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輪行下車駅 − ＪＲ磐越西線・会津若松駅
輪行乗車駅 − ＪＲ磐越西線・喜多方駅
会津若松駅−鶴ヶ城−古川町交差点−高田橋−会津若松熱塩温泉自転車道−阿賀川橋−会青橋−田付川−新宮橋−喜多方駅−日中線記念自転車遊歩道−会津浪漫輪道−喜多方市内散策−喜多方駅
福島お泊まりポタリングの二日目、今日は前々から走りたいサイクリングロードのひとつ会津若松熱塩温泉自転車道に沿ってのポタリングに出掛けます。別名で大川喜多方自転車道とも呼ばれているサイクリングロードは国土交通省の自転車道整備計画として会津若松市大戸町から熱塩加納村大字熱塩まで予定されています。総延長が４９．９ｋｍとなっていますが現在、整備完成区間は１６ｋｍほどと全体の三分の一程度と未完成部分の多いサイクリングロードです。城下町の会津若松と蔵の街喜多方とを結んでいるので観光するのも最適なコース。また、喜多方から終点の熱塩には旧国鉄日中線の線路跡を利用して整備された日中線記念自転車遊歩道（約５ｋｍ）があり充実したサイクリングロードが楽しめます。
今朝は朝５時半に起床、宿泊しているあぶくま旅館は２４時間入浴可能の大浴場があるので朝風呂に入り、午前６時半からの朝食をいただき７時半前に旅館を出発。郡山駅で自転車を折りたたみ、会津若松行きの快速列車に乗り込みました。郡山駅では磐越西線を利用して会津若松や喜多方を往復する人のためにお得な磐越西線往復きっぷを発売していることを前日に知ったので利用しました。郡山駅から喜多方を単純往復すると２，９００円なのが、このきっぷを利用すると１，７４０円なので１，１６０円も得になります。郡山駅７時５２分発の快速列車やガラガラ状態で終点の会津若松駅まで１時間ほどの電車の旅を満喫しました。郡山駅を出発して約１５分、磐梯熱海駅に着く頃には辺り一面銀世界。磐越西線と沿うように走っている国道４９号線も雪が積もり車道が見えないほどの積雪です。こんな状態では自転車走行なんて無理だと思いながら会津若松駅を下りました。駅前に出ると車道は除雪され何とか走行できそうなのでポタリングを決断。除雪が行き届いているので市内を走る分には特に問題ありません。会津若松市は城下町として観光名所はあちこちにありますが、今回は鶴ヶ城だけ訪れ最大の目的でもあるサイクリングロードに向かいました。積雪が心配だったサイクリングロードも走行に支障がなさそうだったので一安心です。阿賀川（大川）に沿って続く土手上のサイクリングロードは快適そのもの、辺り一面に広がる銀世界を見ながら貴重なサイクリングを楽しめました。専用のサイクリングロードは磐越自動車道と交差する地点でなくなりますが、この先も土手上に舗装道路が続いているので特に問題ありません。一般車両が通行する道ですが交通量は全くありませんでした。喜多方に向かって北上、阿賀川と分岐している田付川との合流地点で舗装道路は途絶えました。周辺には道はなく喜多方に向かうには田付川に沿って進むのが近いと思い、雪深い土手沿いの道を強行突破。最初は珍しい雪道にはしゃいでいたものの直ぐに雪道のたいへんさを知り悪戦苦闘、最後には自転車を担いで雪道を進むことになってしまいました。１．５ｋｍほど進んで何とか雪道を脱出、一般道路を走って何とか喜多方駅に到着できました。蔵の街喜多方を少し散策して旧国鉄日中線跡を利用して整備された自転車遊歩道と会津浪漫輪道と呼ばれるサイクリングロードを訪れることに。とても楽しみにして訪れましたが、いずれも積雪が３０ｃｍ以上あり自転車走行できる状況ではありません。先ほど通った田付川での雪道で苦い体験をしたので雪道を強行突破することはやめました。ふたたび喜多方市内を散策して夕暮れ頃にポタリングを終了しました。
今日のポタリング、喜多方から道の駅・喜多の郷までのサイクリングロードが一番の楽しみだったのに走られずとても残念です。いつになるか分かりませんが、雪のない時期に改めて走りに来たいと思います。今日のポタリングは雪国のたいへんさを身をもって体験できた貴重なポタリングでした。
使用自転車 − Ｂｒｏｍｐｔｏｎ（本日の走行距離 ４８．６ｋｍ）
■■■ 宿泊先 ■■■
あぶくま旅館
４，６００円（二食付き・税別）
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