病理組織診断
Adenocarcinoma, Postate
No evidence of malignancy Lymph node
所見:
別紙の如く前立腺〜精嚢につき全割検索を行っています。
このうち多数の切片に異型腺管が含まれています。主病変はanterior の中央主体に大きく存在します(mappingをご参照ください)。
この病変では、比較的多彩な腫瘍腺管が認められますが、基本的には中分化
adenocarcinoma の増生が主体で、低分化の
component を小範囲交えます。Gleson’s
score 4+3(+5, 3 rd patten) 相当です。PIN2-3 相当の病変を交えます。一部横紋筋を含む anterior fibromusucular stoma への浸潤が認められます。
別にご提出の膀胱頚部断端に腫瘍は観察されません。ただし、側方の capsule
invasion は(−)で切除端への腫瘍の露出も negative です (
specimen confined, ew(−) )。
その他規約上の所見をまとめると ly (−), v(−), pn(−), sv(−), ur(−)です。
リンパ節へのmetastasis はいずれにも negative でした : 右閉鎖LN(0.5), 左閉鎖LN(0.2),
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