【年越しそば】

12月31日(大晦日)に欠かせない食べ物は…やはり≪年越しそば≫ですね!
既に御存知の方も多いかと存じますが、本日は、その[年越しそば]の由来に関して書いてみたいと思います。

昔から「年越しの晩にそばを食べれば運が開く」と言い伝えられ、大みそかの晩にはそばを食べる習わしがあります。「細くて長いそばにあやかり長寿を願う」や「旧年の災厄を切る」等と云った理由からですが、その他にも様々ないわれがあります。何れも新しい年に向けて人々の願いが込められた縁起物として食べられた様です。

★運を開く
鎌倉時代に博多に来ていた宋の豪商が年の瀬も越せない町の人達にそばを振舞ったところ、翌年から皆の運が向いてきた事から
★邪気を払う
古来、三角形は邪気を払う力を持つと信じられており、そばの実が三角形であることから
★商売繁盛を願う
細工師が金箔を伸ばす時に、散らばった金粉をこねたそば粉で拾い集めた事から「金を集める」にあやかって

ところで皆様…[年越しそば]は、冷たい/温かい…どちらが好みでしょうか?(笑)

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今年一年、当サイト【喰!道楽】を御覧下さいまして本当にありがとうございました。
ぜひ来年も、宜しくお願い申し上げます…どうぞ良いお年を!
(2007.12/31)

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