橋本 貢

橋本 貢

「 生まれしもの 」

5.木
  木が そこに立っているのは
  それは木が
  空にかきつづけている
  きょうの日記です
  
  あの太陽にむかって
  なん十年
  なん百年
  一日一ときの休みなく
  生きつづけている生命のきょうの...
  
  雨や
  小鳥や
  風たちがきて
  一心に読むのを きくたびに
  人は 気がつきます
   
  この一つしかない 母の星
  みどりの地球が
  どんなに心のかぎり
  そこで ほめたたえられているかに

  人の心にも
  しみじみ しみとおってくる
  地球ことばなのに
  宇宙ことばかもしれない
  はるかな しらべで...

貢彩会(kousaikai)