバッグで埋め尽くすことができる快感のためか、はたまた値切っているうちに商品が欲しいのか値切りを成功させたいのか分からなくなる値切りドランカーなのか。しかし一部陶器や小物に関しては日本の方が安いことがあるので注意が必要です。ダイソーはバッチャン焼きを大量購入しないのだろうか。待ってるんだけど。

■買い物スポットも多いです。高級雑貨や雑貨小売店はDong Khoi通り周辺からNguyen Hue通り、Le Thanh Ton通り、Pasteur通りあたり。市場は中心部にあるベンタイン市場、ヤンシン市場(アメリカンマーケット)、チョロンのビンタイ市場、アンドン市場など。他に陶器問屋街Nguyen Chi Thanh通りに行きました。籐製品問屋街や骨董品通りもあるようですが未経験。雑貨店によっては市場で交渉に負けるより適正価格をつけているところもあるようです。問題は適正価格がいつまでたってもよく分からないということです。

■下記の文中に価格が提示してある場合、多くは店の提示価格または定価。わたしの値切りは大抵失敗しておりますが、万一無理な値切りが成功していてはいけないので値切り後の価格は書いていません。通貨はドンですが米ドルも流通しています。店頭での換算レートは通常15,000ドン=US$1。12,000ドンが約100円。1000ドンが約8円。

  1. PPバンドで編んだカゴバッグ。35x25x12cm。ビンタイ市場で購入。現地では主に大きいサイズが市場でのちょっとした運搬用に使われ、決してお洒落な家族が海水浴に持っていくようなものではない。実用第一、とにかく丈夫。恐ろしく丈夫。8,000ドン。
  2. ドンコイ通りを代表するお洒落雑貨店のひとつ「Authentique」で購入。直径10cm位。梅干を入れて使ってます。各US$4(定価販売)。
  3. カップ&ソーサー:陶器問屋街のバッチャン焼専門店「N」でno_05の黄色いお茶セットと共に購入。日本では絶対検品落ちするような黒点がたくさんある。カップ口直径8cm、ソーサー12cm。各US$3。 竹のお盆(小):ベンタイン市場の中央あたりにあるカゴ屋で、大きいのと合わせて購入(no_13参照)。
  4. 陶器問屋街の名も知らぬ店で購入。素焼きで急須直径11cm、湯呑み4cmと聞茶サイズ。写真では立派そうに見えるが作りはとてもテキトー。25,000ドン。
  5. 急須の丸さが気に入り、近々結婚する家族にと陶器問屋街の「N」(前述)で購入。湯呑がお猪口サイズのため「使えねー」と感想をいただく。下皿直径22cm、上皿12cm。no_3とまとめ買いで単品価格がはっきりしないが確かUS$5。
  6. ベンタイン市場の中央通り沿いの店で購入。受け皿24x15cm、急須直径10cm高さ12cm、湯呑も口直径6.5cm高さ6cmと大きめ。烏龍茶を淹れたら表面の細かいひび割れに沿って褐変してきたがこれも味と思うべきか。結構高かったので価格交渉はだいぶ粘った。言い値は18万ドン。
  7. 香炉。陶器問屋街の聞茶セットを買ったのと同じ店で別の日に購入。高さ8cm。15,000ドン。
  8. 竹のお盆(大):ベンタイン市場で小さいのと合わせて購入(前述)。お茶セットは下の受け皿を除くとかなり安くしてもらえたのだが、こうして見ると皿より盆の方が見栄えがいいような気もする。
  9. 竹を固めたお盆:アンドン市場3階で購入。24cm角。ここは観光客が少ない割に安くないし安くならないような気がした。お茶セット、香炉は別項。
  10. 木製の箸、箸置き10セット。箸には貝で満月と三日月の模様入り。アンドン市場で$7。ベンタイン市場で覗いてみたらずっと安い値札がついていて衝撃。
  11. 水牛の角製サラダサーバー。大変大きく全長30cm近い。竹を固めたお盆と一緒にアンドン市場3階で購入。ドンコイ通りの高級店に似たものがあり、とても欲しかったので値切りが甘くて反省。
  12. ほうき。全長57cmのミニサイズ。ビンタイ市場にて3000ドン。掃けば掃くほどチリが出る。
  13. 竹のお盆。大:45x31cm、小:33x24cm。ベンタイン市場のカゴ屋で購入。なかなかしぶといお姉ちゃんだったが、2つだったからかちょっと負けてくれた。言い値は大9万、小4万ドン。
  14. コーヒーフィルター。ビンタイ市場で購入。ステンレス製で13,000ドン。アルミのはとても安く2000ドン位。
  15. ドンコイ通りのサビコ・キンドーショッピングセンター内「O」にてバッグ(no_16)とおそろいでオーダー。$10。「O」は当初インターネット上で名を上げたのだが、無理な注文をどんどん引き受けていたようで仕上げが雑、完成時間を守らない、など苦情が多発しあっという間に評判を落とした。当時(2002/5)はまだ評判を落とす前だったが、いくつか不安を感じたやりとりもあった。私が頼んだものは大きな問題なし。
  16. ドンコイ通りのサビコ・キンドーショッピングセンター内「O」にて靴(no_15)とおそろいでオーダー。14x25x6cm。こっちも$10。
  17. ビンタイ市場「T」にて、ほぼ言い値でまとめ買いしたバッグ6つとサンダル4足の中のひとつ。合計してから値切り交渉、と思ったらその合計額が思ったより安かったために「お、安い」とうっかり口にしてしまい価格交渉に惨敗した苦い想ひ出の品である。妹へのお土産になった。
  18. 同上。
  19. 同上。庭の砂利で足をひねった拍子に底が剥がれた。バッグ、サンダルとも各US$4-6。
  20. 同上。ファブリーズしたら褪色した。
  21. 同上。18x30x11cm。刺繍がシンプルで気に入っている。裏も同じ刺繍。
  22. 同上。22x26x9cm。色が派手。刺繍とビーズの組み合わせ。裏は無地。
  23. 同上。22x26x9cm。どうやらわたしは余り凝っていないものが好きらしい。これも裏は無地。
  24. 同上。22x23x5cm。裏面も同じアップリケ。
  25. 同上。17x26x7cm。中芯が入っていて頑丈そうなつくり。裏面も同じ刺繍。
  26. お土産の定番、折りたためる民族布ポーチ。10x18x8cm。上記の際、値切りに失敗して意気消沈する私に店員がくれた。ベンタイン市場でも$1/15,000ドンで売っている。
  27. no_26と同じくオマケにくれたもの。片面ビーズ、片面サテン。16x14cmマチなし。定価$1だそうです。
  28. no_1と同じPPバンド編みのバッグ(大)45x35x20cm位でかなり大きい。鶏の3羽や4羽は軽く入ってしまいそうだ。18,000ドン。
    JM's Homepage
    published by Junko MIMURA,
    all rights reserved.