小学生 清水倭子(東京都中野区 11歳) ・2008/03/03 朝日新聞 声欄から抜粋
私の小学校花壇には、パンジーがたくさん咲いています。
校長先生が大好きなパンジーは、強く可愛らしい花です。花があると周りの他の花がなぜか立派に見え、無いと寂しげです。パンジーってそのような不思議な存在だと思います。校長先生はきっと、この花のそんな性格を好んでいらっしゃるのかな、と感じました。
校長先生は、もうすぐ定年退職なさいます。私をはじめ、一人ひとりの悩みをよく聞き、考え、解決してくださいました。少しドジな面もあり、ゆかいで楽しい校長先生。この学校は、私にとってオアシスです。
私が先生方とまるで身内のように笑い、怒り、ぶつかることができたのも、校長先生が素晴らしい大黒柱でいて下さったからです。
登校時には明るく元気なあいさつをかけて下さいます。私が暗い心の時でもつい大きな声であいさつできてしまいます。朝礼もユニークです(私は先生のまねができます)。下校時にはいつも箒を持ち、葉っぱの掃除をしてくださいました。
校長先生のいなくなってしまう今春も、パンジーは咲き続けるはずです。とても悲しく寂しいけれど、言わなくてはなりません。校長先生、ありがとうございました。さようなら。