ひさびさに自分以外の話を。
僕がまだ大学の研究室にいたとき、研究室の同級生にしろくま君(仮)という人がいていろいろ伝説を作っていました。 彼は日本人離れした風貌で、フィリピーなどと呼ばれており、性格はとても朴訥、クソ真面目といった感じの男です。 さてさてしろくま君、あくる日突然に風俗に興味を持ち出し、研究室でも1,2を争う歌舞伎町通のS氏に頼み込み、はじめての風俗へと繰り出したのだそうです。 以下はS氏の供述より引用。
「しろくま君、部屋からで出来たときにはもう恍惚の表情だったんだよ。 でさ、彼は震える指で煙草に火をつけながらこんな話をしはじめたんだよ。 しろくま君のお相手だった女性はどうやら医学生で、田舎から出てきてやっとのことで医学部に入ったんだって。 それで、田舎の両親に迷惑をかけたくないから、風俗をしつつ学費を稼いでいるえらいネーチャンだったんだって。 当然こんな話嘘だって普通わかりそうなもんだけどさ、しろくま君は一味違ったよ。 震える指でエレベーターのボタンを押しつつ彼はこう言い放ったんよ。 「僕、あの人尊敬しちゃうなぁ。 今度もあの人指名しよう!」と。」
ちなみにそういった瞬間、ちょっと涙目だったそうです。 マジです。 マジで彼はそういったそうです。 俺はそんなお前を尊敬したいよ。
ちなみにしろくま君はシャワーの前で終了してしまったそうです。 いろんな意味で尊敬の対象です。 |
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