悠久の音・尺八    [▲]  [Top page]
    虚無僧達が700年にわたって吹きつづけた音とは?

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おおよそ1300年前の尺八8本が、正倉院に納められています。
尺八はもともと雅楽の一楽器として中国から渡来したものですが、歴史上いったん姿を消し、現在の尺八は、約700年前ころ、仏教の法器として再渡来したものが、その原形だと言われています。
尺八は現在では、三曲(箏、三絃、尺八)合奏や民謡の伴奏、詩吟の伴奏、或いは北海道出身の三塚幸彦氏の「遠音」、さらには、「ノヴェンバーステップス」(武満徹氏作曲、初演小澤征爾指揮)などのような現代曲など幅広く活用されていますが、そのもとになる尺八音楽は、虚無僧たちによって吹き継がれた古典本曲がその根幹をなすものです。
もともと虚無僧は禅宗の一派 普化宗に属していた関係上、虚無僧尺八とか普化尺八と呼ばれています。

現在、各流、各派がありますが、私達は、丹羽法堂氏を師と仰ぐ約16名の会員で構成する虚竹会に所属しています。
毎年4月、津軽弘前での錦風流諸氏との交流会、禅林街の托鉢をはじめ、今年で6回目となるコンサート発表会を目標に日夜竹道に励んでいます。  2004年の古典尺八明暗虚竹会の活動計画はこちらです。


   

   

   


虚無僧研究会はこちらです。
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