・・・くま日記・・・
2007/06/01(金) 頑固そうな老人だった
帰り道、自転車を押しながら歩いている老人を確認して胸をなで下ろす。実はこの老人、つい1時間ほど前に声を交わしたばかりである。
今日、のぼりべつ文化交流館 カント・レラ のオープン記念式典があった。
会場に向かうべく岡志別公園前の交差点に差し掛かったときである。前方、道路の左端をふらふらと頼りなげに進む自転車を見つけた。
「あぶないな…」と思った瞬間、どうっと横の草むらに倒れ込んだのである。そのまま草むらから這いだしてくる気配もない。
心配になって車を停めのぞき込むと、老人が斜面に仰向けに倒れ自転車の下敷きになっていた。声をかけ、まずは自転車を片づける。
起きあがろうにも、斜面の下の方に頭、足が上。裏返しになった亀の子のように、もがくばかり。手を貸しやっとのことで引っ張り上げる。
幸い怪我はないようだ。80歳を幾つかは超えたような老人である。家に帰るよう促すが、大丈夫だと言ってきかない。そればかりか、早く立ち去れと言わんばかりである。
カント・レラからの帰り道に見かけたのは、工学院の下方1qあたり。どこから出てどこに行ったのかわからないが、あの様子だと坂道を上るときも手押し、帰り道も手押しだったに違いない。
それならどこかに自転車を置いて、徒歩で用足しでもすればよかったろうに…と。それでもまずは、無事に歩いている姿を確認して安堵、安堵。
2007/06/02(土) 動かなくなった
ついに動かなくなってしまった。デジカメ 「ソニーDSC-P9」 である。気に入っていていつも手元に持ち歩いた。使う頻度も高かった。寿命が来たわけではない、扱いの乱暴さがこの結果を招いたのだ。
出張にもよく持ち歩いた。機中にバッグを預ける場合には壊れ物は入れないでくださいと注意を受ける。本来、自分で持ち運ぶなど扱いに充分気を遣わねばならないのだが、つい大丈夫だろうとたかをくくって預けていたのだ。
バッグを積み込む拍子に、レンズの可動部に強い力がかかったに違いない。へこみや傷がつくほどの変形を起こしてしまったのだ。当方のミスである。
が、このまま捨て置くのも癪である。ある方から、大型店で修理も受け付けてもらえるとの情報もいただいた。
新しいものを購入した方がやすいですよ、とコメントを受けるのを覚悟で、ここは一度、修理の可能性について相談してみようと思う。
で、最悪の場合は新たなものを選ばなければならないのだが、これがまた迷いの多いところである。
レンズは出来るだけ明るいもの、さらに、16コマ程度の連写機能がついているものが欲しい。バッテリーの寿命は長く、携帯性もデザインもそこそこのもの、しかも安価でと欲張りな仕様を掲げている。
室蘭の中島地区に出来た大型ショッピングセンターにはまだ一度も行ったことがない。デジカメのぞきにでもぶらりと立ち寄るのも悪くはないか。
2007/06/03(日) さて、どんな出会いになるか
今日は、資料の準備に時間を費やした。明日から、週一回尺八を教えることになった。
先日、かかってきた電話によれば、尺八の音に興味があって始めてみたいという。しかし、一度も尺八に触ったことがないという。さて、どうしたものか。
なにはあれ、まずはお会いしてどのような思いを持っておられるのかということからお聞きしたいと思う。
何人かに、尺八の手ほどきをしたことはある。しかし、その方々は何度か尺八を吹いたことがある方ばかりだった。
今日作成した資料は、尺八という楽器の説明、扱い方、簡単な音の出し方などを書いた資料である。最初からあまり難しい説明はしない方がいい。
まずは、「ほー 」でも、「ぷー 」でもいい、吹けば音が鳴るものだという事実を知ってもらうことである。これまでの経験では、尺八をかまえてすぐに音の出る人と、なかなか音の出ない人がいる。
これは、顎に尺八を当てたとき、ふっと吹いた息が歌口にうまく当たるか否かによる。持った尺八の大きさがその人に合致するかどうかである。
そしてここで、すっと音が出るかどうかはその後の尺八人生(ちょっと、大げさだが…)に大きな影響を与えるのだ。つまり、音を出すのは易しいと思うか、難しいと思うかの分かれ道だからである。
その方と、尺八との始めての出会いが素晴らしいものであることを祈っている。
2007/06/04(月) ボディランゲージ
男性と女性が手をつないで歩く、あるいは腕を組んで歩く、外国ではよくみかける風景である。
いや、最近では日本でも若者を中心に、あまり違和感なく見ることが出来るようになった。一般化してきた証だろう。
「腕を組んで歩くのは友だちの関係、手をつなぐのは恋人の関係」 ある女性の言葉である。
面白い報告がある。
「カップルでは、女性の方が人前で男性の身体に平気で触れる。たとえば、二人がさりげなく座っている時に、女性は男性の膝や、腿のあたりまで手を載せる。しかし、男性がこんな風に人前で女性にタッチするのは極めてまれである。
彼等が結婚していたり恋人同士であったとしても、こうした関係は見られない。女性のその種のタッチは性的な行為とみなされていないからである」。
つまり女性は、タッチングそのものを楽しむ特権を持っているが、男性はある種の感情なしにタッチング行為をすることが出来ない、というのだ。
しかし、握手に代表されるように、直接触れあうことによって人間同士のコミュニケーションがとれるということは広く知られたことである。
腕を組む行為や、手をつなぐ行為は、我々の年代には 「ある種の感情」 はなくても、照れくささが先に立って、どうも所作がぎこちない。
ここはひとつ、我々男性側も意を決して、女性に負けないように堂々と振る舞うことを心懸けようではないか。
2007/06/05(火) 今年も咲いたキングサリ
今年も 「キングサリ」 が咲いた。
いい色合いである。最盛期はもう少し後であるが、この時期の色合いが一番いい。
写真のように、フジのような房状の花が咲くことから、別名をキバナフジという。
我が家の樹高は、4メートルほどであるが、大きくなると5〜7メートルにもなるという。
移植には強くないそうだから、植える際にはあらかじめ場所を選ぶ必要がある。
色はなんと表現したらいいのか、鮮やかな黄色(鮮黄色という色があればふさわしい)で、花をよくみると蝶のような形をしている。
いいカメラが欲しいと思うのは、こんな時だ。腕前のことはさておいて、鮮明な写真を提示できるのに…。
2007/06/07(木) デジカメを購入
デジカメを購入した。キャノン IXY 900IS。左の写真は、ネットからコピーしたものである。
レンズ F値 2.8−5.8 画素数 710万画素。特徴は、手ぶれ補正、広角28ミリ。
非常にバランスのとれたデジカメ と、これは勧めてくれた店長の弁。他機種も含めて懇切丁寧にわかりやすく説明を受けた。
この店は、カメラや写真について詳しい Y さんに紹介されて訪れた。
店頭には様々な機種が並んでいて、どれを選んだらいいのか判断に迷う。
機種の選定に関しては、あらかじめネットでも下調べをしていたのだが、正直言って仕様を比較しても素人にはわからない。価格も似たり寄ったりだ。
従って、一般的にはデザインだとか、持った感じとかで選ぶことになるのだろう。自分で判断できないときは専門的な立場からのコメントをもらうのが一番いい。結果的にはいいものを勧めてもらった。
ただ、残念なのは前のデジカメにあった16コマの連続撮影の機能がないことである。ゴルフスイングの撮影に適していた。
それを楽しみにしていたゴルフ仲間には、その旨説明して勘弁したもらうことにしよう。
2007/06/09(土) 虫歯予防週間
虫歯予防週間というのに、奥歯の調子が芳しくない。
ゴルフに負けた悔しさでぎりぎりと奥歯を噛みしめたせいだと、口さがない連中はいう。そのせいばかりではないが、奥歯のかみ合わせ部分が上下ともすり減っているのは事実らしい。
もともと歯はよかった。それをいいことに、硬いものでもなんでもばりばりとかみ砕いていた。
加えて、歯磨きの昔の指導は歯ブラシを横にごしごし擦るものだと教えられた。そのせいもあって、歯の付け根部分はかなり摩耗しているらしい。
冷たい水が染みるようになった。知覚過敏だという。手当をしてもらったのだが、埋め込んだ金属が二度ばかりとれてしまい、いまは、金属とは異なったもので埋めてある。
それはいいのだが、歯と歯の隙間を削った部分はそのままになっていて、舌先で触ってみてもそれとはっきりわかるほどである。
食事をするたびにやたら物が挟まるのだ。食後の歯磨きの際、丁寧に歯ブラシを動かすのだが取りきれない。いつも爪楊枝でほじくることになる。
しかし、食事の都度 しーしーと爪楊枝でほじくるのはあまり格好いいものではない。
その歯科医院は完全予約制で、先生も優しく丁寧でいいのだが、あの「きーん」という音(最近は、ほとんど音がしないのだが…)のイメージがあって、どうも進んで行く気にはならない。
まあ、まだそれほどでもないし、と、つい、爪楊枝に手が出てしまうこの頃である。
2007/06/10(日) 道新杯
素晴らしい民謡の数々だった。北海道新聞社・北海道民謡連盟主催の全道民謡決勝大会(通称・道新杯)が開催された。
閉館となった札幌市民会館に代わって、教育文化会館での開催だった。
全道各地から地区の予選を勝ち抜いた選りすぐりの唄い手が揃い競った。
室蘭地区民謡連合会からも、合計で6人が出場した。江差追分の部で準優勝、全国民謡の部で3位、そして北海道民謡の部で入賞とまずまずの成績だった。
バス一台を借り切って応援に行った甲斐があったというものだ。写真は表彰式の模様だが、結果を聞こうと客席は最後まで埋まったままだった。
折しも札幌は、YOSAKOIソーランで盛り上がっている時期である。客の入りを心配したがそれは杞憂に終わり1,000人を超える観客で埋まった。
控え室にいる時間が多く、客席の反応をじっくり見ることは出来なかったが、伴奏に立った舞台からその様子を垣間見ることができた。まだ民謡ファンは多い。やや安心の一日だった。
2007/06/11(月) 素晴らしい門出
ささやかだけど参加した全員に祝福を受けた二人、素晴らしい結婚式だった。
新郎のお父上は、今日の二人を見ることなくお亡くなりになった。ご家族の手に抱かれた遺影が二人の今日を見守っておられた。
新婦のご両親は、遠くに住んでおられて出席がかなわなかった。
しかし、今日の様子と、新婦が読み上げたご両親への感謝の気持ちは、ビデオの映像でご両親のお手元に届けられる。
きっと、安心され、そしてお喜びになることだろう。
縁あって、今日の司会進行役とお二人を紹介する役目を仰せつかった。出席された方々のご協力をいただいてなんとか無事にお披楽喜を迎えることが出来、いま、ホッとしている。
何度か二人が我が家を訪ねてきてくれた。こんな素晴らしい若者達ばかりなら、これからの世の中 心配するに及ばない。そんな気持ちにさせる二人である。
とりわけ新婦はまだ21歳という若さである。わが娘ならこんな誇らしいことはなかろうにと…。
お育てになったご両親の素晴らしさに頭が下がる思いである。きっと、素晴らしい家庭を築きあげるに違いない。
2007/06/12(火) 室蘭100景
明日で終わる、はずである。
室蘭100景 道新に連載され今日で99回目を迎えた。始まったのは06年4月18日。一年と二ヶ月が経った。
掲載の都度、切り抜いた積もりである。通常、新聞の切り抜きはその日のうちにスクラップブックに貼る。が、なぜかこのシリーズだけは切り抜いたままの状態でクリアファイルに保存していた。
ひょっとしたら、この室蘭100景だけで一冊のスクラップを作ろうとした考えがあったのかも知れない。
第1回目は「チキウ岬灯台」だった。そして、今日の99回目に取り上げられたのは「PCB廃棄物処理施設」。
実は、このシリーズが始まったとき、100景というが本当に100回続けるほどのネタがあるのかと疑っていた。そういった意味では、全部をあらためてじっくりと読み直してみる意義がある。
チキウ岬からはじまったこのシリーズの結びに何を持ってくるのか? 頭に描くことを楽しみたい、くま日記に99回目を取り上げたのはそういった意味もある。
関口裕士、上野香織、阿部誠、徳永仁、楢木野寛、山田芳祥子、長谷川善威、東野純也、浦崎竜馬、山中いずみ各氏。まだ、他にもおられるかも知れない。このシリーズの執筆者の面々である。
さて、100回目 トリをとるのは誰か。近郊の素晴らしさを写真と文とで伝えてくれた各氏に感謝しつつ、最終回を待つことにしよう。
2007/06/13(水) 週末は父の日
富山から酒が届いた。特別純米酒 「立山賀茂鹿」 富美菊酒造製とある。全国新酒鑑評会で金賞を受賞した蔵本だそうだ。「お父さん ありがとう」の感謝状まで添えてある。
贈ってくれたのは、甥っ子夫婦。変わらぬ心遣いに感謝。
ネットで検索してみると、父の日プレゼントアイテムが山ほどアップされている。
酒は勿論、焼酎グラスやビールグラス、焼酎サーバーなどの酒器、カニや肉、酒と合うおつまみなどのグルメ、ネクタイや、タイピン、さらには、マッサージ器や、観葉植物など、健康・癒しグッズまである。
一度は飲んでみたい有名日本酒のブランドランキングまで載っている。
1位は、越乃寒梅 2位、久保田 3位、八海山と続く。いずれも新潟県の酒である。因みに、20位までのランキングのうち、5銘柄が新潟県産である。
広島県では、酔心が13位に入っているが賀茂鶴は出てこない。
雪中梅、一ノ蔵、 〆張鶴、浦霞など馴染みの名前がずらりと並んでいる。富山県では、立山。今日届いた 立山賀茂鹿はそれと同系の酒であろう。
すぐに口にするにはあまりにも勿体ない。甥っ子夫婦の心遣いに想いを馳せ、少し眺めてからいただくことにしよう。それにしても、愚息どもからウンともスンともないのはどういう了見か。
2007/06/14(木) サミット記念に出場を
これは気合いを入れて宣伝に努めなければなるまい。
札幌の知人から手紙が届いた。「NHKのど自慢」公開収録の参加者募集への協力要請である。
差出人は、「NHKのど自慢民謡伴奏者」の O 氏である。つまり、出来るだけ多くの民謡での出場者を募って欲しいという内容だ。
今年の8月、洞爺湖文化センターで、「NHKのど自慢」が開催される。
日時は、平成19年8月5日(日) 開演:午前11時45分 終演:午後1時30分。ただし、前日の4日(土)午後1時から「予選会」が実施される。
今回のゲストは、細川たかしと由紀さおり。
サミット会場にも近い。全国の注目度は、いやが上にも高くなるに違いない。
出場枠は、限定250組。申込み締切は、7月6日(金)必着とある。そうだ、正式に書いておこう。
申込み先:〒051-0012 室蘭市山手町1-3-50 NHK室蘭放送局「のど自慢」出場係
問合わせ:NKHK室蘭放送局 「のど自慢」係 0143-22-7271 (平日午前9時30風〜午後6時)
申込みは、往復葉書で。
尚、放送予定は、平成19年9月2日(日) 午後0時15分〜1時(全国放送)
ここはひとつ、「サミット記念」に是非、北海道の民謡をひっさげて出場しようではないか。
2007/06/15(金) 引き取ってくれる人はいないか
うーん、困った。めんこいのである。めんこいから、しっしっと追い払うわけにもいかない。かといって、ここに住みついてもらっても困るのだ。
平成16年の2月、14年間家族のように可愛がっていた犬が死んだ。心にぽっかりと空洞が空いたような寂しさを味わった。それ以来、二度と生き物を飼うのは止めようと心に決めている。
家の周りをうろついていた野良猫の鳴き声が、2、3日前から大きくなった。なにかあるなとは感じてはいたが、まさか庭の片隅に二匹の子猫が登場するとは思いもしなかった。
一匹は、くろぶち そして、もう一匹は茶色である。茶色の方は、親ネコにべったりである。対して、くろぶちの方は元気がいい。親ネコが手を焼いている様子もうかがえる。先ほども、地面から60センチほどの高さにある狭い枠の上によじ登ったはいいが降りられなくなってしまった。
親ネコがどこかに行っているときは、子猫同志でじゃれ合っている。一方が庭の木によじ登ろうとすると、片方が、そうはさせじとちょっかいを出す。
それでなくても狭い庭は、まるで運動場である。
ヒトリシズカの咲いていた場所は、我が物顔に暴れ回る小さな侵入者によってすっかり荒らされてしまった。
そうかと思うと、二匹が頭をくっつけあって昼寝をしている。
窓のすぐ下でのことである。ちょこまかと、ひとつひとつのしぐさに愛嬌があって見飽きない。困るのは、情が移ることだ。その前に、誰か、子猫をもらってくれる人を見つけなくてはならない。
2007/06/16(土) 研修会
日胆地区は頑張っているねえ…、他の協議会の方から言われる言葉である。
江差追分会から講師の派遣をお願いしての研修会も、今回で10年を迎えた。
今日、渋田義幸 正師匠を迎えて研修会が開かれた(写真)。会員、一般を含めて70名を超える参加者があった。
午前10時から、午後4時まで それも昼休みは、わずか30分という短さである。
それほど受ける側も指導する側も熱のこもった研修会だった。こうした研修会にありがちな、おざなりの受け答えはここにはない。双方共に真剣である。時間がどんどん押していく。
受講者には、先日の道新杯で上位に入ったような実力者もいれば、地元の民謡大会の審査員を努めるほどの指導者もいる。
それらが一堂に会して、節のひとつひとつ、解説のひと言ひと言に聞き耳を立てる。
参加者の、この真剣さが好きである。だからこそ、そういう場を壊すような無遠慮な私語を許すことが出来ないのだ。今日も、つい声を荒げてしまった。反省。
2007/06/17(日) ありがとう
今日も暑い日となった。
部屋の窓を開け放って風をいれる。扇風機のように人造的に作り上げる風よりも、気まぐれではあっても自然の風が心地よい。
出向くことが多い市役所の内部は風が通り抜けるような構造になっていないから夏は暑い。だから、クールビズと称して、片苦しいネクタイ姿を止めて爽やかな格好で仕事をしようとの動きが高まっている。
それを受けて、議会でも同調しようとの申し合わせを行った。議場でも、上着やネクタイも止めようというものだ。
公的な場所でもこうである。ましてや、くつろぐ場としての家の中ではもっともっとラフな格好でいたいものだ。
そんな思いを叶えてくれるような T シャツと、フットサル用ジャージーのパンツが届いた。スリムに見えるようにと黒色で統一してある。サッカーボールが白抜きで印刷されている。
以前から履いている横に白線3本入りのジャージーが少々くたびれてきたので、そろそろ新しい物が欲しいと思っていた。
そんな親心を満たしてくれるような、父の日の贈り物だ。とてもうれしい。
ところが、親心を満たしてくれた贈り主は我が家の愚息どもではない。白線3本入りのジャージーの贈り主と同じ長野に嫁いだ姪っ子である。夫君とともに品選びをしてくれたらしい。
ひょっとすると、メタボ防止に散歩をしたらとのメッセージも込められているのかもしれぬ。明日から早速着用させていただことにしよう。
2007/06/18(月) 今年も咲いた月下美人
やはり今年の気象は変だ。今年は例年に比べて一ヶ月も早く花が開いた。
例年は、7月20日前後である。
完全に花が開いたのは、午後11時20分。むせかえるような芳醇な香りが部屋の中に漂った。
九つの蕾があったが、花が開いたのは三つ。あと二つは咲きそうである。
花が開いているところを見たいという人も多いのだが、いつも開くのは夜半である。
ある時、是非にと電話をかけたら、すでにワインを飲んで車の運転が出来ないので残念ながらあきらめるとの返事があった。
咲くのが、今日とか明日とか予測がつけばあらかじめ予定をしてもらってもいいのだが、そこは自然の節理、なかなかこちらの意趣どおりにはいかない。
今夜は、9時過ぎから開きはじめ、写真のように咲ききったのはやはり夜半遅くだった。これまでとは違い、思い切ってアップで撮ってみたのだがどうだろう。
2007/06/19(火) 売り込みを急ごう
衛星写真で撮られた洞爺湖を見ると、コンパスを使って描かれたようなほぼ円形の湖であることがわかる。そのコンパスの中心に中島がある。
噴火によってどーんと沈んだ部分が湖になったのであろうか。洞爺湖は、2008年のサミット会場として、いやが上にも注目を浴びる場所となった。
会場となるホテルは、我々庶民には遠い高値の花になってしまったから、最近は行く機会はないが、かつては冬はスキー場として、夏はゴルフにと何度か訪れたことがある。
さえぎる物がないから景色はすこぶるいい。外国からの要人もお気に召すに違いない。
今日、そのホテルを遠く高台から眺めることが出来た。山の頂上に位置するホテルを見ていると、自然の要塞に囲まれたような感じがある。サミット会場としての警護のしやすさが理解出来る。
サミットの開催は来年7月、気候も一番いい時期だ。
先日の報道によれば、この機会にと、農業関係者などからの売り込みが始まっているそうだ。小樽農協からは、サクランボが美味しい時期、是非活用をという売り込みがあったそうだ。
これを聞けば、他の自治体や関係者も焦りを隠せないだろう。
白老牛や、アスパラ、大根や馬鈴薯。いやいや、我が登別市も高原館製のソーセージやアイス、さらにコクがあり美味しい牛乳を売り込んではどうだろう。ひょっとすると、早い者勝ちかもしれないぞ。
2007/06/20(水) 小京都
「小京都」という言葉は魅力的である。落ち着いたたたずまい、そして奥ゆかしい雰囲気が残っている街をイメージさせる。
朝日新聞に載った、アンケートで選ばれた 「小京都」 ベストテンの第1位は、金沢市。2位は、山口県萩市。次いで、高山市。
ベストテンに選ばれた街のうち、訪れたことがある街は、これらベスト3をはじめ、島根県津和野町、松江市、弘前市など6市(町)。
ベストテンにランク付けされているが、秋田県仙北市角館や神奈川県湯河原町、兵庫県豊岡市出石は、残念ながら全く知らない。しかし、「小京都」に選ばれるくらいだ。風情のある町並みが残っていることだろう。
訪問したことがある街の中では、高山と津和野に軍配を挙げたい。
高山市では、早朝、自宅の前を丁寧に掃除し打ち水をする人たちの行為に感銘を受けたし、津和野では山間の盆地に残る密やかな人の息吹を感じることが出来た。
多くの観光客が訪れるにもかかわらず、観光客ずれしていない街の雰囲気があった。
行ってみたいと思いながら、チャンスがないのが郡上八幡市。ここはたしか、街のすみずみにまで湧水が引かれて住民の生活に密着しているはずである。
美味しい水で喉を潤してみたい。と同時に、 「ハー、ソンレンセ……」で有名な、郡上踊りの輪の中に入ってみたいものである。
2007/06/21(木) 月下美人(其の二)
今年は、やはりおかしい。
先日、月下美人の開花が約一ヶ月早いと書いた。そのことさへ疑問が残るのに、咲いた後の萎れ方まで違うのだ。
写真左上は、先日咲いた花の姿である。開花後三日も経っているのに、まだ、これから一花咲かせん、との勢いが感じられる。
それに対して、下の写真は2年前に咲いた花の翌日の姿である。すっかりしおれて、まるで精力を使い果たしたかのような哀れな姿である。
色も違う。片方は、まだ艶やかさを残しているのに、一方はふぬけ状態。なぜこれ程までに違うのだろう。
ネットで調べてみると、地方によっては、年間最多開花回数が6回という所もあるそうだ。ひょっとすると、今年はもう一回咲くのかも知れない。
一方、花は食用としても楽しめるという。こんな食べ方があるらしい。
・刻んで炒め物にする (肉類などと共に)
・おひたしにする
・軽くゆでて酢醤油や三杯酢で食べる
・てんぷらにする などだ。
一度試してみる価値はありそうだ。
2007/06/22(金) 慣れない草むしり
通常、夕食をはじめるのは午後7時頃である。滅多にないことだが、今日はそれよりかなり早い時間になってしまった。
なんのことはない、どっぷりと汗をかいたせいで早めにビールが飲みたくなっただけのことである。
家の周りの草は基本的に気にならない方である。緑があっていい、と都合のよい口実を設けている。しかし、そうも言っておれなくもなる。隣の家に迷惑をかけてしまうからである。
両隣さんは、きれい好きである。隣がきれいに草むしりをしているのに、我が家だけ草ぼうぼうでかまわないと言うわけにもいかない。
で、気になる部分だけ手をかけたというわけだ。
腰をかがめての草むしりはかなりつらい作業である。草をむしったのはわずかな時間なのだが、それでも汗をかいた。シャワーを浴びれば、ついビールに手が伸びる。
気がついたのだが、手袋をしていても結構手は汚れるものである。特に爪の間に泥が入りやすい。洗ってもなかなかきれいにならない
何かで読んだ記憶がある。あらかじめ石けんを爪でひっかいておくといい、というのだ。そうすれば、あとで手を洗うとき爪の間の汚れが落ちやすいそうだ。
そのことを思い出したのはビールを飲み始めてからである。次回、草むしりをすることがあれば試してみよう。
2007/06/24(日) デッサンのたしかさ
「デッサンをやりなさい、デッサンが基本だよ」 この6月10日、亡くなった洋画家横山泰三さんが漫画家のサトウサンペイさんに贈った言葉だそうだ。
サトウサンペイさんは、言われたとおりデッサンを描き勤め先の朝日新聞の屋上に拡げ横山泰三さんに観てもらった。
辛口のアドバイスをもらいながら、それでも行きそこねた美校の体験をしているようでうれしかったと書いている。
絵を描く人にとっては、デッサンは基本の基本に違いない。様々な絵画展で、下絵となったデッサンやスケッチを見る機会も多い。
都度、そのデッサンのたしかさに驚きを感じる。
今日たまたま訪れた室蘭市文化センターでの「伊藤正絵画展」(写真)でもそれを感じた。多くの作品と並んで、スケッチブックが置かれていた。
農耕馬と農夫の絵が、何枚も何枚も描かれていた。馬の盛り上がったお尻の筋肉、鋤を引く際の蹄の傾き。その全体像があるかと思えば、そばにお尻の部分だけのクローズアップ。
見飽きないのは、線の一本一本に対象物を見据える眼差しの鋭さが伝わってくるからであろうか。
2007/06/25(月) 自転車は便利だが
歩道を歩いているとき、突如 「どいて、どいて」 と言わんばかりに自転車に乗った人からベルを激しく鳴らされびっくりした経験をお持ちの方は多いのではないだろうか。
高齢者が学生の自転車に接触され転倒して大怪我をした、などという報道を目にすることもある。
「自転車は車道走行が原則」という規則をしらない人が相当数いるという結果が報告された。
小中学生のアンケート結果では、48%が知らなかったそうだし、大人でも29%の人が知らなかったそうだ。
道路交通法では、自転車は「軽車両」に位置づけられている。つまり、原則車道を走行するように義務づけられているのだ。
我が物顔に歩道をかなりの速度で走る自転車をみると、つい、ここは走れないのだぞ、と大きな声を出したくもなるが、かといってよちよち走る子ども達の自転車を車道に追いやるのは危険この上ない。
自動車の運転免許取得者なら、自転車は「軽車両」だとする定義も学習済みだが、子供たちはそんなことを学ぶ機会はないのではないか。
その道交法が改正され自転車の歩道走行を緩和することになるそうだ。本来は、歩道と同じように自転車走行車線を整備すべきなのに、それはない。
自転車と歩行者のせめぎ合いが激しくならねばいいのだが…。
2007/06/26(火) 買ってはいけない
やや古い本だが、「買ってはいけない」 <週間金曜日・別冊>が手元にある。
「週間金曜日」の96年12月から99年4月にかけて取り上げられた ”おすすめできない” 商品が載っている。発行は、99年5月 第1刷。手元にあるのは、99年9月発行の第16刷である。
この商品は、ここが問題である、と、ずばり、メーカー、商品名が名指しで書かれている。
例えば「ウインナー 特選ポークあらびき」の項では、肉の加工や保存に使われる科学物質(添加物)はがんの引き金となる亜硝酸Naが含まれており、これは、胃の中に入ると強力な発ガン物質ニトロソアミンを生成する、などと読むだけでぞっとするような記載がある。
「薬用リップスティック」に含まれているジブチルヒドロキシトルエンは、皮膚障害や過敏症を起こす物質だそうだ。これではとても、「唇の荒れ・乾燥・ひび割れを防ぐ」ことにはならない。
この本には、食べものとして23種類が取り上げられている。それらのうち、大半は添加物の危険性の指摘である。
悪質極まりない今回の「ミートホープ」社の牛ミンチ偽装事件は、肉そのものの偽装である。
「安さを求める消費者が悪い」とは、盗人猛々しいにも程がある。
食の安全より、利益優先のこの姿勢。肉の偽装にもまして、どれほどの添加物が混ぜられていたものか。
2007/06/27(水) 一層のご活躍を
北海道に来て22年目だそうだ。
定年を迎えて第二の人生へ旅立つ友の激励会を開いた。郷里岡山に、その職場を見つけたと言う。
自衛隊ではPKOで海外派遣の経験も持つ。3人の子供達、そして奥様と共にボーイスカウト活動に係わって16年。
企画力といい、行動力といい、我らの仲間ではなくてはならない貴重な存在だった。
当方にとっては、単にボーイ仲間が一人遠くへ行くというだけではない。
彼の出身は岡山、奥様の出身は福山。同郷の仲間がいなくなる、という寂しさがある。
とりわけご夫人の広島弁は、道内ではめったに聴くことの出来ない郷里の生のイントネーションが残る貴重な存在でもあった。
幸いなことに、ご子息二人は道内に就職している。来春卒業する娘さんも道内に職を見つけるとのことだ。ご夫婦も、何度かはこちらにおいでの機会もあろう。
ご夫婦の広島弁を聞く機会が残されているのが唯一の救いである。
2007/06/28(木) 文協フェスティバル実行委員会
ロマンがあればいいと思う。
「名人」 「名品」 の言葉どおりとらえる必要はない。卓越した技能や技術はそうざらにあるものでないことは承知の上である。
しかし、「名人選」 「名品展」 にふさわしい舞台や展示の場を造り上げたい、その強い思いをもって市民の方に観てもらおうではないか、というのが主旨である。
登別市文化協会では今年度、文協フェスティバルを開催する。その第1回実行委員会が今日開かれた。
登別市文化協会加盟36団体の中には、「隠れた才能」 をお持ちの方が数多くおられると思うのだ。
敢えて挙げれば、「能管」である。能の舞台では情感を表現するのに重要な役目を果たすのだが、一般には滅多に聴くことは出来ない。
笛(能管)の演奏者は、実はそう多くない。しかし、登別市文化協会の会員の中にその優秀な吹き手の一人がいるのも事実なのである。それこそ「名人」と呼ぶにふさわしい芸なのである。
能という限られた舞台でしか聴くことが出来ないものを、このフェスティバルで多くの市民に聴いてもらいたいと思うのだ。
挙げた「能管」は一つの例である。
他にもきっと、これは、と思うものがあるに違いない。今日は、第1回目の実行委員会だ。何度か開かれるうちに、素晴らしい「名人」が数多く選び出されるに違いない。
2007/06/29(金) いい場所でも見つけたか
邪魔だな、うるさいなと思いつつ一方では気になっていた。
野良猫の母親1匹と子猫2匹。朝起きると同時に、そっとカーテンを開け子猫の様子を伺う。母猫に重なるように眠っている時もあれば、すでに走り回っているときもある。
時に、やんちゃなくろぶちの行方を探す母猫の鳴き声のうるささに閉口する。
物置の入口、並べた枕木が親子の寝場所だった。近づくときっと首をもたげてこちらの様子を窺う仕草が徐々に形になってきた。そんな時期の突然の引っ越しであった。
一昨日から、みーともにゃんとも言わなくなった。
突如、子猫の鳴き声が聞こえたのが、15日の朝。母猫の乳房にむさぼるようにもぐれついていた。日に日に動きが活発になった。
居座ってもらっても困る。しかし、一方ではそのめんこさに情の移るのを禁じ得なかったこの2週間でもあった。
どこか、餌をくれる住み心地のいい場所を見つけたに違いない。うんともすんとも聞こえなくなった野良猫の鳴き声。ほっとした気持ちと、寂しさの入り交じった不思議な気持ちを味わっている。
珍しく、親子3匹そろって窓の下でみーみーにゃーにゃーとうるさく鳴いていたあの日、ひょっとして別れの挨拶の積もりだったのか。
今度、顔を合わせたら、挨拶くらいはするんだろうな…。