シール、ラベルを上手に剥がす方法

レンタルビデオ店などからビデオを買うと防犯用のシールや管理用のシールがついてますよね。
気にならない人には問題ありませんが、自分のコレクションは少しでも綺麗なほうが良いとか、中古販売するときなどにはシールがないほうが良いですよね。

ですが、 普通に剥がすときれいに剥がれずに汚くなってしまう可能性が高いのです。
裏技として(中古ショップなどでは知っている所も多いです)、このシールを綺麗にはがす方法を紹介致しましょう。

1. 用意するもの
 ・ジッポのオイル
 (剥離剤として使用します。別にジッポのオイルにこだわる必要はありませんが、価格的にも手ごろで360円くらいでコンビニで売っているので入手しやすいです。
  塗料のうすめ液、シンナー、基本的に有機溶剤ならば何でもいいのですがアルコール[メタ、エタ、IPA]では落ちにくいラベルもあります。
  入手できればの話ですがリモネンはオレンジの匂いがしてお勧めです。 )

 ジッポのオイルはコンビニでも売ってますが、ご存知ない方は下記をご覧ください。楽天のアフェリエイトです。

       


 ・ティッシュペーパー
 (あればキッチンペーパーのほうがよいかな・・)

まずは、この2点を用意してください。

2. 手順
 

 STEP1    管理用シールを剥がす
クリックすると拡大しますよ!   テープ本体には左の写真のように防犯用のシール(以後防犯タグと略)と管理用のシールが貼り付けてあります。
 管理用のシールは紙でできたものが多く、比較的簡単に剥がせます。
STEP1-1    まず、紙のラベルの上からジッポのオイルをたらし、紙にオイルをしみ込ませ、しばらく放置します。
         (しみ込まない紙の場合は四隅の一角を手で剥がし、そこからオイルを流し込みます!)
STEP1-2   すると簡単にラベルが剥がせます。
         そのあとにティッシュにジッポのオイルをしみ込ませ残ったラベルの糊をふき取ります。
         すると図のようにきれに剥がすことができます。
STEP1-1 ラベルをジッポのオイルで濡らします。
STEP1-2 しばらく放置した後は簡単に剥がせます。
きれいにふけばこのとおりです!!クリックすれば拡大します。
STEP1-1
STEP1-2

STEP2    防犯タグを剥がす
防犯タグ防犯タグは二層になっています!

防犯タグに関しても、基本的には同じ手順で剥がすのですがこれは非常に剥がしにくいのです。
防犯タグは左の写真のように紙と金属部分の二重になっています。
普通に剥がすと上の紙部分のみが剥がれ下の金属部分が残ってしまいます。

←こうなってしまうと後の作業が非常に大変になります。

STEP 2-1  STEP1と同様にラベルにオイルを染み込ませます。
         管理用シールよりはがれにくいのでオイルの量も多め、放置時間も長めにとります

STEP 2-2  防犯タグの角を金属層部分より剥がします。
         ちょっと難しいですが失敗したら別の箇所からやり直してください。チャンスは4回(四隅なので)あります。

STEP 2-3  うまく金属部分から剥がせたら、剥がした箇所よりオイルを流しこみ慎重にラベルを除去します。

STEP 2-4  残ったラベルかすをティシュでふき取ります。(注:ここでもティッツにオイルを染み込ませないと綺麗にふけません)


下の層からいっしょに剥がします
オイルも流し込みながら慎重にはがします!!
拭けばこんなにきれいになります!!
STEP2-2
STEP2-3
STEP2-4


STEP2-2でうまく剥がせなかったら
端から引っ張ればとれます。
オイルで十分なじませてね!!
 金属部分は上図のように螺旋をまいています。
 一番端より引っ張れば写真のように剥がすことが可能です。
 途中で切れたら、再度切れた場所から剥がしましょう。
 オイルをたっぷりなじませ、最後に中心部分を剥がします。
 残ったかすもオイルできれいにふき取ります。
 手につくと、べとべとしますのでご注意を!


注意事項

・防犯タグが紙のラベル上に貼り付けてあったらはがさないようが良いですよ!!
・ビデ倫シールのNo部分をオイルで擦りすぎると数字が消えてしまいます!
・パッケージ部分では印刷自体が色落ちする可能性があるので注意してね!
・短気は損気、ゆっくり慎重に!!
火気厳禁!!タバコを吸いながらの作業は大変危険です。オイルは可燃性の危険物になります。
 取り扱いに注意してね!換気も十分行う事!

※ドライヤーで暖めてもラベルは取れます。しかし、こびりつきがひどい場合はとれませんので溶剤で落としたほうが楽ですよ!