「これ みっちゃんに いいわね」
そういって おかあさんが
いけ花の残りの 赤い花を
わたしの髪につけてくれた
「ぼくにも!」ともいわないで
弟までが めずらしく
笑って見ていてくれた
女の子なのだ!
あたしは・・・・
大昔の けしつぶの女の子から
遠近法で ひろがってきて
いま 天にとどく大うつしの・・・・
美しくなれ!
あたしよ・・・・
心の中までも!