川本麻里那  インタビュー(インタビュアー:松井真人)



■川本麻里那  プロフィール■

川本麻里那 Kawamoto Marina

1988年生まれ。愛知県出身。
2010年第6期オーディションを経て劇団あおきりみかんに入団。

入団以後はほとんどの作品に出演している。

主な外部出演作に、NHK「生放送ドラマ 喜劇 娘が嫁ぐ日」、NHK「ゆめうつつー」、メーテレ「名古屋行き最終列車2014」、NHKラジオドラマ「私の彼はポアンカレ―」などがある。



■入団して3年、昨年は「迷子の部屋」で主演、「発明王子と発明彼女」でタイトルロールなど大活躍でしたね。劇団に入って3年、変わったところ、変わらないところを教えてください。

大きく変わったところは何かの事柄について考えて自分の意見を持って発言をするようになったことですね。
前は自分の意見が曖昧で聞く人聞く人の意見に左右されていたというか。
だからどうしてこう感じてるんだろうって考えるようにしています。まだ意見にいたるまでには時間がかかりますけど。
先輩方の会話を聞くとすごく建設的な意見交換をしていると思うんです。それは経験とかもあるでしょうけどひとつの事柄に誠実に考えに考えを重ねているからだと思います。
私もそういう役者になりたいんです。
まだ思考のコツみたいなものは掴めていないのでこれからも考え自分の意見にするということを習慣づけていきたいです。

変わらない事はお芝居が好きというところです。



■今回に限らず、役作りの上で気をつけていること、こだわっていることを教えて下さい。

そうですね…まずは見た目でしょうか。
役が恋愛が絡む役だったり、可愛いらしい役だったりするので。
恋愛が絡む役は相手役が可愛いなぁって思ってもらえるようにメイクとか服とかはいつもより気を使いますね。何か本当に恋人に対して気にするようですね。笑



■最近笑った○○は?

謎の虫。

カフェでコーヒーを飲んでいたら隣に座ったおじさんの背中に見たことのない虫がくっついてたんです。
黄金虫くらいの大きさでノコギリ虫みたいなフォルムなんですけど背中に真っ赤な斑点があって…
周りのお客さんとお店の人は気づいてざわざわしてるんですけど、そのおじさんだけが気づいてない。
そのうち誰かが小声で『あれは毒虫だ』って言い始めて。
毒虫が街中歩いていて背中につくだろうか。と考えてたらお店の人がお客さま失礼しますって持ち帰り用のカップで虫を捕まえてました。
何かその時のお店の中の一体感が面白くて。



■木下くんからの質問が面白かったので同じ質問です。東西南北で好きな方角と理由を教えてください。

北です。
北枕をすると寿命が縮まるってよく言いますけど、夏に北枕で寝ると涼しくてよく眠れるんですよね。
あと北枕をするとお金が貯まるってどこかで聞いた事があるんですよ。
だけど寿命が縮まるのは怖いからたまに北枕で寝ますね。



■天国の東側への意気込みをお願いいたします!

また新しいあおきりみかんの一面がみれるお芝居だと思います。
私自身もまた新たな一面がお見せできるよう日々、精進します!

舞台上で繰り広げられる群像集団喜劇をお楽しみに☆




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