任意後見契約書の文例
(後見人の事務を無償とする場合の特約)









 子や兄弟姉妹などと任意後見契約を締結する場合、後見人の報酬を無償とすることもあるかと思います。その場合、「報酬」の条項には、以下のような記載をしておくとよろしいかと思われます。


第○条(報酬)
 乙の本件後見事務処理が、無償とする。

解説
 後見人が行う後見事務については無償とする規定です。

 本件後見事務処理を無報酬とすることが、次の事由により不相当となったときは、甲及び乙は、任意後見監督人と協議の上、報酬を定めることができる。

(1) 甲の生活状況又は健康状態の変化
(2) 経済情勢の変動
(3) その他後見事務処理を無報酬とすることを不相当とする特段の事情の発生


解説
 後見人の後見事務を「無償」とすることはいいですが、様々な事情によって「無償では対応できない」という状況になることもあります。
 そのような場合には、後見監督人と協議をして、報酬を定めることができる規定を設けておくことも必要です。

 前項の場合において、甲がその意思を表示することができない状況にあるときは、乙は、任意後見監督人の書面による同意を得てこれを定めることができる。

解説
 後見人の報酬を決定するときに、本人の意思がはっきりしないような状況になってしまっている場合には、後見人は、任意後見監督人の書面による同意を得る必要があるという規定です。

 第2項の変更契約は、公正証書によってしなければならない。

解説
 後見人の報酬を決定するときには、公正証書によって変更する必要があるという規定です。







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岡戸秀仁
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