【カレー・トリビア】
夏の定番、いや!?もはや季節を問わず[日本人の定番食事]とも言える≪カレー≫ですが…今日は、そのカレーに関して様々なトリビアが有る事が分かりましたf(^^;。この場をお借りして、レポートさせて戴きます…皆様は、幾つ御存知でしょうか?
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■[カレー]とは、インドで[煮物]の事
カレーは、インドで[煮物]の事で有るそうです。
インド植民地時代にイギリス人がインドで食事をした際、非常に美味しいと思った料理を指して「これは何という料理ですか?」と聞くと、インド人が「カレー(煮物)です。」と答えました。
それを聞いたイギリス人は、スパイスを混ぜた味付けの事を「カレー」だと思い込んだそうです。そこでイギリスでも手軽にカレー料理が食べられる様にと、何種ものスパイスを合わせてカレー粉を作り、現在のカレー(原形)が作られたとの事です。
しかしながら現在のイギリスでは、あまりカレー料理というのは食べられていないらしいです…(意外です)
■カレーの黄色と沢庵の黄色は同じ!?
カレーのスパイスとして重要な[ターメリック]…今やお馴染みの[ウコン]という物で、日本では昔[黄生姜]と言われ、沢庵の着色にも使われています。
■インドにはカレー粉が無い!?!?
インドでは料理の度にその家庭各々の割合でスパイスを挽いて使うため、出来合いの[カレー粉]という物はほぼ無いに等しいそうです。
■えっ…!?!?
カレーを食べていて「もう少しスパイシーにしたいな」と思った時は…[○○漢方胃腸薬]を振りかけると、カレーがスパイシーになるそうです。
⇒カレーに使われるスパイスは漢方薬として用いられている物がとても多い。このため何種かの漢方薬を混ぜた物は、ミックススパイスみたいな様なものであるためです。
(※まだ私も実際、やっていないのですが…ホンマかいな!?)
■福神漬…名の由来
カレーの名脇役である福神漬…大根、茄子、蓮根、生姜、刀豆、大葉、胡麻、以上7種類の具から出来ています。
[七福神]という繋がりで福神漬という名が付いた、との事です。
■スリランカのカレーは、鰹だし!?
スリランカには[モルジブフィッシュ]という日本のかつお節に非常に良く似た物が有り、それで取ったスープをカレーに使います。
と、云う事は…日本人にはインドカレーより、スリランカ・カレー!?
■辛いカレーの隠し味に、砂糖!?!?
凄く辛いカレーを作りたい時は、隠し味に砂糖を少量入れると辛さが際立つそうです。
[ぜんざい]に塩を少し入れて甘くする、等と似た様な効果かも知れないですね…
■キーマカレーの[キーマ]とは?
最近ではインドカレーのお店等でお馴染みの[キーマカレー]…キーマ、とはインドの言葉で[細かいもの]という意味で、カレーに入れる具材としては挽肉になる事が多いそうです。
■ナンは御馳走!?
日本のカレー料理店でも、今やすっかりお馴染みになった[ナン]
小麦粉を練ってタンドールという石釜で焼いたパン状のものです。これはインドでは、ちょっとした御馳走になります。一般的には全粒粉を練って鉄板で焼いたチャパティという物が良く食べられているそうです。
この生地を油で揚げた[プーリー]はナンと同様、主にお客様用との事です。
■インド人は右手でしか食事を摂らない!?
インドの人々はカレーライスを手でライスとカレーを混ぜながら口に運びます。宗教上の関係で[右手は聖なる手、左手は不浄な手]となっている為、食事をする手は右手のみです。
ちなみに…便の後処理には、左手が使われます。
■国産第1号のカレー粉は?
国産が出来るまでは、カレー粉と言えばイギリスの[C&B]のカレー粉であった様ですが、明治36年大阪の薬種問屋[今村 弥]が第1号のカレー粉を発売しています。
ただ…時期尚早という事で、広まる事は無かったらしいです。
〜エスビー食品の[S&B]は?
カレー関連食品の大手メーカー、エスビー食品は大正12年に日賀志屋(ひがしや)として設立され、同15年に[ヒドリカレー]を売り出しています。
そのヒドリ(日鳥)…つまり「サン」と「バード」印。その頭文字を取って[S&B]になった、との事です。
■戦前にもインスタントカレーは有った!?
日本でのカレーは、戦前にはカレー粉と小麦粉で作り、戦後になってインスタントカレーが売り出されたという印象が強いですが、ハウス食品の前身、浦上商店はルゥ状の即席カレー[ハウスカレー]を昭和2年に売り出していました。
■カレーライスに[じゃが芋]を最初に入れたのは、クラーク博士!?
クラーク博士が学生達にカレーライスを振舞った時、良く食べる彼等のお腹を満たす為、米は当時沢山無かった為、北海道で沢山採れるじゃが芋を入れてボリュームアップを図ったとの事です。
今日は、結構[文字打ち]が大変でした…f(^^;
(2008.8/31)
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