
=タクシーから見た北京の街=
この日は午前中人力三輪車での胡同巡りのツアーに参加しました。
集合場所迄タクシーでガイドさんが送ってくれました。
この日目についたのは石獅子。あちこちで見かけました。
日本でいえば狛犬になるのでしょうか。
前日の紫禁城で見たものと同じです。
ガイドさんに聞くと、日本のように神社だけでなく、
お店の店先などにも置かれているそうです。
でも、一般の家庭の玄関先に置かれているのはまれなのだそうです。
=胡(ふー)同(とん)と恭(こん)王府(わんふー)=
集合場所には何台もの幌つきの人力三輪車が待機しており、
私達2人はそのうちの一台に乗せてもらい、出発しました。
まず、鐘楼(しょうろう)へ。
急な階段を登り、上へ。
ここには巨大な鐘が下がっておりまして、
その昔、時を知らせたものだそうです。
ここから見た北京の街並みはホテルから見たものとまた違うものでした。
しばらく街並みを眺めながら、人力三輪車は走ります。
快適でしたが、あちこちぶつかるんじゃないかと
少々ひやひやしながら乗っておりました。
“胡同”は北京特有の古い昔ながらの路地のことだそうで、
気をつけて見ていると、北京のあちこちに“○○胡同”という表示が出ています。
ここには北京の約半分の人々が暮らしているそうですが、
再開発によって、胡同の数はどんどん減ってきているそうで、
あと何年かすれば無くなってしまうかも、とはガイドさんのお話。
胡同の中の建物はその殆どが“四合院”と呼ばれる建築様式なのだそうです。
これは中央に庭を囲んで、東西南北の四方に、
四棟の家屋を対称的に配置した構造の屋敷のことだそうです。
途中、一般のお家にお邪魔して、中を見せていただき、お話を聞きました。
若い人達は、結婚して、独立すれば、殆どマンション住まいをするそうです。
私達が行った胡同のあちこちに公衆トイレがありました。
ガイドさんに聞くと、家にトイレが無いことが多く、
そこに住む人達用なのだそうです。
また、あちこちに公衆電話があったのですが、
日本でも見るような硬貨を入れてかけるものだけでなく、
普通の電話機を置いて、側にいる店番の人にお金を払ってかけるものもありました。
これはお釣が貰えて便利だそうです。
次は恭王府(こんわんふー)に着きました。
ここは和坤(わこん)という役人の私邸だそうです。
でも、京劇の野外劇場(現在一般公演も行われています)までもがあり、
私邸と言うにはかなり立派過ぎ、この和坤という役人、
「おぬしも相当のワルよのう〜」
てな感じで悪名高かったようです。
欄間などの模様にはコウモリがよく使われています。
蝙蝠の蝠と幸福の福と音が同じなので縁起が良い動物とされています。
中には茶館もあり、お茶会を経験してきました。
中国のお茶会では、細長い器と杯に似た器を使ってお茶を頂きます。
お茶の入れ方も作法があり、興味深く見せて頂きました。
細長い器では香りを楽しみます。
その後、杯に似た器で(確か、健康と幸せと長寿を祈って)三回に分けて頂きます。
2煎、3煎と頂きましたが、とても美味しく頂きました。
普段家庭ではマグカップくらいの大きさの器が使われているそうで、
お茶を入れて器が温まると外側の模様が変わります。
例えば最初、“天安門”という文字だったのが
お茶を入れると天安門の姿に変わるのです。
ガイドさんに「日本では皆、茶道できるのですか?」と聞かれ、頭をかきました。
日本の文化を身に付けることは国際交流の面からも必要ですね。
=昼食=
この日はホテルのそばの“面点煌”という麺と飲茶のお店に行きました。
ここの注文方法はちょっと変わっていて、
席に着くとまず、タイムカードに似た用紙を持ってきてくれます。
メニューを見て決まったら厨房のカウンターに行き、
注文して、カードにスタンプを押してもらいます。
後は席で待っていれば運んできてくれます。
待っている間キョロキョロ周りを見渡しましたが、
皆本当によく食べる!びっくりしました。
私たちは麺と包子と春巻きを頂きました。
麺は前日の物とよく似ていましたが、
お味は前日のほうが上品な感じで食べやすかったです。
三つ葉のようなものがのっていましたが、
これは香りがきつくてだめでした。
包子と春巻きはとっても美味しかったです。
春巻きは揚げても蒸してもいないものでした。
お会計は全部で18元。
(前日のお店はやっぱりちょっと高級だったのねえ。)
因みにお茶代もしっかり請求されておりました。
(日本だと、熱いお茶は殆どの場合、無料で頂けますが。)

=ライヴ会場周辺=
この日も工人体育場まで皆揃ってバスで行きました。
いよいよ本番ってことで、コスプレやらなんやらと皆気合入りまくり!
中国の人の中には会場で一緒に記念撮影をお願いしている人もいましたよ。
バスから降りて添乗員さんの引率で会場までしばらくぞろぞろ歩きました。
あちこちに敷物を敷いて帽子(「ボウシ、20ゲン」の呼び込み)や
双眼鏡(おもちゃみたいな物でした)を売る人がいました。
そしてダフ屋の姿もあちこちに。
「えー、何でダフ屋がチケット持ってるの?
だからチケット無くなるんやん!
せやけど、ダフ屋もCD買ったのかなあ」
と皆でブーイング。
あ、中国ではGLAYのCD(音楽とプロモの2枚セット)を買って、
同封の葉書を送るとチケットが手に入るというシステムだったのでした。
私たちもそのCDはプレゼントで貰いました〜(^o^)丿
因みにお値段は1セット50元。
「えー何でこんなに安いの?」と思いましたが、
50元というのは平均的な一日の収入額だとか。(そう思うと高いよねえ)
開場まで付近をうろうろ。
入り口の特大ポスターの前で記念撮影を。
もうその辺りは凄い人でした。

会場入口では日本と同じように持ち物チェックがありました。
但し、空港の手荷物チェックで使われているような装置で。
でも、カメラ等は演奏中使わないと言う約束でフリーパス。
(待ち時間、会場内を撮りましたよお!)

その代わり、ペットボトルなどの持込はだめで、没収となります。
(帰ってから聞いたところによると、向こうの人は投げるんだそうな)
客席の一角には大勢の公安の方が制服姿で占め、
日本人の私の目から見ると、異様と言うか物々しい雰囲気に感じました。
=お待ち兼ねの!ライヴだっ!=
私たちの席は“場地席中A区7排27座”と“26座”。アリーナ席でした。
アリーナ席は一列ずつ中国人、日本人と交互の配列になっていました。
開場から開演まではGLAYの曲が流れ、
客席はどんどん人で埋まり、
辺りは黄昏、
だんだん気分が盛り上がってきます。
でも、寒いっ。やっぱり外は寒いっ。
「早く暴れたいよ〜」
なんて、皆で言い合っておりました。
開演予定時間の6時半を過ぎた頃、
突然、照明が消え、
遂にそれはカウントダウンから始まったのでした。
オープニング曲は
“GLOBAL COMMUNICATION”。
歓声と共に皆総立ち。
前日は「スタンディングはだめ」と言われていて、皆がっかりと言うか
「そんなもん、座って、って言う方が無茶」
とブーイングの嵐だったのが、当日になってOKが出たのでした。
“VIVA VIVA VIVA”の曲のときは
VIVAコールで会場の全員が一緒に楽しめる場面があって凄く楽しかった。
あ、中国語の曲は1曲。
何て言う曲だったのかなあ?
途中、ジャッキーチェンのビデオメッセージが入りました。
「皆で応援して、成功させよう!」という内容でした。
ジャッキーチェンとお友達だったとは知りませんでしたわ。
そしてTERUさんが
「手紙を書いてきました」
と、中国語で読み出しました。
このときは字幕がなくて、どんな内容なのか、全然解らず、とても残念でした。
でも、中国の人達の間から、歓声が起こるのを聞いて、
ちょっと胸が熱くなりました。
後日、
「TERUさんに誰が中国語を教えたのか知らないけれど、
本当に発音が良かった。ちゃんと通じてましたよ」
とガイドさんから聞きました。
やっぱり、
「中国語、TERUは頑張りましたよ」
は本当だったんだあ。
HISASHIのソロギターもメッチャ格好良かった!
私は4人の中で順位をつけるなら、HISASHIが最下位なんだけど、
メンバー紹介の時に一番歓声が大きかったのは、HISASHI。
それにHISASHIを意識したコスプレが一番多い。
あの格好良さでは肯けますなあ。
ステージもなかなか凝っていました。
一説によると3億5千万円かかったのだとか。
途中からスクリーンが増えたり、
曲に合わせた巨大人形が出現したり、
最後には飛行船までもがステージ真上で漂って。
本当に楽しませていただきました。
そしていよいよ、クライマックス。
私は空を見上げていました。
開演時、ちょうどステージほぼ正面真上にあった月がすっかり傾いていました。
雲のせいか、それとも黄砂のせいか、
薄ぼんやりした、満月になりつつある月でした。
あの月と同じ月が日本でも見えていたんでしょうね。
私はあっという間に時間が過ぎるのが悲しくて、
本当に時間が止まって欲しいと月に願ってしまったのでした。
最後の曲は
“I'm In Love”
私はこの曲を初めて聞いたときから大好きで、
ライヴで皆と歌いたいなあとずっと思っていたのでした。
それが叶って本当に嬉しかった。
精一杯歌いましたわっ。
終わり頃、隣の女の子が手を握ってきたので
「?」
と見ると
「ジャンプしょっ」
早速隣の娘にも伝達。
ステージを見ると、メンバーも手をつないでいて、
一緒にジャ〜ンプ!
その後、隣の女の子を見ると、笑顔が目茶目茶輝いておりました。
前日、「中国の人は、終わるとアンコールせずにさっさと帰る。
アンコールがあったとしても途中で帰ることが多い」と聞いていたのですが、
私たちは諦めずに、期待を込めて一生懸命
「アンコール!」
を繰り返し続けたのでした。
そのうち
「本日は全て終了しました」
と非情なアナウンスが流れ…。
悲しかった。
…こうして約2時間のライヴは全て終わってしまったのでした。
〜これがツアーグッズだ!〜
=夕食=
この日はきっとライヴで疲れて、食べに行く元気もないだろうと、
昼の間に新東安市場という百貨店へ行って
カップ麺などを買い込んで来ました。
…部屋には小さな湯沸しポットがあって、
お湯は不自由なく使うことができました。
日本からもカップ茶漬けやミニインスタントラーメン、
おかゆ、カフェラテ、ビタミンCなどなども持って行きましたが、
欲しい時にすぐ使えて、重宝しました。
…カップ麺は色々な種類のものがあって、1個4元前後。
買ったもの(“統一金装金牌牛肉面”という名前でした)には
何と真空パックの小さ目のゆで卵も付いていました。
ちょっと食べにくいお味でした。
(その卵はピータンだったのかな?私、ピータンは苦手なんです。)
麺は細麺で日本の物とほぼ同じなのですが、
スープのお味がどうも口にあわず、ちょっと残念でした。