'亡国病'?! 尖圭コンジローム


私の友だちが、ふたりも「尖圭コンジローム」になってしまった。もう他人事ではない。膣の中に指を入れて触ると、凸凹になっている。病院で調べてもらうと、「尖圭コンジローム」‥‥。ニワトリのとさかのような隆起ができ、放っておけばますます悪化の一途をたどる。では、治療すれば治るのか?


ネットを見ると、「尖圭コンジロームは治る!」という広告が目立つ。一方、「見逃すような傷は治る!」なんていう広告は、どこにもない。治るに決まっているからである。非常に治りにくいからこそ、こんな広告が目立つ。「語るに落ちる」という慣用句を知らないのか?

最近、水面下で大流行している性感染症。その感染源は、主として女子中学生、女子高生のようだ。システム化された援助交際業、つまり風俗店の風俗嬢は性感染症をチェックする方法を知っているし、検査も受けている。不況で料金も下がったとはいえ、、料金は店と折半なので、そうそう安くもできない。

一方、女子中学生や女子高生のほうは、若いし、性感染症の知識も疎いし、援交の動機も「キティちゃんの縫いぐるみがほしい」という程度のものだから、料金も安い。うまくいけば生でもできる。男から見れば三拍子も四拍子も揃っているのである。

しかも、「尖圭コンジローム」は、性交やアナルセックスばかりではなく、小さくて見えないような傷からも感染する。1週間から3か月の間に、ほぼ60パーセントの確率で発症。性器や肛門に、多数の腫瘍が発生する。

とはいえ、たとえば感染者と同じコップで飲み物を飲んだとしても、コップに付いた病原体のHPV(ヒトパピローマウイルス)はすぐに死んでしまうので、ふつうの生活で感染する可能性は薄い。

現在、「尖圭コンジローム」の患者は、症状が出ていない保菌者を合わせると、25人にひとりだという。 仮にかなり低く見積もって、1年間である人が別のある人に感染させたとすると、1年で25/2、2年間で25/4、3年間で25/8、4年間で25/16、5年間で25/32。つまり25人が32回、性感染症の保菌者になる、ということになる。被感染者がひとりでも、パートナーがいれば、いわゆる’ピンポン感染’になってしまうので、計算上の感染の確率はもっと多いことになる。

さらに、性感染症に感染すると、エイズになる確率が4倍ほどに増加する。

まさに’亡国病’といえる危険性をはらんでいるのだ。

2008/10/19
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