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ミニコラム
泉田知事出馬断念−日本には良いこと 何もわかっていない女性ジャーナリスト

泉田知事 出馬断念
10月知事選 突如「撤退」発表
新潟日報8月30日

 9月29日告示、10月16日投開票の知事選への出馬を表明していた現職の泉田裕彦知事(53)は30日、知事選から撤退すると発表した。3期目の任期満了を迎える10月24日に退任することになる。現段階で知事選への出馬を予定するのは、新人で全国市長会長の森民夫長岡市長(67)だけになる。

 泉田氏は「この秋の知事選からは撤退したいと思います。これまでご支援をいただいた皆様方にはおわび申し上げます」とのコメントを発表した。

 泉田氏は県議会2月定例会で出馬する意向を表明。自民、民進、公明、社民、生活の5党に推薦願を出したが、いずれの党もこれまでに正式な対応を決めていない。

 特に1期目から推薦し、全面支援してきた自民党には、3期12年の泉田県政に対する不満や批判が強くあり、県連内には森氏を推す動きもあった。業界団体にも森氏を支援する動きが出ており、選挙を戦うことは困難と判断したとみられる。

【社会】

2016/08/30 14:41

脱原発派は歯軋りし、政府や東電はとりあえずは目の上のたんこぶがなくなることにほっとしていることだろう。

泉田氏は経済産業省出身のキャリアであり、何と42歳で新潟知事となっており(当時全国最年少知事)、若さと男前もあって、就任当時は全国でもっとも人気のある知事の1人であった。

ところが、3期12年を勤めるうちに、本来なら原発を推進する立場であったはずなのに、なぜか脱原発派に与するようになっていった。

最低だと私が思ったのは、2013年の瓦礫処理問題で、Wikipediaによれば、当時泉田は、、「健康被害を受ける人が出ると傷害。それによって亡くなれば傷害致死と言いたいが、分かっていてやったら殺人に近い」と怒りを爆発させたという。

当然のことながら、柏崎刈羽原発再稼動に関しても後ろ向きであり、泉田が知事でいるかぎり、同原発再稼動は困難といわれていた。

見方を変えれば、泉田は脱原発派の星であったわけだが、徐々に外堀を埋められ、いよいよ当選が困難となり、出馬をあきらめたのであろう。

もっとも、泉田が次に出馬すれば4選となり、そもそも泉田自身が前知事の4選不出馬を受けて出馬したわけだから、まだまだ若いけれども、そろそろ潮時とも考えてはいたのだろう。

さて脱原発派としては、当然のことながら、左の方のこれといった人物を立候補させねばならないわけで、新潟県のことは何も知らない私には誰が出るのかはわからない。しかし、都知事選で脱原発を訴えた宇都宮さんあたりが出馬すれば面白くはなるかもしれない。なにせ、柏崎原発を抱える新潟県なら、脱原発を堂々と主張できだろうから。

ただ新潟県では、鹿児島県の三反園知事のように、脱原発派推薦の人物が知事になることは、難しいだろう。相手もまた新しい人なわけで、多選批判はできないし、オール新潟はやはり、柏崎原発が動かないことにはもうどうにもならない、と思っているのだから。

泉田氏勇退で、今後柏崎刈羽原発の再稼動はスムーズに進んでいくだろうし、その影響は、三反園の乱で揺れている鹿児島県の川内原発にも及ぶだろう。新潟中越地震において、熊本地震よりはるかに揺れが大きかった柏崎の原発が動く以上、鹿児島の原発を止め続ける根拠はなくなるから。

国家的規模の目でみればしたがって、泉田氏の不出馬は日本のエネルギー政策にはきわめてプラスになることになる。本来日本のエネルギー政策を推進すべき立場にあった人間が、自分の不出馬でその推進が推進されることになるとは、なんとも皮肉なことではないか。


強姦は絶対悪だが・・・

罪の意識なし?高畑裕太容疑者 暴行後「なぜ寝ていたのか」

スポニチアネックス 8月30日(火)8時56分配信

 宿泊先の前橋市内のビジネスホテルで40代の女性従業員に性的暴行をし、けがをさせたとして、高畑淳子の長男で俳優の高畑裕太容疑者(22)が逮捕された強姦致傷事件。犯行から逮捕までの経過で気になって仕方がないことがある。裕太容疑者が女性を暴行した後、そのままホテルの客室で寝たことだ。

【写真】高畑淳子 2億円新居建設中だった

 「女性を見て欲求を抑え切れなかった。企ててはいない」。裕太容疑者が警察に供述した通り、衝動的な犯行であったならば、犯人は一般的に犯行現場から逃げたり、アリバイ工作をしたりするもの。しかし、裕太容疑者の場合は23日午前2時すぎの犯行後、そういったことをせずに就寝し、早朝に寝ているところを捜査員に起こされた。

 犯行前に酒を飲んでいたが、酔っぱらっていた様子はなかったとされ、裕太容疑者は犯行後、意志をもって寝たとみられる。強姦をした罪の意識がなく、そのままその場で寝ることができる神経が理解できない。それとも「どうせ逮捕されるんだから、じたばたしても仕方がない」と開き直って眠ったのだろうか。それともまた、別の事情があったのだろうか。

 罪の意識がなく呑気に就寝していたのだとすれば、当然疑われるのは余罪だ。以前から同じような手口で犯行を重ねてきたが、被害女性が泣き寝入りして表沙汰になってこなかったために、裕太容疑者は強姦をしても罪を感じなくなっていった可能性もある。

 被害女性に対して「申し訳ないことをした」と反省の言葉を述べているという裕太容疑者。今後の取り調べで「なぜ寝ていたのか」が明らかになるか、注目したい。


強姦というと私は、もう40年も前のことだが、山口百恵主演の「赤い衝撃」を思い出す。

中条静夫扮する悪徳実業家大山豪介は、南田洋子扮する新田文子を強姦する。細かいことは覚えていないのだが、とにかく強姦されたにもかかわらず、そのときに宿った命を、新田文子は消さなかったのだ。

強姦自体がとんでもない大罪であり、ましてやそれで妊娠してしまったのならば、強姦相手の子どもを産み育てるなんて、普通なら、あり得ないのではないか。当然、妊娠がわかった時点で堕胎するだろうし、そうした堕胎を、誰も非難することはないだろう。

当時私は高校生だったが、このくらいのことは考えていた記憶はあるし、40年経っておじさんになった今でも同じ意見である。

だから私は、なぜあのようなドラマが世間に受け入れられたのか、今でも不思議に思うのだ。

妊娠は喜びもあればつらさも伴う。「ああ、今お腹の赤ちゃんが私のお腹を蹴ったよ」と昔、妻は妊娠するたびに言っていたっけ。そして、つわりがあれば、人によっては、飯も食えなくなるくらいの苦労を味わう。

そんな妊娠の喜怒哀楽は、あくまでも妊婦が相方に愛情があるからこそ、生まれる。

そして産みの苦しみ。その後の子育ての喜怒哀楽は何十年と続く。それもまた、わが子が愛する相方とのHの産物だと思うがゆえの人生のだいご味である。

もしこれが、嫌いな相手から強姦されての結果であったなら、妊娠・出産・子育ては喜楽がなく、怒哀しかなくなってしまうだろうし、まともな女性なら、気が狂うのではなかろうか。

無論中には、妊娠中にも相手に愛情がなくなり、離婚してしまうような人もいるが、少なくとも、Hをした時点では愛情があったはずで、少なくとも自発的意思で身体を許した時点では相手に愛情があった、という思いがあればこそ、離婚をしても子育てに励めるのだろう。最初から強姦された相手の子と感じていたら、とてもそんな苦労はできないと私は思う。

愛情どころか、憎悪の対象となる強姦相手の子供を産み育てる。それが受け入れられていた時代・・・って。

おそらく今、このシチュエーションのドラマを作ったら、女性から猛反発を受けるのではないか。

だから私は、40年前当時は、強姦に対する世間の見方が、どこか甘かったのではないか、と思う。女性は強姦にあっても泣き寝入りしろ、などということはなかったにせよ、強姦にあった女性の気持ちを汲む姿勢が、世に不足していたのではないか。

おそらく強姦にあった女性は、いつの時代でも一定数はいたことだろう。そういう人たちは、あのドラマを見て、どう思ったのだろうか、と思うのだ。おそらくは、少なくとも強姦シーンはとても見るに耐えられず、新田文子が強姦された相手の子をわが子として育てていく姿もとても見るに耐えなかったのではないか、しかしそうした声はまったくかき消されていたのではないか。

何せ、PTSDなんていう概念もなかった時代だしね。ほとんどの強姦被害女性は、誰にも相談できずに泣き寝入りし、ひっそりと生き、亡くなって言ったのではないか。そして強姦した方は、なんら心に痛痒を受けることもなく、複数の女性相手に、強姦とまではいかなくとも、それに近い行為は繰り返していた可能性がある。

そしておそらくは、高畑容疑者もまた、そんな男の系譜をしっかりと受け継いでいたのだろう。

母親のおかげとはいえ、俳優として売れてきた。世間からちやほやされる。何せイケメンで有名人で先天的女好き、世の中の女性すべてが自分になびくのではないか、自分の思うとおりになるのではないか、という錯覚に陥っても、おかしくはない。

私は、高畑容疑者はおそらく余罪が無数にあると思う。中には強姦だか和姦だか微妙なこともあったろうし、相手が有名俳優なら・・・という思いを持った女性もいただろう。ひとつ言えることは、これまでは誰一人、警察に訴えたりした女性はいなかったということ。

だから、万能感を持っていた高畑容疑者は、今回もまた、事に及んだ。だが今回ばかりは相手が勇気ある女性で、高畑容疑者に何ら親和性を感じなかった女性であったがために、悪行がすべて表に晒されてしまった。

おそらくはこんなところだろう。


●強姦は大罪で・は・あ・る・が・・・・・
だがそれにしても、世の中は男と女がいてこそ。だからそこに愛(love)が生まれ、また性愛(eros)へと発展していく。恋人となり、結婚まで達するカップルもいる。

そうしたきっかけとして、最近は女性の社会進出がさかんではあるが、やはり古今東西、男から女への働きかけ、は必須であろう。女もまた、”それを”求めているわけで、だからこそ人は結婚もし、子供も生まれる。

結局は”相手次第”なのだ。女がそうなってもいい、と思う相手であれば、”強”の字ははずされる。

”姦”という漢字は、辞書によるとあまりよい意味ではないようだが、和姦、姦通、姦淫、といった言葉は、むしろ男女のなまめかさを表現することに使われ、決して悪意はない。

不倫といった問題はとりあえずおいておいて、男と女にはやはり、こうした艶かしさは必須だと思うし、だからこそ歌も生まれ、芸術も生まれ、世の中も楽しくなり、互いに惹かれ合う男女であれば、淫靡な行為もまた正当化されるのである。

はっきり言おう。結果として強姦となる行為は大罪ではあることは言うまでないことだが、しかし男がそれを恐れるあまり、つまり、こんなことしちゃやっぱいけないよね、悪いよね、とあまりに消極的になってしまうのも、それはそれで問題だと思う。

最近は草食系の男が増えているといわれるが、男がこの一線を越えられなかったがゆえに、日本の人口が増える機会を失ったという事実は、世に数多くあることだろう。

男と女が一緒いれば、自然と互いに惹かれる感情は出てくる。そして恋愛、結婚にまで発展させようと思えば多くの場合やはり、”男の先手”が必須なのは、今も昔も変わりない。そして女性がそれを待っていることも。

やは肌の あつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君(与謝野晶子)

このあたりのあ・う・んが、やっぱり難しいし、大事なんだろう。高畑容疑者の真似は絶対に勧められないが、”男の勇気”は必要であろう。

P.S.本日の朝ドラ「とと姉ちゃん」で、ついに武蔵くんが常子をしかと抱きしめた。今後どう展開するかはわからないが、多くの視聴者は、最初の一歩を踏み出した武蔵の”男の勇気”に安心もし、応援もしたい気持ちになったのではないか。それはむろん、高畑容疑者の強姦とは対極にある。




やはりハードよりソフトが大事

潜伏キリシタン関連遺産に

長崎新聞 8月30日(火)8時49分配信

 2018年の世界文化遺産登録を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎県、熊本県の12資産)について、県と関係自治体が「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」と名称変更する方向で最終調整に入ったことが29日、分かった。

 県と熊本県、構成資産を持つ6市2町は来月1日に「世界遺産登録推進会議」を開催。各自治体の首長の意見を聞いた上で新しい名称を決定する見通し。

 教会群をめぐっては、世界遺産登録を事前審査する国際記念物遺跡会議(イコモス)が1月下旬に政府に示した中間報告で、キリスト教の信仰が禁じられた時期に焦点を当てて再推薦するよう提案した。県は世界遺産としての価値を、仏教や神道を装いながらひそかに信仰を継続する過程で育まれた「潜伏キリシタンの文化的伝統」に転換。文化審議会は先月、再推薦を了承した。

 県とアドバイザー契約を結んだイコモスは「潜伏キリシタン」などの文言を使い、世界遺産としての価値を端的に表す名称に変更するよう指摘。県は有識者でつくる長崎世界遺産学術委員会のメンバーから意見を聞き、新たな名称を検討していた。

長崎新聞社

今年2月5日の読売新聞記事で、以下のようなものがあった。

<解説>
気になる話があった。長崎県の招きで数年前、海外の世界遺産の専門家が「長崎の教会群」を視察した時のこと。次々と教会堂を案内された彼らは「またか」という感じであまり関心を持たなかったというのだ。

構成資産に含まれる10の教会堂は19世紀後半〜20世紀前半の建築だ。世界的にみるとこれより古く、規模も大きい教会はごく普通に存在する。
実のところ海外の専門家が最も興味を示したのは、禁教下もひそかに信仰を守り続けた潜伏キリシタンの存在だった。

私はこの記事を見て、日本においてはやはり、教会という建物(ハード)を世界遺産登録するのは難しいだろう、できれば「おらしょ」を世界遺産に推薦したら、という主張をした(平成28年2月5日当ミニコラム「おらしょこそ世界遺産にふさわしい」参照)。

そもそも長崎の教会建築群を世界遺産に、などまさに井の中の蛙。どうあっても、キリスト教の本家本場に、日本の教会建築がかなうわけがない。たとえばノートルダム大聖堂のあの威容。背負う歴史、芸術性、建築規模等、あれに比べたら、長崎の大浦天主堂なんて、同じく世界遺産になどと言われたところで、寝言言うな、と世界から一喝されてしまうことだろう。

これに対して、「かくれキリシタン」は徳川幕府から抑圧された、日本独自の概念といえる(まあ遠くさかのぼれば、4世紀のミラノ勅令でキリスト教が公認されるまでの迫害の時代にはとてもかなわないだろうが)。

驚くべきは、明治になって、かくれキリシタンが隠れる必要性がなくなったにもかかわらず、一部地域において、隠れ続けた信者がいたことである。そして彼らは今に至るまで、貴重な文化遺産を残してきている。それが「おらしょ」である。

「おらしょ」はカトリック教会のラテン語式文と日本語の融合のようなものであるが、ここに世界史的奇跡が残されていた。詳しくは平成28年2月5日当ミニコラム「おらしょこそ世界遺産にふさわしい」を参考にしていただきたいが、すなわち、ローマカトリック教会がすでに失ってしまった古ローマ聖歌のひとつが、「おらしょ」に歌い継がれていたのだ。

こうした、「おらしょ」を始めとする日本独特のソフト文化をこそ、世界遺産へ推薦するべきであろう。日本の関係者がようやくこのことに気づき始めたことは喜ばしいことである。
甲状腺がん:福島、広島、長崎の比較
まさのあつこ  | ジャーナリスト 2016年8月24日 17時11分配信

9月14日に開かれる福島県の県民健康調査検討委員会では、甲状腺検査の対象者の縮小を視野に入れて議論するのではないかと報じられている。

因果関係の否定は検査データの蓄積によってもできるが、検査の否定は、因果関係を闇に葬り去り、健康管理を難しくする。

甲状腺がんの国際傾向と日本の傾向

2年前、2014年2月に開かれた国際会議「放射線と甲状腺がんに関する国際ワークショップ」(主催:環境省・福島県立医科大学・経済協力開発機構/原子力機関)では、甲状腺がんについては、以下のことを容易に確認することができた。

甲状腺がんは、

1)子どもには少なく、年齢とともに増加する。

2)男性よりも女性が多い。

3)年々、増加傾向にある。

「国立がん研究センターがん対策情報センター」の「がん情報サービス」の部位別の罹患率データで、日本での傾向を確認することができる。

1)子どもには少なく、年齢とともに増加するか?
1975年から2012年まで0〜14歳では人口10万人に対して0〜0.25人いるかいないかである。0〜14歳の人口10万人に対する甲状腺がん罹患率の推移(1975〜2012年)
0〜14歳の人口10万人に対する甲状腺がん罹患率の推移(1975〜2012年)

2)男性よりも女性が多いか?
15〜39歳、40歳以上では特に男性(青)よりも女性(茶)が多いことが顕著である。

3)年々、全体的に増加しているか?
15〜39歳では1970年代までは全体で年に2名程度だったのが、2000年代以降は10名近くに増えた。

40歳以上では全体で7〜8名程度だったのが、2000年以降30名に近づいている。

15〜39歳の人口10万人に対する甲状腺がん罹患率の推移(1975〜2012年)
15〜39歳の人口10万人に対する甲状腺がん罹患率の推移(1975〜2012年)

中略

福島県で増加傾向

疫学分析で「多発」しているかどうかを見極めるときのコツの一つは、感受性の高い集団で見ることだと言われている。

福島で甲状腺がんが増加しているかどうかをみるためには、女性の成人の傾向を見ればある程度の傾向を見ることが可能なはずである。

そこで、国立がん研究センターが公表している「全国がん罹患モニタリング集計」の2008年〜2012年の5年間の全国と福島県、栃木県、そして、福島第一原発からは最も距離的に遠い沖縄県の「女性」の傾向を見ることにした。

子どもの甲状腺ガンは極めて少ないことが、上記のがん情報サービスのデータで自明であるため、「女性」の傾向を見れば、ほぼ、成人女性の傾向だと考えられる。

「全国がん罹患モニタリング集計」より筆者作成
「全国がん罹患モニタリング集計」より筆者作成

すると、福島県は、全国と比べても明らかに増加傾向がある。既報した甲状腺がんを全摘した男性の暮らす栃木県は(県全体の傾向としては)沖縄県と同じような傾向だ。ただし、同じ栃木県でも福島県に近いところ、ホットスポット、ホットスポットが明らかではないところなど、詳細はこのデータでは分からない。
全国がん罹患モニタリング集計」より筆者作成

試しに、環境省が3県調査を行った青森、山梨、長崎の傾向と比較してみると、山梨(紫)と長崎(水色)は全国平均よりも高く、かつ特異な増減をしている。急増を示しているのは福島県だけだ。ただし、年齢別の内訳はこのデータでは示せない。

さらに、長崎県の罹患率が気になったため、広島のデータをグラフに載せてみた。すると、広島は突出して高い。それは何故なのか、長崎に続いて減少を始めたのは何故なのか、何を意味するのか。私たちには考える責務があるのではないだろうか。
全国がん罹患モニタリング集計」より筆者作成
全国がん罹患モニタリング集計」より筆者作成

事故後6年目の今、行うべきことの一つは、福島県および近隣県の地域毎の詳細な分析を行うことだ。

それがやがて、東京電力福島第一原発事故のみならず、原爆投下後、チェルノブイリ事故後の全国的かつ世界的な傾向を鮮明にする可能性があるのではないか。

これまでに、福島県の県民健康調査検討委員会(座長:星北斗・福島県医師会 副会長)は、そうした分析を行ってきていない。国際的な傾向も、全国的な傾向も、福島県内の傾向も、把握も分析も議論もこれからではないか。

因果関係の否定は検査データの蓄積によってもできるが、検査の否定や縮小は、因果関係の有無の証明を闇に葬り、被害を受けた人々の健康管理を難しくする。

ジャーナリスト。1993〜1994年にラテン諸国放浪中に日本社会の脆弱さに目を向け、帰国後に奮起。衆議院議員の政策担当秘書等を経て、東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程修了。博士(工学)。著書に「四大公害病-水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市公害」(中公新書、2013年)、「水資源開発促進法 立法と公共事業」(築地書館、2012年)など。

まさのあつことかいうおかしなジャーナリストが、福島の小児甲状腺がんに関して、おかしな情報を流している。つっこみどころ満載で、なぜこのような異様な文章がヤフーニュースに掲載されるのか理解に苦しむのだが、ここでその誤りを分析してみたい。

●甲状腺がんは増加傾向にあるのか
まさの氏は、甲状腺がん自体が、世界的にも増加傾向にあるという。確かにグラフをみれば、一見そう結論づけられるように思える。

しかしこれは見せかけの増加であり、要は患者数自体が増えたわけではなく、検診体制が整えられてきて、従来は見つからなかったがんが見つかってきた結果に過ぎない(この傾向は、簡単な血液検査で発見できるようになった前立腺がんにおいて、より顕著に見られる)。

それが証拠に、14歳以下のグラフを見ると、増加傾向にはなく、また年による変動が大きい。これがまた、まさの氏にとっては、年齢が上がるにつれて患者数増加するという根拠になっているのだが、単にこれは14歳以下の場合、検診を受ける機会がこれまでほとんどなかった、というだけのことである。

もともとの患者数が極端に少ない(百万人に一人程度)ので、たまたま患者が見つかると、罹患率が跳ね上がるのである。したがって、この変動の大きさは、統計学的な意味はない。

<結語> ここ40年、甲状腺がんは患者数が増えているのではなく、検診によって罹患者が見つかってきたことによる見かけの上昇である。


●各県の罹患率の差に意味はあるのか
次にまさの氏は、各県の罹患率について、以下のような見解を書いている。

@広島県の甲状腺がん罹患率は突出して高い
A長崎県は罹患率が減少している
Bそれに続き、広島県も罹患率が減少している
C3県調査の対象になった山梨と長崎は全国平均よりも高く、かつ特異な増減をしている。

それは結局、以下のような結論を暗に示している。

@広島の甲状腺がん罹患率の高さは、原爆の影響が今頃出ているのであろう
A長崎は(理由は不明だが)広島を追って原爆の影響が出ているのであろう
B3県調査はあてにならない

これらを検証してみよう。

まずこの記事の元になった、全国がん罹患モニタリング集計における、各県の甲状腺がん(女性)粗罹患率を見てみると、都道府県較差がきわめて大きいことがわかる。

2012年データでは、最低の大分県の6.1から最高の広島県の25.8までの差がある。ちなみにこの差は2011年では最低が鹿児島県の3.0、最高が福井県の29.8、同じく2010年では、最低が千葉県の6.4、最高が福井県の29.9となっている(なおこれらの調査は全県で行われているわけではないが、年毎に参加県は増えている)。

本来の患者数が各県によってこれほど差があることは考えられないので、この差もおそらくは、各県における検診等の体制の差であると考えられる。すなわち、甲状腺がんの検診(おもにエコー検査)が熱心に行われている県は当然、罹患率も高くなるわけで、こうしたスクリーニング効果はすでに、韓国において実証されている。

つまり、確かに広島件の罹患率は高いが、それは広島県に特異的なものではなく、単に広島県が甲状腺がん検診に熱心な県のうちのひとつである、としか結論づけることはできない。少なくともこの数字から原爆の影響を引き出すことは無理である。広島県とほぼ同等の数値である福井県が何か原爆と関係があるのであろうか?

山梨県の傾向にしても、このkinkの大きさに何か意味があるとは思えないし、長崎県や広島県の微妙な2〜3年の間の罹患率の上下が70年近く前の原爆の影響を受けているなど、どう考えたってありえないだろう。

<結語> 甲状腺がんの罹患率の県較差はスクリーニング検査の状況によるのであり、本来の患者数とは無関係といえる。ましてや、70年も前の原爆の影響をこの数字で論じられるわけがない。


●原発後、福島県で甲状腺がんは増えているのか
まさの氏はこれみよがしに福島県がいかにも原発事故後に甲状腺がん罹患率が急上昇したようなデータを出している。だが、そもそもチェルノブイリ事故後においても、小児甲状腺がんの統計学的上昇が見られたのはその4〜5年後からであり、少なくとも1年以内における有意な上昇はない(これは脱原発派も認めている事実だ)。

福島原発事故はチェルノブイリ事故と比較して、放射線放出量も、被曝量も格段に少なく、事故後の手際もよかったゆえに、最低限、チェルノブイリ事故以上の小児甲状腺がん患者が出現することはあり得ない。したがって、2012年の罹患率上昇に原発事故の影響があるとはまず考えられない。

さらに、まさの氏が決定的に勘違いしているのは、大人と小児をごっちゃにしていることである。

チェルノブイリ事故で統計的有意差がでたのは、あくまでも小児のみであり、大人の女性ではそれが認められなかった。それなのにまさの氏は、大人の女性のデータを使って、チェルノブイリ事故との比較を試みているのである。

それは、まさの氏自身も指摘しているように、小児の甲状腺がん患者は変動がないために、時代や国を超えての比較のしようがないためであり、それが可能な大人の女性のデータを使わざるを得なかったために起こった間違いであるといえる。

<最終結語>
この記事においては、大人の女性のデータを使って、原爆、チェルノブイリ事故、福島原発事故と多岐にわたる放射線の影響を論じようとしているが、もとになるデータを都合よく解釈しただけの我田引水的分析であり、単に読者を脱原発へと誘導しているに過ぎない。


なおまさの氏は当然のことながら、小児甲状腺がん多発を主張する津田論文の支持者であり、他稿において津田論文を引用している。


平成28年ミニコラム

2002.3.8サイト開始        
御意見ご批評をお待ちしています
政治家は金銭に絡む疑惑事件が発生すると、しばしば「あれは秘書のやった こと」と嘯いて、
自らの責任を逃れようとしますが、とんでもないことです。(鳩山語録)

鳩山由紀夫「秘書の犯罪は議員の犯罪」 2002年加藤紘一秘書事件時
 【沖縄・普天間問題】民主党・田村議員「地元の意見聞く必要ない!」   
民主党 鳩山総理、沖縄県民に約束!『普天間飛行場は県外移設』
民主党マニフェストへの質問 1
低線量被爆
井上準之助最期の演説(現在に通じること多し)

あるサイトにこんな記事↓がありました。作り話ではないようですので、本当だと思った方はこの記事をコピペしてたくさん広めましょう(平成18年1月20日;最初の一文でググったら、12件ヒットしました)

小泉純一郎の人となりを示す8年前の出来事

私が小泉純一郎という政治家に強烈な印象を受けたのは、1997年の事だった。
当時、橋本内閣の厚生大臣だった小泉は国会議員永年在職(25年)表彰を辞退した。

永年在職表彰を受けると、国会議員には2つの特典が与えられた。
ひとつは、国会が100万円出して画家に肖像画を描かせ、国会の委員会室に飾ること。
もう一つは毎月30万円の特別交通費支給だった。

しかし小泉は 「自分が国会議員をやってきた25年間のうちに国の財政も悪化してきた。その責任を担っている 自分が表彰を受け、特典を得るのはおかしい」という理由で、本来堂々と受け取れるはずだった 「名誉ある特典」を自ら拒否したのだった。

月額30万円というと大した事無い様に感じる人もいるかもしれない。しかしこの年額360万円 の特別支給は非課税で、しかも引退後も終生支給を受けられると言うまさに国会議員の「既得権益」 そのものだった。

実際、この「既得権益」を自ら手放すなど前代未聞だった。「変人」の面目躍如である。 肖像画を辞退した政治家は過去3名いたらしい(成田知巳、伊東正義、渡部一郎)が、 特別交通費はしっかり受け取っていたようだ。「政治腐敗を正す」はずだった社民党や共産党の政治家も、みな例外なくこの既得権益の恩恵に預かっていたのである。このニュースは当時マスコミもそれほど大きく取り上げなかった記憶がある。実際このエピソードは現在でもそれほど広くは知られてはいないようだ。メディア向けのパフォーマンスではなかったところに意味がある。こういうエピソードにこそ、その人間の本質が表れる。以後、小泉純一郎は個人的に「最も注目すべき政治家」の1人になった。


そして、その3年半後、小泉内閣が誕生した。就任後、小泉が真っ先に手を付けた改革の一つが国会議員改革だった。国会議員歳費法改正案など関連法案が可決され、永年在職議員の特典制度は2002年4月をもって廃止されたのである。
発電設備量単位 W
発電量単位 Wh
日本全体の発電量 約1兆kWh
日本全体の発電設備 約2億5000万kW
太陽光発電設備1kWで、年に1000kWhの発電が可能。
一般的には1kWの設備でその5倍の発電、すなわち年5000kWhの発電が可能。
消費税1% 約2兆円
日本全体の太陽光発電量設備量 2015年3月 2100万kW
日本全体の太陽光発電申請量 2015年3月 1億kW
日本全体の買取総額 約1.8兆円(2014年)年額5688円増
2030年見込み 約1.4億kW 約6.1兆円 年額 1万7000円増
自由化による電力料金上昇
火力発電の構成
スペインにおける再生可能エネルギー導入の状況と課題

業務用
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