C.I.R.Z in 養老公園 (2002-03-16)

今日は、東海地方ローカルのバイク雑誌「バイクガイド」主催のC.I.R.Zの開催日。今回の会場は、岐阜県養老郡養老町の養老公園である。
天気は、薄曇りながら、徐々に晴れてくるとのこと。

今回は、みんなの都合がつかなかったため、単独での参加となったものの、思いがけない出会いが…。

朝10時ごろ、愛機のZZ-R600のエンジンをかけ、出発。
天気はあいにくの曇り空。しかしながら、天気予報を見る限り、雨の心配はなく、徐々に晴れ間がのぞいてくる様子。
若干、西風が強く、肌寒く感じるが、一頃に比べると十分に暖かい。

自宅から、養老方面に向かうには大きく2通りのコースがあるのだが、R23は第二名神の工事の関係で(川越I.C.が3/24開通予定)、最近渋滞気味なので、西に進路をとり、R306、R365から養老山脈を回り込む形のコースを行くことにしました。

土曜日ということもあり、渋滞を心配していたのだが、交通量は以外に少なく、渋滞箇所は全くなし。
ただ、この時期、免許取立ての高校生も多く、交通量が少ないにも関わらず、流れはゆったりとしています。そのため、イベント開始時刻の11時には、まだ藤原町を走っていました。
正面には、まだ山頂に雪をかぶった伊吹山、左手には藤原岳をはじめとする鈴鹿山脈、右手には今日の目的地でもある養老山脈が見える。
集合場所は、右手に見える養老山脈の反対側。このペースだと着くのは、11時半頃になるだろう。
出発するのが、遅すぎたか・・・。(汗)

関ヶ原を目前にして、上石津町でR365に別れを告げ、県道56号南濃関が原線へ。
この辺りまで来ると、すれ違うバイクが増え始める。・・・ということは、ひょっとして集合写真も撮り終わったのか?
そんなことを考えながらも、とりあえず集合場所の養老公園駐車場を目指す。まだまだ同方向に走っているバイクもいるし、個人写真だけでも撮ってもらわないと。

予測どおり、集合場所に着いたのは、11時半頃。
空いている場所を探し、バイクを駐めると声をかけてくる人達が…。
空きスペースを探しているときに、僕の方を見ている人がいたので、知ってる人かなとも思ったのだが、どうも見覚えがない。
話を聞くと、みんな僕と同じ600ccクラスのバイクに乗っており、しかもそのうちの3人はZZ−R600乗り、もう一人はSV650乗りとのことでした。
ZZ-R600が揃うなんて、滅多にないことなので、せっかくだから並べようということで、落ち着く間もなく場所移動。

最近、人気が出てきた600ccクラスとはいえ、まだまだマイナーなバイク。
しかも、最近流行りのスーパースポーツではなく、スポーツツアラーのZZ-R600。今日みたいに、イベントの時以外は滅多に出会うことはないでしょうねぇ。

というわけで、4台並んだところで、記念撮影。
左から順に、さわぞーさん、僕、六百屋さんさすらいのGSF乗りさんです。
ちなみに、六百屋さんとお会いするのは初めてなのですが、HP、雑誌等で以前から知っており、ビックリしました。
さすらいのGSF乗りさんは、名前からも分かるように、普段はGSFに乗っており、今回は奥様のバイクを借りてきたとのことです。でも、このカラーリングを見ると、ZZ-R600がかつてはスーパースポーツに位置付けられていたことがよく分かります。一応、ヨーロッパのSS600のチャンピオンマシンなんですよ。このカラーリング、個人的には大好きです。

それから、右上の写真で、左端にちらっと写っているのは、こやまっちさんのZZ-R1100、走行距離がまだ3桁のピカピカのバイクです。(写真、撮ってませんでした。こやまっちさん、ゴメンなさい。)

で、心配していた集合写真ですが、やはり既に撮影は終了していた模様です。
それにしても、今回も参加台数は多かった。集合写真の撮影が終わったというのに、まだ駐車場にはバイクが一杯。
六百屋さんが言ってたように、他の読者イベントが開かれなくなってきたことも関係しているのですかねぇ。
個人写真の撮影を待つ間、ZZ-R600のオーナー達で立ち話。さわぞーさん、さすらいのGSF乗りさんも他のグループと一緒に参加してたはずなのですが、ずっとお付き合いいただきました。

個人撮影が終わった後も、話は尽きません。気がつくと、時計の針が示しているのは、1時。
晴れ間はのぞくものの、風も強く、じっとしているとまだまだ肌寒い気候の中、昼食もとらず、よくここまで話をしたものです。
いつの間にか、スタッフも撤収しており、僕達も解散することに。
まずは、さすらいのGSF乗りさんが、仲間とともに出発。僕はCPに向かいます。
その間に六百屋さん、さわぞーさんも帰途につきます。六百屋さんは、この後、仕事があるとのことでした。
思いがけない出会いに、楽しい時間を過ごさせていただき、みなさん本当に有難うございました。また、キャッチインやK.C.B.Mの会場でお会いしましょう。

さて、一人になったところで、CPの答えを求めて歩き回ります。今回は、バイクでは乗り入れられないところにCPがあり、かなりの距離(3〜4km)を歩くことになりましたが、無事に3ヵ所のCPを回ることができ、僕も帰路につきます。
木曽三川公園に行こうかとも思いましたが、予定よりも出発が遅れたこともあり、来た道を戻ることに…。


奥に見えるのが、冠雪した伊吹山です。
ただ、素直に来た道を戻るのも嫌なので、途中で、多良峡、中里ダム、朝明渓谷、鈴鹿スカイライン、湯ノ山温泉などのワインディングを寄り道しながら帰ります。

先々週、初期慣らしが終了し、6,000rpmまで回せるようになったエンジンは快調そのもの。慣らし期間中ほど、タコメーターを気にしなくてもよいので、結構楽しめます。サスも当たりがついてきたのか、ギャップを踏んでも突き上げられるような振動はなく、うまくショックを吸収してくれているようです。

スーパースポーツのような軽快さはありませんが、ハンドリングも素直だし、安定性も高いので、安心してバンクすることができます。ただ、あまり調子に乗って、排気量がアップしていることを忘れると、スピードメーターを見てドキッとすることもありますが…。
でも、高回転型のエンジン、回すほどに楽しくなってきます。
もう少し、距離をこなすと、さらに美味しいゾーンが使えるようになるので、その時が楽しみです。もう、あと少しなんですけどね。(笑)

さて、帰りに通った道路なのですが、中里ダム周辺は、現在農業公園の建設中で、ダンプがかなり走っており、路面に砂利がこぼれている箇所があります。僕の場合、スリップすることはありませんでしたが、バイクともども土埃まみれに…。(泣)
来週は洗車ですね。

4時半過ぎに、無事帰宅。埃まみれの愛機の労をねぎらいます。
今日のC.I.R.Zは、個人写真だけ撮って、さっさと帰ってくる予定だったのですが、思いがけず他のZZ-R600オーナーと知り合え、有意義な一日でした。今度は、いつ会えるのかな…?

<本日の走行距離:ZZ−Rで180km>


TOPへ    戻る