※このサイトをご覧になる前に・・・

バーニーズ・マウンテンドックを飼われている方なら、是非このサイトをご覧になる事をお勧めします
なぜならば、組織球症は決して他人事ではなく、突然明日貴方の愛犬に発覚するかもしれない
重大な病気なのです。またバーニーズ・マウンテンドックに多く発症する事でも知られています。
やっかいな事にこの病気は国内での症例報告が少ない上に、有効な治療法もありません。
悪性で発症した場合の生存率は絶望的なケースがほとんどで、実際に私達自身も、友人の愛犬が
昨年と一昨年に悪性組織球症で、亡くなっているのを目の当たりにしています。
いったい何故、こんな恐ろしい病気が表立って広く知られていなかったのでしょうか。思うに国内に
置けるバーニーズ・マウンテンドックの血統は、米国より輸入されたラインが数多くを占めています。
この事から考えても、2000年の時点で全米バーニーズ・マウンテンドッグクラブ(BMDCA)が調査した
死亡原因の1/5が組織球の腫瘍だと言う確立から考えると、おそらく国内のバーニーズ・マウンテン
ドックの過去の死亡原因として、単なる癌や原因不明として扱われていたものの中に、悪性組織球
症が多数見過ごされていたのではないかと思われます。

◆組織球症◆
全米バーニーズ・マウンテンドッグクラブ(BMDCA)が2000年に、バーニーズ1,322頭の健康調査を
行っています。そこで問題になっているのがバーニーズの寿命が短くなっていること,死因に腫瘍が
多いこと,腫瘍の中でも特に組織球の腫瘍が多く、死亡261頭のうち45頭を占めています。
言い換えると約1/5が組織球の腫瘍で死亡したことになります。
関連記事→http://www.bmd.org/health/surveyreport.html
国内ではこの腫瘍がまだ珍しく,知識が無いとこの腫瘍がどんなモノかわかりませんし,いざと
言う時の対処もできません。そこでこの腫瘍研究の第一人者,カリフォルニア大学デービス校の
ムーア教授が開いている犬組織球症についてのWebsiteの一部を紹介します。
ムーア教授の許可をもらって,そのうちの”一般向け”FAQ “獣医さん向け”の各コーナーを
以下に訳しました。
この日本語訳にはイラストを付けておりませんが,興味のある方は本家のサイトもご覧下さい。
イラストが出ていてわかりやすいです。 http://www.histiocytosis.ucdavis.edu/
ウェルカムページ(イントロ)
犬には多種多様な組織球増殖性疾患がある為に,対処が複雑な中で適切な診断,予後判断と
治療をみつけようとしているオーナー,臨床獣医,病理屋さんに対して,この病気に関する最新の
インフォメーションを提供,普及するため,このサイトを創りました。サイトはオーナーさん用とプロ用
が互いにかみ合うようデザインし,オーナー向けには“組織球症って”(an overview of histiocytic
diseases of dogs)とFAQ (frequently asked questions (FAQ) )のパブリックバージョンと獣医さん
(そして熱心なオーナー)向けバージョン,更にはもっと詳細な個々の組織球症をイラスト付きで
解説する“組織球症って”(overview of histiocytic diseases)のコーナーがあります。
犬の組織球症を扱うときに出会う疑いや誤解によるフラストレーションを取り除くのに,このサイトが
役立つことを願っています。このサイトは遺伝病制御研究所の助成で運営されています。
Peter F. Moore
Professor VM Pathology, Microbiology and Immunology
School of Veterinary Medicine
University of California
Davis, CA 95616

Tel. 530 752 5204

犬の組織球症のあらまし パブリックバージョン
組織球というのは組織にいる白血球のことで,二つの系つまりマクロファージと樹状細胞が
知られています。組織球(とくに樹状細胞)は外来の異物に対して適切な反応が行えるように
免疫システムの中で機能します。また組織球(とくにマクロファージ)は、組織の残骸や異物
(例えば病原体など)を破壊したり不活化したりします。
現在,犬では少なくとも4つの組織球増殖性疾患が明らかにされています。
感染性の因子に対して起こる適切な反応として、組織球の浸潤増殖が起こりますが,
その様な幾つかの炎症性疾患(いわゆる肉芽腫性,反応性炎症性疾患)との鑑別が
困難なことがあって、組織球症はやっかいな病気です。
臨床症状や治療に対する反応性は、いろんな組織球症症候群の間で、大幅に異なる事が
観察されています。

犬皮膚組織球腫(Canine cutaneous histiocytoma)は良性の腫瘍で,普通全ての犬種の
若い犬の皮膚で孤在性に起こり,消退することもあります(まれに例外はあります)。

皮膚組織球症(Cutaneous histiocytosis (CH))は孤在または多発病巣で表れ,消長して
稀には消退してしまうこともあります。少数例でコルチコイドが効きますが,残りはそのまま
なので、もっと積極的な免疫抑制療法が必要になるかもしれません。

全身性組織球症(Systemic histiocytosis (SH))はバーニーズ・マウンテンドッグの家族性疾患で
すが,他の犬種でも稀に起こります。SHではCHと同じ顕著な皮膚病変がありますが,可視粘膜
(眼と鼻)とリンパ系組織,肺や骨髄をはじめ様々の臓器も侵されかねません。
病変は病気の初期の過程では消長したりはしますが,SHはしばしば持続的な免疫抑制療法が
必要な進行性の病気です。

組織球肉腫と悪性組織球症(Histiocytic sarcoma and malignant histiocytosis (MH))は
バーニーズ・マウンテンドッグ,ロットワイラー,フラットコーテッド・レトリバー,
ゴールデン・レトリバーによく起こり,他の犬種でもたまにあります。
組織球肉腫は脾臓,リンパ節,肺,骨髄,皮膚と皮下,脳,四肢の関節周囲に局所性の病巣
として起こります。組織球肉腫は、また一つの臓器(とくに脾臓)の中に多発性の病巣として起き、
すぐに転移して多臓器を侵すこともあります。MHはマルチシステムで急速に進行する病気で,
組織球肉腫と同じような組織や臓器,脾臓,リンパ節,肺,骨髄や皮膚と皮下が侵されます。
ですから両者の鑑別は困難です。組織球肉腫とMHの化学療法に対する反応は望めません。
色々な犬の組織球症の症例に対処するには、すべての組織球症の豊富な経験を持つ病理屋に
よる正確な診断が極めて重要です。それがあって初めて病気の転帰が予測出来,適切な症例の
対処(もし生きていれば)が始められましょう。個々の組織球性疾患のもっと詳しくビジュアルな
説明もこのサイトに入れておきました。このサイトは他の病気との詳しい鑑別点を知り,治療の
オプションを求める臨床家と病理屋向けです。あなたの獣医さんにも教えてあげましょう。
組織球性疾患がよく起こるいくつかの犬種があります。バーニーズ・マウンテンドッグ,
ロットワイラー,フラットコーテッド・レトリバー,ゴールデン・レトリバーに悪性組織球性疾患
(組織球肉腫/悪性組織球症)がよく起こることが経験されています。
バーニーズ・マウンテンドッグでは皮膚および全身性組織球症もよく起こります。
バーニーズ・マウンテンドッグの場合はSH, 組織球肉腫/MHで,家系と病気との明かな関係が
確かめられました。シャーペイには多発性皮膚組織球腫が起こります。
■犬の組織球症−よくある質問

下記のよくある質問をご覧下さい。あなたの質問の多くが回答されています。

※質問
  (質問事項をクリックして下さい)

Q1.
私の犬は‘ヒスチオ’です。間違いなく死ぬのでしょうか。


Q2.
組織球性疾患にかかると、どんな臨床症状が出ますか。


Q3.
犬の組織球性疾患の治療法はどの様なものでしょうか。またかかりつけの獣医はどこで
その情報や知識を得る事が出来ますか。


Q4.
私の愛犬が皮膚組織球症と診断されました。胴の皮膚にいくつか結節がありますが
苦にする様子はありません。すぐに免疫抑制療法をはじめなくてはいけませんか。

Q5.
我が家のバ−ニーズ・マウンテンドッグは全身性組織球症で,皮膚が潰瘍になっています。
子供たちは抱きたがりますが,感染しませんか。


Q6.
我が家のバ−ニーズ・マウンテンドッグが全身性組織球症になってしまいました。
死の病だと聞いたことがありますが,すぐに安楽死してやるべきでしょうか。


Q7.
我が家のバ−ニーズ・マウンテンドッグは生後8か月で唇の組織球腫を切り取ったことがあります。
今後も他の悪性の組織球症が出てくる運命にありますか。


Q8.
家族性組織球性疾患の原因遺伝子をみつけて,この様な病気のない家系を選べませんか。


Q9.
そもそも組織球とはどの様なものでしょうか。

Q10.
バ−ニーズ・マウンテンドッグだけが組織球性疾患にかかるのでしょうか。


Q11.
我が家のバ−ニーズ・マウンテンドッグは悪性組織球性疾患になってしまいました。愛する家族
の一員を失うのはとても悲しいことです。同じ様な犬の為に何かしてやれることはありませんか。

※回答

A1.

"ヒスチオ" と言うのはブリーダーなど玄人筋の言葉で,なんらかの組織球性疾患を持っている
との意味です。組織球性疾患には概ね2つ(また多数)あり,一つは皮膚組織球症(CH)や
全身性組織球症(SH)ですが,反応性(言い換えれば炎症性)の疾患で、免疫系の異常で起こる
ようです。この様な病気にかかると、特に末期では症状をコントロールする為に、免疫抑制療法が
必要になります。初期ではCHとSHの病変が瓦解することもありますが、おそらく自己自身で
免疫系の異常を修復し原因を取り除くのでしょう。

第二の組織球性疾患のグループは組織球の腫瘍で、組織球腫と組織球肉腫コンプレックスが
あります。組織球腫は大変に良性で大抵は瓦解します。(すべてではありません)
組織球肉腫コンプレックスは悪性の組織球の腫瘍です。
孤在性組織球肉腫として(早期に治療すると予後が良い事もあります)起り転移性組織球肉腫
(HS)(悪性組織球症(MH)ともいわれます)となります。
転移性HSとMHは治療の有無にかかわらず致死性で,初めて見つかった時には多くの臓器が
侵されています。幾通りもの化学療法は全て効果がなく、2〜3週から数ヶ月の経過で転帰を
むかえます。ですから答えはNOです。
上の定義からあなたの愛犬がどのタイプの組織球症かを知ることが重要です。
正確な診断がないと予後がわかりません。

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A2.

これは組織球性疾患のタイプが反応性か腫瘍性かによります。反応性組織球症は殆どが真皮や
皮下など皮膚に結節をつくります。この結節は顔(鼻孔,鼻とまぶた),陰嚢,体幹でもっともよく
みられますが,どこにでも起こり得ます。また潰れたり滲んだりします。これは皮膚組織球症と
全身性組織球症で典型的で,全身性組織球症の場合には、皮膚以外に他の組織が侵される
徴候があります。これは眼や鼻の粘膜で結膜の充血や腫脹,角膜水腫や角膜の血管新生として
簡単に見つかります。組織球が鼻粘膜に浸潤すると汚い鼻汁やイビキのような呼吸があります。
皮膚組織球症の犬は機敏で外見上は病気とは思えません。対照的に全身性組織球症の犬では
食欲がなくやせてきて,元気もなくなります。組織が進行性で広範囲に侵されているせいです。

腫瘍性組織球症(組織球肉腫コンプレックス, HS)は皮膚や皮下に塊(mass)をつくります(massは
結節より大きい)。常に四肢に出来ますが,他のどの表面の部位にも出来ます。
HSの一タイプ,関節周囲性HSでは関節が塊にくるまれるので、跛行の原因になります。
他の場合,HSとMHですが内臓を侵し,and spare the skin and subcutaneous tissues.
こうなりますと漠然とした症状,嗜眠,食欲低下や体重減少があらわれます。
貧血は組織球が積極的に赤血球に向かわない限りコンスタントではありません。
組織球が積極的に赤血球に向かうのは、血球貪食性組織球症という脾臓や骨髄原発のHSで
みられます。他の症状は腫瘍性組織球の局在部位に依存します。原発巣には脾臓,肺と骨髄が
あります。肝臓には脾臓からの転移がよく起こります。脾静脈が肝門脈に流れ込むからです。
脾臓の病巣は血球貪食や結果としての貧血がない限りみつかりません。肺のHSでは組織が
破壊されるので呼吸困難になります。肺にはかなりの余力があるので,呼吸困難はHSの病巣が
大きく所属リンパ節に転移したことを示します。肺門リンパ節転移は近接する気管を圧迫し更に
呼吸困難になります。骨髄原発のHSは組織球が血球貪食性であったり,局在部位が特徴的で
無い限り外からはわかりません。例えば脊柱の病巣は骨を破壊して脊髄を圧迫します。
脳原発のHSはその部位に応じて不全麻痺,麻痺や発作を起こします。

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A3.

反応性組織球性疾患
皮膚とSHではステロイドの使用から始まりますが大多数は反応しません(我々の所では、たった
10%です)。で次により強力な治療が必要になります。
シクロスポリンA (Sandimmune or Neoral) かLeflunomide (Arava) の経口投与を行います。
これらの薬はすぐに効かなくなりますが, 大変高価でとくにLeflunomideは体重と薬物代謝で
変わりますが、月に1,000から3,000ドルかかります。眼の病巣のコントロールには経口投与と
シクロスポリンAの点眼を併用します。これらのインフォメションはCurrent Veterinary Therapy XIII,
WB Saunders, 2000 に載っています。

腫瘍性組織球性疾患-皮膚組織球腫は大変良性で、例外が希にしかありませんので,普通は
外科的切除が有効です。 局所性のHSは転移前なら外科的切除が行えます。転移してしまうと,
または転移性HS(MH)では外科的には最早お手上げです。化学療法も効果がありませんので、
様々な処方がされましたが効果は続きません。MHの治療が成功したとの報告がありますが,
議論がないとはいえません。手元の論文を見てみますと、初めの診断があいまいだと思われます。
反応性組織球症とHSの区別については混乱があり,病理屋さんも簡単には区別出来ない事を心に
留め置く必要があります。結局のところ現時点では、確かで効果的な化学療法はありません。

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A4.

進行性の反応性組織球症に対する免疫抑制療法の多くは一生ものです。有害な帰結もあります。
獣医さんと相談されて効果のある点とマイナスの面,つまり感染機会が増える事、と良く効く薬の
高価な事ですが,これらを秤にかけることになります。反応性組織球症の初期には、治癒する事が
しばしばあります。事実何ヶ月も反応性組織球症フリーの状態で推移する犬のエピソードがあります
療法は病気がアクティブな状態で持続して、消退が望めないか病巣が重要部位や眼窩や、鼻など
感覚器に出来たときに必要になります。

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A5.

見苦しい病巣ですが接触で他の犬やヒトに伝染したという証拠はありません。
SHはその犬の免疫システムが正常でないことによります。

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A6.

これは良くある誤解です。過去には予後に大きな違いがあるにもかかわらず,悪性と反応性の
組織球症がひとまとめにされていました。SHは治療可能ですし,普通は治療しなくても悪性組織球
性疾患によくみられるような、臓器不全に陥ったり死亡することはありません。

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A7.

バーニーズ・マウンテンドックでは組織球腫の進行と、他の組織球性疾患とのつながりが
見つかったことがありません。組織球腫はすべての犬種で偶発性に起こるもっとも一般的な犬の
腫瘍です。2〜3才が起こりやすいピークです。

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A8.

両方の型の反応性と腫瘍性組織球症は、家族性で他因子性の病気のようです。つまり多数の
遺伝性の欠陥が病気の進展に関わっています。異常遺伝子の組み合わせで発病するようです。
ですから,外見的にノーマルな個体でも、発症に決定的な異常遺伝子が共存した時だけに、
引き金となる遺伝子を持っている可能性もあります。両親が完全にフリーでも、問題遺伝子が
適合して存在し、病気の感受性が高い子が生まれることもあります。明らかにこの様式は
優性だとか劣性だとかの単純なものでなく,はるかに複雑です。組織球性疾患に関与する全ての
遺伝子が同定されるまでは,個体レベルで多数のサイレントな遺伝子を排除するのは困難です。
関連遺伝子の同定と遺伝子地図の作製はいまのところ余り進んでいません。
調べるべき遺伝子の候補があまりないのが現状です。

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A9.

組織球と言うのは、組織にいる白血球(シロダマ) の事で,二つの系つまりマクロファージと
樹状細胞が知られています。これらは免疫システムで大変重要です。
マクロファージは組織の残骸や異物を除去したり細胞内の病原体を不活化したりします。
樹状細胞はTリンパ球が外来の異物分子(病原体からのペプタイドなど)や変性した自己
(ガン細胞からの変異ペプタイド)に対して正確に反応するように、免疫システムの中で異常情報を
Tリンパ球に提供します。事実,組織球症の一つのタイプ,反応性(または皮膚とSH)は樹状細胞と
Tリンパ球の相互作用に欠陥があるときにおこる,免疫抑制剤に敏感な免疫障害です。

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A10.

バーニーズ・マウンテンドッグは、驚くほど組織球性疾患,反応性の皮膚と全身性組織球症及び
腫瘍性の組織球肉腫コンプレックスにかかりやすい犬種です。
またバーニーズではこれらの病気が家族性でもあります。
組織球腫は大変良性の皮膚の腫瘍ですが,これにはそれほどかかりやすくはないようです。
他の犬種でも同様に組織球性疾患にかかりやすいのがあります。ロットワイラー,ゴールデンや
フラットコーテッド・レトリバーですが,これらの犬種では家系の解析は積極的には行われていま
せんし,解析されていたとしてもデータが公表されていません。
フラットコーテッド・レトリバーは組織球性疾患,全犬種で良性の組織球腫も含めて、全部に
感受性があるようです。他種類の組織球腫があちこちに転移した症例を診たことがあります。
北西大西洋のアイリッシュ・ウルフハウンドの一集団にSHが出たことがありましたが(遺伝的に)
閉ざされた集団なのかそうでないのか私はよく知りません。
シャーペイも驚くほど目立つ深刻な組織球腫,特に進行が遅くて多種が多発するような腫瘍に
かかりやすい様です。

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A11.

貴方の愛するバーニーズを安楽死させるときにはDr. Verena Affolter(vkaffolter@ucdavis.edu)か
Dr.Peter Moore(pfmoore@ucdavis.edu) に研究材料が必要かどうかを連絡下さい。
もし組織球肉腫コンプレックスの解明に必要なら,獣医さんが対処をアレンジしてくれます。
電話は530 752 6611です。貴方がこの研究を応援してくれるなら,また資金的に支援をしてくれる
なら,The Center for Companion Animal Health, School of Veterinary Medicine. にコンタクト
して下さい。計画中や進行中の研究プロジェクトのリストがありまして,貴方が一番興味を持つ
プロジェクトが選べるようになっています。
Your support will make a difference - for instance, it can be used as matching funds to
enhance the chances of getting an 公開基金 funded!

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本サイトの情報及び翻訳・翻訳許可は、悪性組織球症で
自らの愛犬を亡くされた中島氏より提供して頂きました。
この場をお借りして、中島氏の愛犬のご冥福を心より申し上げます。
また貴重な資料・情報の提供を、心から感謝致します。

翻訳・資料提供 Y.Nakajima  原文 Peter F. Moore