篠原タイヨヲ インタビュー(インタビュアー:山口眞梨)
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■篠原タイヨヲ プロフィール■
篠原タイヨヲ Shinohara Taiyowo
1983年生まれ。愛知県出身。
中京大学劇団いかづち退団後フリーで活動。2007年第5期オーディションを経て劇団あおきりみかんに入団。以後、劇団あおきりみかんのほとんどの作品に出演している。
主な外部出演作品は、とみまつプロジェクト『とみィのハムレット』刈馬演劇設計社PLAN-01『悪恋』、刈馬演劇設計社PLAN-02『クラッシュワルツ』、刈馬演劇設計社PLAN-04『クラッシュワルツ』(再演)『演劇組織KIMYO『ピーポウ』など多数。
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■いつ演劇を始めましたか?
本格的に始めたのは大学に入学した時です。
きっかけは…多分幼稚園の時にやった『みにくいアヒルの子』です。
主役のみにくいアヒルの子の役ではなく、みにくくないその他のアヒルの子の役でしたが。
その時に、「もっと目立ちたい」って思ったのが一番はじめ。で、小中と演劇部がなかったし、その頃は違う夢があったので演劇には触れず、高校を演劇部のあるところを選んだつもりが僕が入学した時に廃部になっていて入れず、大学入学でやっと念願の演劇部に入部しました。
そこからだとかれこれ13年になります。
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■今回のように何都市も公演に行く場合、役者として気をつけていることはありますか?
会場が違うと舞台の雰囲気や声の響き方が違うので、劇場入りして舞台が出来上がったらそこは確認します。
あとは…出発日に忘れ物がないかの入念なチェック。
そして、初めて行く土地なら、その土地の美味しいものチェック。
あと、一番大事なのは集団生活が続くので、いかに波風立てずに過ごせるかは重要です。
あ、役者としてじゃないですねコレ。
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■よくタイヨヲさんが、骨柄やカエル柄の服や小物を身につけているのを目にしますが、骨とカエルだったら、どちらが好きですか?
え…むつかしい問題ですね。
スカルモチーフやカエルモチーフは基本的に好きですけど、なんでもいいってわけじゃないですし、受け付けないデザインのものもあります。
まあでも強いて言うなら…、
カエルが骨だったらもう言うことないです。
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■もし天国で極楽浄土の暮らしができるとしたら、1番やりたいことはなんですか?
時間を気にせずに作り物をしたいです。
なかなか出来てないんですが、プラモデルが好きなんです。
ガンプラ、ミニ四駆から車やバイク、お城は手を出したことはないですがやってみたいです。あと挑戦したいのは食品サンプル。一度テレビで食品サンプル職人の一日みたいなのがやってて、それ見てからめちゃめちゃ興味あります。その道のプロにつきっきりで教えてもらえたら幸せだなぁ。
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■"集団"といえば、何を思い浮かべますか?
さっきも言いましたが大学時代に演劇をはじめまして、2年生の時には部長として演劇部を引っ張っていました。
その時に初めて集団というものの難しさを思い知りました。部長以前と以後では人が違うと言われるくらいです。
それまで全く怒らなかった僕が怒るようになりました。発言もあまりしませんでしたが、積極的にするようになりました。
僕の人生の中ではなかなかに転機な一年だったと思います。
いまでは良き思い出ですが(苦笑)
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