カラーザウルスMI-10です。
もらったものなのですが、今となっては重くて大きくて遅いです。おまけにバッテリも死んでます。
しかし、これにはデジタルカメラカードというものがついていて、写真が取れます。
(HDD交換の写真は、これでとったものです。)
いままでは、とった写真データを転送するのに、内蔵モデムと
ZauTERM Classicというソフトを使用して通信していました。
しかし、MI-10の内蔵モデムは2400bpsととても遅いので、写真1枚の転送に何分もかかってしまいます。
そのためせっかくついている赤外線ポートを使って通信をしてみようと思いました。
DynaBookについている赤外線ポートを使ってみます。
PCでの受信ソフトはザウルスクリップ
というソフトがありました。
クリップボードを介してデータのやり取りを行えます。
が、うまくいきません。
理由は、Windows2000で赤外線ポートがCOMポートとして扱えないことにあります。
ザウルスクリップは赤外線ポートがCOMポートに割り当てられていることを前提としているようです。
この問題を解決するため、IrCOMM2kというソフトをありがたく導入します。
これはWindows2000でも擬似的にCOMポートと赤外線ポートを結び付けてくれます。
デフォルトではCOM4に割り当てられるようです。
このままだとWindows2000のサービスであるInfrared MonitorとCOM4ポートを開いたときにエラーが発生するのでサービスをとめます。
図のようにザウルスクリップを設定します。
あとは、ザウルスクリップが起動している状態で、お互いの受光部をあわせてザウルスから送信するとクリップボードに転送されます。
写真だけではなく、インクワープロのテキストなども送れます。
使ってると調子悪くなります。
そのときは「コントロールパネル」->「管理ツール」->「サービス」から
Virtual IR COM Port, Service Programを再起動してください。
03-03-19
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