人は歩き続けてどこまで行くの?

何故人は歩き続けるの?

荒んだ現代社会の中で進み、潰れる事を恐れながら…

Walking Keepers  ―歩み続ける者達―



廃棄物に侵された広大な大地

色を失い、汚れ、生物の活動を無くした空・海

荒れた大地には植物すら育たず

人は、そんな中、何を求め、彷徨うのか…

自分達が先へ進むための代償を無視し

進み続ける先に何があるのか…

その先に待ち受けている未来は

明るく画期的な社会なのだろうか…

それでも人は歩む事をやめはしない…

先に何があるかわからなくても

万物は同じ場所に留まる事はできない

止まれば堕ちていく

歩んでいくしかしかないじゃないか…

誤った方向に進めばまた、その道を戻ることになる

しかし、歩んだ歴史は消えはしない…

歩み続ければその存在ヒトは永遠と消えない

だから人は歩む

恐れながら歩む

いつか、この過ちに気付き、戻ることになっても

人の歴史は……

永遠に消えることは無い