尾花沢市内、安久戸の「菅野園芸」さんのご協力により、育苗作業の様子をご紹介します。


菅野園芸さんにご協力いただきました。 約20棟のハウスを管理しています。 雪との戦いでもあります。今年は雪が近年になく多かったので特に大変でした
大型のボイラーでお湯を沸かし、ハウス内を巡回させて暖をとります。 ハウス内は、25度前後の温度を保っています。 天気の良い日は、温度が上がりすぎるので、シートをはずします。
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スイカの種です。 台木となる夕顔の種です。
夕顔やスイカの種をきれいに蒔く機械です。この面に小さな穴があいていて、種を吸いつけ、下に置いた苗箱に蒔きつけます。
機械でまいた後、種の重なりがないように手直しをします。 きれいに整えた種の上に、土をかぶせます。
種をまいて3〜4日後、発芽して間もなくの状態です。 あと10日ほどで接木できるまで育ちました。
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いよいよ、接木に取り掛かります。台木の長さをそろえます。
スイカの胚軸を切り取ります。胚軸の太さにあわせたヘラを使います。 台木にヘラで傷を付け、スイカの胚軸を挿し木します。
接木の作業風景。 真剣に、丁寧に接木をします。

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育苗ハウスに植え替えします。
接いだ苗をハッポースチロールのプラグに入れて、室に入れて丈夫な根を付けます。 苗を移し変える、ポットに土を入れて暖めておきます。
最後の仕事。立派に根がついた苗をハウスに移し、4〜5日で小さなポットから大きなポットへ・・・ 接木された苗を、1本1本丁寧にポットに植え替えます。
ハウスの中は、とても暑く、サウナ風呂のようです。 「どうか立派な苗になるように」願いを込めて植えています。
整然と並べられた苗です。 ハウスから出荷されるのを待ちます。


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