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松室内科クリニック
高脂血症について
 
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血液中にはコレステロール、中性脂肪などの脂質が流れています。これらのものが高値を示す場合を高
脂血症といいます。高脂血症は狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの動脈硬化性疾患を惹き起こす怖い病
気です。とくに高コレステロール血症は心臓病の原因として重要です。しかし初期には自覚症状はほとんど
ありません。多くの人が、たまたまおこなった血液検査や健康診断で発見されます。中には心筋梗塞を起
こすまで気が付かない方もおられます。
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高脂血症には糖尿病や甲状腺機能低下症やネフローゼ症候群など種々の疾患に付随するもの(二次性
高脂血症)と、これらの見られないもの(原発性高脂血症)があります。原発性のものには遺伝が関与して
いるもの(家族性高コレステロール血症など)もあります。家族性高コレステロール血症は日本人の500
人に一人の割合で存在し、けっして稀なものではありません。総コレステロール値は300mg/dl以上とな
り、若くして心筋梗塞を起こす可能性があります。
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最近、日本人の食生活が欧米化し、動物性の脂肪を多く摂るようになりました。その結果、若い人にも高
脂血症の人が増えています。また女性は更年期になると高脂血症になる人が増えます。
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脂質の中で最も重要なものがコレステロールです。健康診断などでよく測定されるのは、総コレステロー
ルと中性脂肪とHDL−コレステロールです。HDL−コレステロールは善玉のコレステロールと呼ば
れています。これに対し悪玉のコレステロール(LDL−コレステロール)と呼ばれるものがあります。悪
玉コレステロールは次の式から計算できます。
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悪玉コレステロール=(総コレステロール)−(善玉コレステロール)−(中性脂肪×1/5)
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悪玉(LDL)コレステロール 70〜139mg/dl
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善玉(HDL)コレステロール 40〜77mg/dl
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最近では悪玉コレステロールも直接測れるようになってきました。治療では悪玉を減らし、善玉を増やすよ
うにします。
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中性脂肪は肥満の方やお酒の飲みすぎの方に多い傾向があります。中性脂肪は食後に上昇しますので
検査の時は、朝、何も食べないで採血すると正確に判断できます。
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高脂血症の治療の一番の目標は狭心症、心筋梗塞や脳梗塞を予防することです。そのために最も大切な
ことは食事療法です。また、喫煙は善玉のコレステロールを減らすといわれており、止めたほうが良いでし
ょう。、適量のアルコールは善玉を増やすといわれています。
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霜降り肉やバター、油もの、揚げ物を控える、腹八分目にする。
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卵黄、肉や魚の内臓(レバー、たらこ、いくら、丸干しなど)を控える。
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次に大切なのは運動療法です。運動は善玉のコレステロールを増やします。具体的には糖尿病の運動療
法と同じと考えてよいでしょう。
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食事や運動で3〜6ヶ月様子を見ても効果が不十分なときは、薬物療法を行います。最近は副作用が少
なく効果のある薬が数多く出てきました。しかし、それぞれの患者さんにあった薬を使う必要があります。腎
臓の機能が低下している方は特に注意が必要です。また、高脂血症の治療は病気の性格上、長期間続け
なければなりません。当クリニックではこれらのことに対して十分に注意を払いながら治療を行っていま
す。心配な方は一度ご相談ください。
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(悪玉コレステロール値)÷(善玉コレステロール値) を計算し、
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