四日市ふれあい牧場ツーリング (2002-03-16)

今日は、エストレヤの12ヵ月点検が無事に終了し、久しぶりに妻のちび社長と一緒にバイクでお出かけ。
ちび社長がエストレヤでツーリングに出かけるのは4ヶ月ぶりだったので、近場でツーリング気分を味わえる場所へということで、暖かい春の日差しの中、四日市市西南部のふれあい牧場まで出かけてきました。

12ヵ月点検を終えたエストレヤを引き取りに、バイクショップへ行ったのが、午前11時半頃。
日中は汗ばむほどの陽気でも、日が暮れると冷え込んでくる今の季節。しかも、ちび社長は先週バイク屋までエストレヤに乗ってきたのを除けば、去年の11月の香落渓ツーリング以来、バイクには乗っていない。
店長には、伊勢方面を勧められたものの、まずは近場からということで、四日市にある「ふれあい牧場」を目指すことにする。

2台ともガソリンが少なくなっていたので、まずは近所のガソリンスタンドへ。
僕が前を走ると、ペース配分が難しく、ちび社長がバックミラー越しにしか見えないのは不安なので、まずはちび社長が前を走る。
後ろから、彼女のライディングを眺めていると、交差点の右左折時などに操作がワンテンポ遅れるため、大回り気味であるが、車の流れに沿って走ることはできている。ブランクが長かったものの、運転感覚は身についているらしい。

ガソリンを補給したところで、道を知らないちび社長に代わり、僕が前を走ることにする。
通るルートは、通称ミルクロード(三重県道140号、四日市菰野大安線)。四日市や鈴鹿から、関ヶ原方面へ向かうときによく利用される主要地方道である。若干、交通量は多いものの、少し西側を走るR306と同様、山裾の丘陵を走る気持ちのいい道路である。
目的地のふれあい牧場は、菰野町と四日市市の境、ちょうど鎌が岳の東側に位置しており、四日市スポーツランドのすぐ近くにある。(ツーリングマップル中部・北陸版P41-B1、四日市東急GCの辺り。)
ふれあい牧場周辺には飲食店がないため、ミルクロード沿線で探すことにする。R477を越えると、カレーうどんで有名な福村屋という店があるのだが、R477との交差点は渋滞ポイントになっているので、できれば避けたいところ。
そこで、九十九という越前ソバの暖簾がかかった店があったことを思い出す。この店なら、ちょうど途中にあるし、ミルクロード沿道の店なので迷うことはない。


これが店の建物です。喫茶店跡なので、建物は洋風です。

これが看板。

12時半頃に無事、「九十九」に到着。以前は喫茶店だったので、洋風の建物ですが、看板や暖簾には「手打ち石臼引き 越前そば」の文字が…。
店に入ると、そこそこ客は入っており、駐車場にも続々と車が入ってくる。「これは期待できるかも…。」と胸が高鳴る。
僕は十割おろしそば(そば粉100%でつなぎ未使用)、ちび社長は穴子おろしそば(つなぎ2割、そば粉8割の二八そばに、穴子の天ぷらが乗っている。)を注文する。値段もお手頃。
しばらく待ち、そばの到着。十割そばの方が、色が黒く、麺も細め。つなぎを使用していないため、ややボソボソしているが、そばの香りは強い。
ちび社長の二八そばは、やや白っぽいものの、腰が強そうな麺。天ぷらもサクッと揚っていて、とても美味しそう。
食べてみると、予想通り、香りの十割そば、腰の二八そばといった感じ。天ぷらも予想通りでした。(写真を撮るのを忘れてしまいましたが…。)
美味しいそばを食べることができ、2人とも大満足。
腹ごしらえも済んだところで、目的地の「ふれあい牧場」に向け、再出発。

ミルクロードを左に折れ、お茶畑の間を抜け、四日市スポーツランドを越えると目的地の「ふれあい牧場」に到着。
上の方にも駐車場はあるものの、未舗装であるため、下の舗装された駐車場にバイクを止め、ちび社長の希望もあり、記念撮影。

天気がいい割には、客も少なく、駐車場もガラガラ…。(花粉がたくさん飛んでたからなのでしょうか。2人とも花粉症ではないので、スギの花を見るまで気づかなかったのですが。)
そこで、空いている駐車場を利用して、ちび社長は8の字、スラロームなど、バイクの乗車感覚を磨くため、しばらく練習走行。まだまだ、バンク角は浅いものの、安心して見ていられるようにはなりました。(公道を走るときは、まだまだ安全確認が不十分ですし、小回りが出来ないのでUターンは、まだ無理のようですが。 ^^;)

撮影会も練習走行も終了したところで、牧場へ。

坂を登ると、ポニーや子牛たちがお出迎え。
ふれあい牧場は高台にあるため、見晴らしも抜群。近くには茶畑が広がっています。
ちなみに、この辺りのお茶は、水沢(すいざわ)茶、伊勢茶などのブランドで知られ(とはいうものの、知名度が低く、宇治茶ブランドで売られることもありますが)、生茶の原料にも使われている良質のお茶だったりします。

大人の牛たちは、子牛のように檻の中ではなく、牧草を食べながら、放牧地でゆったりと気持ち良さそうにしています。
ここでは、牛のえさ(飼葉ブロック)をバケツ一杯、百円で売っているので、えさやり体験もすることができます。牛の方も慣れたもので、バケツを持ってフェンス沿いを歩いている人を見つけると、後をついていくものもいます。

今日は昨日とは異なり、風もほとんどなく、雲もほとんど空にかかっていないので、歩いているとすぐに汗ばんできて、Tシャツが湿りつつあるのが感じられるほど…。結構、坂道も歩いたので、この後はお約束。牧場といえば、やっぱりアレでしょう。(笑)


先に少し食べちゃいました。(笑)

去年、野々村真さんが、バター作りした時の収録風景です。

というわけで、食後のおやつにソフトクリーム(\250)。バニラソフトといちごソフトがありましたが、2人ともバニラソフトを注文。
絞りたての牛乳から出来ているので、濃厚なのですが、砂糖がたっぷりと使われていて、ちょうど不二家のミルクキャンディーのような味。
もう少し甘さが控えめだと、もっと美味しいと思うのですが…。ちょっと甘すぎましたね。(苦笑)
他には、牛乳、アイスクリーム、ヨーグルト、バターなどが売られていました。ここでは、バター作り体験もできるようで、壁には野々村真さんの、バター作りの収録風景とサインが貼られていました。ちなみに、バター作り体験は午前中しかやらないようなので、早めに行く必要がありそうです。


あまりの暖かさに子牛もぐったり…(笑)

目の前には茶畑が広がっています。

たくさんの牛を見て歩き、おやつも食べ、満足したところで帰ることにします。
帰りはR306を鈴鹿方面に、僕、ちび社長の順で走ります。途中で、今建設工事中(現在部分開放中)の公園により、またまた少し散歩することに…。(これで日頃の運動不足も解消かな?)
この公園は、とても広く、花もとても綺麗なので完成するのがすごく楽しみです。まだまだ未完成部分が多いようですが、今日も多くの子ども連れで賑わっていました。


色とりどりのパンジー

モミアゲが個性的なラクダとそれに跨る阿呆が一人(笑)

かわいい水飲み場

今日は近場のツーリングということで、バイクに乗った距離は短かったのですが、暖かい春の日差しに包まれ、ゆっくりと過ごすことができ、2人とも大満足の一日でした。
結構歩いたので、日頃の運動不足も解消されたし…。(笑
ツーリングといえば、遠出ばかりを考えてしまいますが、やっぱり近場で済ますのも、結構楽しいものです。

<本日の走行距離:ZZ−Rとエストレヤで67km>


TOPへ    戻る