目次へ戻る

 

次のページへ

 

手術治療の結果

 

前立腺癌病理検査報告 正式

病理診断報告書 (H04-0084) 診断医の許可なくして、本報告書を公開することを禁じます

 

患者情報

ID: 4818898

氏名: イトウノボル 伊藤昇

生年月日: 1936210日性別: 男性

科名:  泌尿器 病棟: W07

 

【診断情報】

病理組織診断

Adenocarcinoma, Postate

No evidence of malignancy Lymph node

所見:

別紙の如く前立腺〜精嚢につき全割検索を行っています。

このうち多数の切片に異型腺管が含まれています。主病変はanterior の中央主体に大きく存在します(mappingをご参照ください)

この病変では、比較的多彩な腫瘍腺管が認められますが、基本的には中分化 adenocarcinoma の増生が主体で、低分化の component を小範囲交えます。Gleson’s score 4+3(+5, 3 rd patten) 相当です。PIN2-3 相当の病変を交えます。一部横紋筋を含む anterior fibromusucular stoma への浸潤が認められます。

別にご提出の膀胱頚部断端に腫瘍は観察されません。ただし、側方の capsule invasion ()で切除端への腫瘍の露出も negative です ( specimen confined, ew() )

その他規約上の所見をまとめると ly (), v(), pn(), sv(), ur()です。

リンパ節へのmetastasis はいずれにも negative でした : 右閉鎖LN(0.5), 左閉鎖LN(0.2),

 

検閲: 渡辺 みか*  診断: 遠藤 希之

 

報告日: 2005 3 7

 

 

 

次のページへ

前ページへ