
=万里の長城=
皆さんご存知のように万里の長城は月から見える地球上の唯一の建造物。
全長は6,700qにおよぶそうで、
「長城に到らずば、好漢にあらず」と言われているそうです。
私たちは観光スポットとして人気の高い
“八(はっ)達(たつ)嶺(れい)長城(ちょうじょう)”というところに行きました。
ホテルからバスに乗り、高速道路を走り、約1時間で着きました。

山手でやはり寒かったです。
北京市内では軽装でも大丈夫でしたが、パーカーなどの上着が必要でした。
入口から向かって右手が女坂(傾斜がやや緩やか)で
左手が男坂(傾斜が急)と呼ばれているそうです。
入口でひとまず解散して、約40分の自由時間でそれぞれ好きな方を登ります。
男坂の方が空いているとのことだったので、私達はそちらを選びました。
でも、すぐ、後悔してしまいました。
坂の傾斜がすごくきついんです。最大傾斜がなんと40度とか。
ヒーハーヒーハー言いながら、
私は自分が山登りの類が苦手なことを思い出しました。
私達が行った日は曇り空でしたが、
前日行った人は雨で足元が濡れて滑って怖かったそうです。
なんと無謀にもブーツの人もいましたが、
絶対、スニーカーがおすすめです。
男坂は空いていると聞いていたのに、結構混んでいて、
どうしたことかと辺りを見回すと、
日本からの修学旅行の高校生で一杯なのでした。
景色は言葉に表せないくらい壮観で見事でした。
山の木々は紅葉が始まっていて美しかったです。
娘は何枚も写真を撮っていました。
娘は途中でギブアップするかと思っていたのにさっさと登り、
途中で「遅いなあ、お母さん」と写真を撮りながらニヤニヤして待っています。
悔しっ!
「IKU〜〜、待ってぇ〜〜〜!」

ツアーの人達と励まし合いながら、やっと取り敢えずのゴールに到着。
そこからの景色に目を見張りました。
どこまでもどこまでも続く長城の姿は雄大でした。
当時の人はどんな思いで造ったんでしょう。
よくもまあ、こんな山手にこの万里の長城を
その当時造ることができたんだなあとただただ感動。
感動にゆっくり浸る間もなく、集合時間に遅れないように下り始めました。
下りはさらに大変!
とにかく急なので、手すり無しでは怖くて降りることができないんです。
一気にそのまま落ちていってしまいそうで。
でも、下からもどんどん登ってくるし、なかなか手すりが空かない。
「エクスキューズミー」「すみません」を連発しながら、
緩やかになるまで必死で下りました。
そんな私を尻目に娘はあっという間に降りていきます。
「ぜーんぜん、平気やったで」とケロッと言われてしまいました。
がくっ。
あ、万里の長城Tシャツは見つけられませんでした。見てみたかったな。
「IKU〜〜、待ってぇ〜〜〜!PARTU」
=昼食=
お昼は“金殿友諠商城”というお店に行きました。
1階がお土産物売り場で2階がレストランになっていました。
この日のメニューも北京料理の家庭料理(どちらかと言えば田舎の)と言うことで、
前日の夕食のメニューと似ていました。
ナッツ類、オードブルから始まって、いろんな料理が円卓に並びました。
味付けは非常に食べやすいものでした。
トマトと卵の炒め物が私は気に入りました。
肉じゃがに似た料理もありました。
ちょっと驚いたのは、ワカメの味噌汁が出てきたこと。
恐る恐る食べてみましたが、なんと普段食べているものと同じようなお味で。
お代わりしちゃいました。
この日の麻婆豆腐は普段食べているものと似た味で食べやすかったです。
…帰国後聞いたところによると
そのお店は日本人向けの味付けの料理を出してくれるお店なのだとか。…
=明の十三稜=

午後は明代の皇帝とその皇后が眠ると言われる
“明の十三稜”に行ってまいりました。
深さ27mの地下宮殿になっていて、かなりの面積でした。
権力の大きさを感じました。

外に出て、庭を歩くと、テーブルと椅子のセットがありまして、
椅子は良く見ると象の形をしていたので、思わず、写真を撮りました。

=お茶会=
帰り道、お茶屋さんに寄りました。
ここでもお茶会を経験しました。
私たちは2度目なのでちょっと余裕でした。
こちらでお茶を煎れてくれたのは日本語が流暢な人でした。
ウーロン茶、ジャスミン茶、ライチ紅茶等を効能等聞きながら頂きました。
どのお茶も美味しく頂けました。
初めて頂いたライチ紅茶は香りが良くて、
お砂糖が入っていないのに、ほんのり甘くて美味しかったです。
=ワールドウォーカー=
私の携帯(Do Co Mo)は海外では使えないので、
緊急時の為に電話番号同じで使える携帯をレンタルして行きました。
名づけてワールドウォーカー。
レンタル料は1,000円/1日で通話料は別途必要です。
この日、部屋に帰ってくつろいでいると、KIMIKO☆から電話が。
実はKIMIKO☆からは「随時報告すべし!」と言われておりましたが、
どじなことに通話料金の上限設定(申し込み時に申告)を低めにしてしまっていて、
なおかつ、この携帯は着信時も発信時も課金されるし、
通話料金は約360円/1分という高さで、あまりお話できない状態だったのです。
すんません、KIMIKO☆
=足底マッサージ=
帰国前にすっきり疲れを取りたいと事前に申し込んで、
2人で楽しみにしておりました。
私たちが行ったところは
“北京愛足足部保健中心”という結構大きな施設でした。
10人ぐらいで行ったのですが、皆同じ部屋でしてもらえました。
部屋は何室もあって、もちろん少人数用の個室もあります。
ソファーに座ると、まずは桶が運ばれてきます。
その中には薬草が入ったお湯が入れられており、足を浸します。
冷めないように、時々熱いお湯を足してくれます。
これがとても気持ち良いんです。
じわーっと、体の芯から温まってくる感じ。
特に私は冷え性なので、良かったです。
よく“足浴”と言うのが紹介されていますが、その良さを実感いたしました。
暫くして、温まり、綺麗になったところでマッサージが始まります。
ここには日本語のガイドさんがいて、解り易く説明してもらえます。
マッサージ担当の人は、日本語は通じないのですが、
「痛い」という言葉はわかるので、
「痛い」と言えば加減してマッサージしてくださるとのこと。
本当は「いた――――っ!」というのを覚悟していたのですが、
全然そんなことはなくて。
たまに「痛いかな」と思うくらいで、
ウトウトしてしまうほどの気持ちの良さ。
足が終わると腕や背中もしてもらえます。
この間約1時間。
終わるころには、すっきりしています。
ロングブーツを履いて行った人は
「うわ、浮腫みが取れてふくらはぎの周りがゆるゆる―!」
とその効果のほどに感動していました。
娘は「何が良かったのか、わからへん」と言います。
やはり、これくらい若いと、疲れを知らないってことなんでしょうか?
彼女には痛――――い足ツボマッサージの方が良かったのかも。
次は私も痛―――――い!足ツボマッサージにチャレンジしてみようと思います。
=最後の夜=
すっかり疲れも取れ、すっきりしてホテルに戻った私は、
またまた葉書を書きました。
今度は留守番の息子に。
「IKUだけずるい」なんてこと一言も言わず、
テスト前にも拘らず、
「朝の犬の散歩も頑張ってやるから、心配いらんで」
とニッコリ笑って送り出してくれた彼に、
最後の夜、感謝を込めて書きました。
(約1週間後、照れくさそうに彼は「お母さん、葉書、着いたで」と一言。
私もちょっと照れましたけど。
その葉書は彼の机の上にそっと置かれておりました。)

〜夜の北方佳苑〜