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阿蘇高岳  1592m  
天狗の舞台から初日阿蘇高岳へは仙酔峡から花酔橋を渡り、ミヤマキリシマ(五月頃)の群生する間を抜けて遊歩道を登り、仙酔峠「鷲見平」に上がる。凹状の道を抜けると岩稜となり、仙酔尾根「通称:馬鹿尾根と言われ、岩や石コロの馬鹿長い尾根道」を頂上を目指して登る。黄色ペンキの標識を目印に左右の進入禁止に気を付けて直進すると、段差のある岸壁に突き当たる。その岸壁を越えて再び黄色ペンキの標識を目印にジグザグに登り詰めるとやがて高岳の稜線(火口壁上)に出る。
 稜線から左の高岳東峰には岸壁の上に天狗の舞台があり、初日の出はここで拝む人が多い。高岳山頂へは稜線から右(西)にコースをとる。大鍋と呼ばれる旧火口縁を進むと10分位で岩石を積み上げて小高くした高岳山頂に着く。
 火山の山だけに石コロだらけ。そんな道を山頂から西へ5分程下ると中岳と高岳の鞍部に当たる平らな場所に出る。ここから左へ行くと月見小屋(今は新しく立替られた)を通り天狗の舞台へと大鍋を廻る。天狗の舞台寄りにミヤマキリシマが群生しており仙酔峡より1ヶ月遅れの6月初旬頃が見頃となる。
登山ルート 【
  ●仙酔尾根コース 約2時間  2015年5月17日情報
  ●仙酔峡沢登り中岳経由高岳 約3時間 
  ●日の尾峠コース 1時間20分 
2012年7月の豪雨により日ノ尾峠ルートは車両通行止め(2013年1月現在)。高岳東峰山頂には阿蘇山遭難事故防止対策協議会から日ノ尾峠への通行止めの警告が出されている。
  
駐車場 仙酔尾根コース:100台位は駐車可能、
トイレ 仙酔峡に完備しているが、その他の登山口には無い。

鷲見平から高岳 登山口は、仙酔峡ロープウェイ駐車場から花酔い橋を渡って仙酔峠(鷲見平)へと上がります。仙酔峠には以前、鷲ヶ峰で遭難した若者の追悼碑がいくつも建てられています。それは皆鷲ヶ峰を向いていて両親の気持ちが込められています。ここから鷲ヶ峰は、その方向を見てススキのやぶを真直ぐ進む。高岳は岩がゴロゴロした仙酔尾根(バカ尾根)を登ることになります。最初鷲見平からバカ尾根に取り付くときは、真直ぐ進まずに向って左側を登ったが登り易い。
鷲見平から高岳 仙酔尾根(バカ尾根)

バカ尾根を4〜50分登ると鷲ヶ峰が真横に見えて来る。写真左の大きく口を開けて吠えているいるのが虎が峰、真ん中の小さいのがジャンダルム、右の高いのが鷲ヶ峰です。右の写真は天狗の舞台付近で、初日を浴びているところです。写真では分かりませんが空気が澄んでいるので、初日の当たった所が金色に輝いて見えます。 鷲ヶ峰1
鷲ヶ峰1 鷲ヶ峰2

段差の岩場 登山口から1時間位の所に少し段差のある岩場があります。足場を確認しながらゆっくり登れば安全です。最近ロープがありますので初心者でも大丈夫です。ここを登ると右の写真の所にでます。冬は北西の横殴りの風が強いので、それなりの覚悟で登って下さい。バカ尾根を20分くらい登り詰めると、左が天狗の舞台、右が高岳山頂の中間に達する。
段差の岩場 左:天狗の舞台  右:高岳山頂

お鉢から天狗 高岳山頂から左回りにお鉢を回ると月見小屋(非難小屋)が新しくなっている。冬の北西の強い突風を避けるためか、この窪地に建てられていると思う。しかし余り利用者はいない。初日を見るときも東峰にテントを張っている。

私がお鉢を回るのはミヤマの季節だけで、下から天狗の舞台方面を眺め、鶯の声を聞きながらビールを飲む何と美味しいことか!
月見小屋(非難小屋)
お鉢から天狗 月見小屋(非難小屋)

東峰から根子岳 ミヤマキリシマの写真は2002年6月1日のもので、害虫の被害も無く非常に綺麗でした。 ミヤマキリシマは東峰に群生し根子岳方面の斜面全体を覆っています。しかし、2005年から害虫の被害に遭い2006年も無残な姿になっています。 天狗から
東峰から根子岳 天狗から山頂方面

高岳山頂 天気予報では2005年元旦の天気は余り良くないように言っていたので、初日はあきらめて初登山をしようと、大晦日はテレビを見ながら一人酔っ払ってしまった。寝る前に外に出てみると満点の星空で天気予報とまるで違うので元旦は早起きするつもり寝た。しかし、目が覚めたのは5時でチョット遅かった。おまけに一宮に着くと雪が積もっておりチエンを付けて仙酔峡に着いたのは6時を回っていた。登山靴に履き替えアイゼンを付けて直ぐに出発したが、雪が多く膝まであり7時20分の日の出には間に合わなかった。山頂で電電山岳会の馬場さんと合ったが彼も日の出に間に合っていないと言ってた。しかし、真っ白な銀世界に朝日が当たり輝く光景は何とも言えない。ただ、この穏やかな写真には強烈な風の強さは写っていない。右の写真がそれを証明している。 
高岳山頂 雪の風紋

舞台の根っこで一眠り  初日の出を拝むために高岳へ登る人は年々減っている。2000年は雪も無く穏やかな天気で天狗の舞台から熱燗で日の出を祝った。その時はまだ20人位の人達が東峰へ来ていた。それ以降003年まで天気は悪く曇りの強風が続いた。天狗の舞台を風除けにした緑のテントはつぶれていたが、ぞろぞろと3〜4人出てきた。黄色いテントから2人出てきた若者は唐津から2年連続来ているが残念ながら初日を拝めないと言った。2004年は素晴らしい天気で雲海の上に初日を拝むことができた。この年から初日登山者が激減した。福岡から田上さんが4名のお客を連れて来ていただけ。2005年、2006年と初日は顔を出している。 突風をしのぎ初日を待つ
舞台の根っこで一眠り 突風をしのぎ初日を待つテント