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輪行下車駅 − ＪＲ内房線・江見駅
輪行乗車駅 − ＪＲ内房線・千倉駅
江見駅−江見・花の駅−花園浦海水浴場−和田浦お花畑−花の広場公園・花夢花夢−和田浦海水浴場−サーフ橋−ローズマリー公園−千歳駅−瀬戸浜海水浴場−千倉港−高家神社−千倉駅
今年の冬は例年になく寒い日が続いていています。暦の上ではもうすぐ春になるということで、ひとあし早い春を探しに南房総に出掛けて来ました。本来なら泊まりでゆっくりと南房総を走りたいのですが今回は日帰りでの強行ポタリング、そのため出発は午前４時半にしました。早朝の出発だったので館山には午前８時すぎに到着することができました。南国館山も朝の冷え込みで氷点下の気温です。東京より暖かいものだと思っていましたが、館山は盆地なので朝の冷え込みは厳しいそうです。ただ、太陽が昇るとだんだんと気温が上がり始め、風も穏やかだったので手袋も途中で脱ぐ暖かい気候となり爽快なポタリングを堪能できました。早春の南房総は見所がいっぱいありますが、今回は和田浦のお花畑を一番のメインとして見たかったので館山市、白浜町は走らずに和田町、丸山町、千倉町を中心にめぐることにしました。ポタリングの出発点は鴨川市の江見駅からスタート、太平洋に沿って千倉駅を目指します。この地域は房総でも花づくり発祥の地でもあり生花市場に出荷するために栽培している農家が多く、あちこちでビニール栽培の花や路地栽培の花々が見られます。もちろん観光用の花畑も多くあり、春爛漫といった光景が続きます。菜の花は黄金色に覆われ甘い蜜の香りが漂います。和田浦の抱湖園では元朝桜と呼ばれる寒桜がちらほら咲き始めていました。２月中旬頃には見頃を向かえ菜の花と桜といった光景が見られることでしょう。今回のポタリングは花いっぱいのコースというイメージですが、この区間には多くの海水浴場が点在しています。日本の海水浴場８８選にも選ばれた和田浦海水浴場など、紺碧の海と白い砂浜、緑の松林が続く海岸に沿って潮風を感じながらサイクリングが楽しめます。夏には多くの海水浴客で賑わう海岸もシーズンオフのこの季節は、時よりサーファーを見かけますが静かな砂浜が続きます。
南房総を走り、花、砂浜、そして多くの老人を見かけました。ここで暮らす方々は、ゆっくりと時間が流れているような、そんな感じをうけました。都会の喧騒に疲れたら訪れてみたいものです。花、海、そして、ここで暮らす方々が癒してくれることでしょう。
使用自転車 − ＢＲＯＭＰＴＯＮ（ブルー＆ミリタリー）
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