デプロメールと車の運転


デプロメール(=ルボックス)は、脳のセロトニン代謝を改善して感情反応を適正にする。副作用は少ないとされている。たしかに最初は僅かな吐き気があるが、それはたいしたことはない。

またSーR反応、つまりある刺激に対する反応が遅くなる・・これは運転には命取りである。

さなこちゃんは危ないので、デプロメールを飲まずに高崎に出かけた。夜の道路は空いているから、高速道路を使うまでもない。そして車は上里町(高崎のとなり)にさしかかった。

たまに左にトラックがつながって走り、乗用車は右車線があいているのを確認してトラックの群れを抜いてゆく。ところが、1台、さなこちゃんと同じように、トラックの群れを抜いてゆく1台の中型トラックがあった・・

さなこちゃん:「わたしの運転がうまいから、ついてくるのね」

トラック運転手:「あれ、女じゃないか? 軽のわりになかなかやるな」

しかし、上里町を抜ける頃、トラックは、さなこちゃんの車を抜いたのである。

さなこちゃん:「私は目標にされてるみたいね」

トラック運転手:「やれやれ、一姫二トラとはよく言ったもんだ」

さなこちゃん:「抜いたわね・・あぶないじゃないの。トラックは邪魔だわ。抜いちゃえ」

アクセルをいっぱいに踏むさなこちゃん

さなこちゃん:「この山々に囲まれたうつくしい夜景をじゃまするんじゃないのっ!」

ここは、埼玉県美里町

トラック運転手:「わぁ、もうと諦めるだろうと思ったのに。しつこいやつめ」

さなこちゃん:「るんるん」

トラック運転手:「この暴走女め。空荷トラックの馬力を見せてやる!」

しかし、その中型トラックは、大型トラックの列にはばまれてしまう。

さなこちゃん:「お先に〜〜」

トラック運転手:「許せん、男をコケにする性悪女!」

連なる大型トラックからぬけだし、さなこちゃんを追う

さなこちゃん:「ふん、懲りないわね〜」

車線を変えて暴走し、さなこちゃんの車を抜く中型トラック

さなこちゃん:「あっ、やりやがった・・ちくしょうやりやがったな。倍にして返すぜ!」

そのときである。さなこちゃんの車がゼロ戦に変化したのは・・











さなこちゃん:「おいらはドラマー、やくざなドラマー。おいらが怒れば嵐を呼ぶぜ♪」

トラック運転手:「あなどれない・・(汗)」

美里、熊谷バイパス、行田、鴻巣・・抜きつ抜かれつの攻防戦は、しかし上尾で」ケリがついた。仇敵のトラックは、大型トラックにせき止めれてしまったのだ。もう一方の車線をスイスイとすり抜けるさなこちゃん。

さなこちゃん:「ざまみー!」


注:この場合、デプロメール(=ルボックス)を飲んで、感情反応を適正にしたほうが良かったのでしょうか? それとも飲まないで、SーR反応、つまり刺激に対する反応を鋭敏にしたほうが良かったのでしょうか?


2005/10/28
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