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【小田和正さんが他人の歌を歌うワケ】

先日、2002年8月17日にNHKで放映されビデオ録画しておいたテレビ番組「音楽旅人」を見ました。
この番組を見るのは初めてでした。
番組の構成は、笑福亭鶴瓶さんが小田和正さんのコンサートへ行き、コンサート終了後楽屋を訪ねて小田さんをインタビューするというもの。
この二人は今を遡ること23年前、一緒に仕事をしたようで、今回の対面はお互い久々だったようです。

小田さんのコメントはとても興味深い内容でした。
中でもとりわけ印象に残ったのは、「夜空ノムコウ」(作詞・スガシカオ、作曲・川村結花)を歌ったシーンが切れたあとの、「他人の歌を歌うワケ」についてのコメントでした。


「夜空ノムコウ」っていい歌なんだよ。
この間その曲を作った本人に会った時、「お前ら気づいていないかもしれないけど、あの歌いい歌なんだよ。」と言った。
また、「アイツはあの詞を書くんだ」と知ったことで、(当人に対する)見方が変わるものだ。

誰かと一緒に(音楽を)やっていくことによって、日本の音楽界は活性化されていく。
他人を認めないで、「オレがオレが・・・」みたいだと、アーティスト本人はそれでもいいかもしれないが、みんなが欲しがるような、例えばレコード大賞だとかグラミー賞といった賞とか権威がないと、音楽は残っていかない。

(僕は)「アーティスト同士が(お互いの曲を)選ぶことに価値がある」と思うので20年前位に色々やった。
でもなかなかうまくいかない。
みんなはなかなか一つにはならない。

昨年「君の歌イイから、僕と一緒に歌わない?」というコンサートをやった。
結果は誰一人も集まらず、一人で他人の曲を7曲歌うことになった。

これが15年前だったら傷ついた。
でも、今は(当時よりも)客観的になれる。
傷ついている場合じゃない。

他人の歌を歌うにあたり、中途半端にやっても仕方ないので、徹底的に練習をした。
あんなに練習したのも珍しいかった(笑)。


小田和正さんが他人の歌を歌うワケ、おわかりになりましたか?
私のような凡人には彼の本意など理解できていないでしょう(苦笑)。

ただ、「他人に対する積極的な評価・働きかけ」「全体最適志向」の意義は再認識できたように思います。
お互いを積極的に評価し活動を共にすることで、お互いの素晴らしさを認め合い、時に自己の至らなさに気づき、更なる自己研鑽へと導かれていく。
そして所属している社会全体のレベルが向上し、自分もかつてない幸福感、達成感を感じられる・・・。

あなたはどう思いますか?

(2002.09.20)


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