平林ももこ インタビュー（インタビュアー：鹿目由紀）
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■平林ももこ プロフィール■
平林ももこ Hirabayashi Momoko
1992年生まれ。静岡県出身。
金城学院大学卒。2013年第7期オーディションを経て劇団あおきりみかんに入団。女子大の演劇サークルだったため、男役を数多くこなした。男役ばかりの大学生活で人生のモテ期はもう全て使い果たしたと感じている。ショートカットというよりはベリーショートの髪型が特徴。
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すみません、インタビューなのに鹿目が生きるなかで編み出した独自の性格テストをももこさんにやってもらいました。
ここからももこさんの性格が見えれば幸いです。
鹿目由紀
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■あなたが道を進むと、分かれ道が現れました。さて、右と左、どちらに進みますか？
【平林ももこの回答】
右
【鹿目の回答】
右を選んだあなた。意外と保守的。日本人らしい性格です。舞台上でついつい、無難なことをしてませんか？
【平林の感想】
保守的なところ、非常に当てはまっています。あと一歩を迷って踏み出せず、中途半端になってしまうことが今回の稽古でも多々ありました…！
■どうしてその道に決めましたか？
【平林ももこの回答】
何となくです。
【鹿目の回答】
感覚でなにかをやるタイプです。計算したことはしませんが、感覚で天然的に面白いことを舞台でやります。
【平林の感想】
考えてると分からなくなるので、とりあえず感覚に叩き込め派です。計算でも天然でも、面白いことがやれるようになりたいです！
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■少し行くと、道の真ん中になにかが落ちています。なにが落ちていましたか？
【平林ももこの回答】
水たまりがあって、その中に白い石が落ちていました。
【鹿目の回答】
白い石は、あなたが今いちばん欲しいものです。白い石、つまりまっさらな意志、つまり迷うことのない矢のような意志で行動したいと常日頃思っているのでしょう。つまりあなたは、意外と流されやすいのですね。
【平林の感想】
今のところ、当てはまり過ぎてて怖いくらいです。こうと決めるまでまでは、へにゃへにゃふらふらしがちです。
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■それを拾ってあなたはどうしましたか？
【平林ももこの回答】
少しだけ持ったまま歩いて、道端にそっと置いておきます。
【鹿目の回答】
たまに意志を持とうと頑張ってみるけど、やはり流されるのでしょう。でも頑固なのも良くないので、ほどほどに石を持ったり持たなかったりして歩けるといいかもしれません。
【平林の感想】
最近実生活で似たようなことがあったので、その話を由紀さんにお話したのかとすら思えてきました。うーん、持っておきたいですね、石。
■しばらく行くと、とても素敵な場所がありました。そこはズバリどこですか？そしてどうしてそこはあなたにとって素敵なのですか？
【平林ももこの回答】
美術館。最近美術館行けていないので、行きたいです。
【鹿目の回答】
そこは、あなたが自分を取り戻せる場所です。そこでは必ず白い石が拾えるでしょう。
【平林の感想】
愛知県美術館のシャガール展、行きたかったですね！！かなり前から楽しみにしてたものの、タイミングや時間が合わなくて行けずじまいでした。今度グッとくる企画展があったら、逃さず行こうと思います。
■そこであなたはなにをしましたか？
【平林ももこの回答】
絵を見たあと、ミュージアムショップで買い物しました。
【鹿目の回答】
今度そこに行くときは、白い石っぽいアクセサリーか文鎮かなにかを買うことをおすすめします。
【平林の感想】
これで意志を身につけよう、という寒いダジャレを思いついて、書かないつもりがもったいない精神で結局書いてしまいました。ピアスとかいいなあ。
■それをした後、一人の男性が現れました。その人はどんな人でしたか？
【平林ももこの回答】
黒髪メガネの20～30歳くらいの男性。その人も美術館帰りのようです。
【鹿目の回答】
あなたが意志が強いと感じるタイプの人間は、おおむね黒髪にメガネなんでしょうね。
【平林の感想】
かもしれません。あとは単純に黒髪やメガネが好きなのもありますね。もう、メガネは素晴らしいです本当に。かけて良し、外して良しの素晴らしい物です。素晴らしい物なんです。
■あなたにとって、生きるとは？
【平林ももこの回答】
無駄なことをたくさんすること、です。
【鹿目の回答】
むしろあなたは余裕がなくて、無駄なことを沢山出来てない疑いがあります。無駄なことも演技には必要ですので、期待してます。
【平林の感想】
無駄なことを出来ていない疑いですか。なんでしょうかね。早起きして朝の町並みを風切って歩いたり、自転車で向かった夕暮れの海に黄昏てみたり、深夜に星を見詰め涙を零したりとかしたら良いのでしょうか。……とりあえず早起きから始めてみます。
稽古、余裕ありませんでしたね。もっと落ち着いて焦らずやれるようになっていきたいです。
■平林の感想
【平林の感想】
非常にあたっていたと思います。素敵な機会をいただけました（笑）
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