身 上 監 護

編集:行政書士岡戸事務所







 身上監護とは、生活、療養看護に関する事務のことですが、介護のような事実行為ではなく、介護契約や介護施設への入所契約などのことです。

 したがって、身の回りの世話をするなどの事実行為も含まれません。

 また、本人の身体に対する強制を伴う事項(健康診断の受診の強制・入院の強制・施設入所の強制・介護の強制・リハビリの強制等)や一身専属的な事項(臓器移植の同意等)についても同様です。

 なお、保佐人及び補助人については、付与された代理権の範囲内での事務となります。


具体的には・・・

@) 医療に関する事項
A) 住居の確保に関する事項(施設の情報収集などの事実行為も含まれます。)
B) 施設の入所・退所・処遇の監視・異議申立て等に関する事項
C) 介護・生活維持に関する事項
D) 教育・リハビリに関する事項




 以上の事項に関する契約の締結、相手方の履行の監視、費用の支払、契約の解除等が事務内容となります。

 ただ単に、施設等に入所させることだけでなく、その後、契約どおりに履行されているか見極める「見守り」も大切なことです。

 介護サービス契約の締結等、介護・生活維持のための社会保証給付の利用も含まれます。







「事実行為は行わない。」・・・

 実際に介護などの身の回りのお世話をすることは、契約先の施設などが行うということになりますが、「法律行為に付随した事実行為」というのもあります。

 たとえば、本人の意思確認です。

 本人の意思を確認してあげることは、「事実行為」ということになりますが、これは身上監護を行う上で非常に大切なことです。

 本人の住む場所や福祉施設などについての情報収集、本人にとって必要な方(親族等)との連絡なども事実行為ですが、これらの事を「事実行為だからやらない。」では話になりません。

 これらの行為は、買い物や掃除などのような単なる事実行為とは異なります。


法律行為と事実行為
(重要なことですので、是非ご覧ください。)



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