[ 灯火関係 電球切れ ]


ヘッドライト・ウィンカー

ヘッドライト点灯しない

スイッチ・リレー・配線不良も考えられますが、ほとんどの場合が電球切れです。 ハロゲン球は根元の隠れた所で切れているケースが多く、フィラメントの目視点検では異常なさそうに見えます。 電球を交換してみるのが一番手っ取り早い方法です。

ウィンカー早く点滅する・点滅しない
ウィンカーリレー回路の原理上、右または左系統の数個ある電球の内、1個が切れると正規の点滅回数よりも早くなります。 単に電球交換で直りますので御安心を。
全く点滅しない場合は十中八九、ウィンカーリレーの不良です。

 

テールランプ ・ バックドア

テールランプの点灯不良

オートマ車は、信号待ち・渋滞時等にブレーキを踏みっぱなしにしてしまう傾向が強いので電球がかなり発熱します。
左図はテールランプの内部です。 電球ソケットがプラスチックにアース線と共締めされています。 この部分が長時間連続して電球の熱に晒されると溶けてアース不良になり電流が他の回路に逆流します。 結果、ブレーキを踏むとスモールが光ったりします。

バックドアの灯火類


商用車等で荷物の積み下ろしの頻度が多いと、何千・何万回の開閉の為にボディー ・バックドア間の配線が断線します。

通常、車輌のワイヤハーネスは複合的・長大な為、フレキシブル性の高い配線で補修します。

 

室内関係 ( シフトインジケーター )

Dレンジインジケーター球切れ

オートマ車は、駐車時・後退時を除くと99%がDレンジになっているでしょう。

この為、スピードメーター内のDレンジインジケーターが真っ先に点灯しなくなります。
これはほとんどの場合、単なる電球切れです。
車検には無関係(切れたままでも通ります)とはいえ、
なければないで、少し不便です。


修理方法 :
一部の軽自動車を除き、スピードメーターを脱着し電球を交換します。 ここでお勧めなのは、切れた「D」のみではなく、比較的使用頻度の高い「PRND」の4個と、夜間照明用のバックライト球、数個も同時に交換。
電球は、1個¥140〜¥300が普通です。

工賃は、車種によりかなり違います。
¥3000〜¥6000程度が一般的でしょう。

 

電球交換時の注意点

ハロゲン球 交換時の注意点

電球のガラス部分を絶対に触らない事。

どれだけ綺麗な指であろうとも、微量の油脂分が付着してしまい、早期バルブ切れの原因になります。

ダブル球 交換時の注意点

他のバルブとは違い、2つの突起部は非対称です。

ソケットに挿入する時は方向性に注意して下さい。