ファイルくじ 使用説明書

目次

紹介

PCの性能向上とともに、大量のファイルを管理する機会が増えてきたのではないでしょうか。ゴチャゴチャになっていては必要なファイルがどこにあるかわからないので、整理していることと思います。しかし整然と仕分けされたファイルを使っていると、頻繁に参照するところと、全く参照しないところの二種類に分かれているのに気付くはずです。

ファイルくじは、フォルダ内のファイルを無作為に抽出し、「こんなファイルもあったのか」と、ファイルの再発見をする手助けになる、そんなソフトです。

動作環境

Windows 98SE/2000 (98/Me/XPあたりでも動作すると思いますが未確認です)

インストール方法

適当な場所に解凍します。

アンインストール方法

フォルダごと削除してください。レジストリは使用していません。

使用方法

起動

FileKuji.exeを直接実行するか、ショートカットを作成するなどして起動してください。

対象フォルダを設定する

「参照」ボタンを押すとフォルダ選択ウィンドウが開きます。ファイルを無作為抽出したいフォルダを選択し、[OK]を押してください。

クリップボードからパスを貼り付ける、フォルダをドラッグ&ドロップする、といった方法でも設定できます。

オプションを設定する

サブフォルダ内のファイルも選択したいときは、「サブフォルダも対象にする」にチェックを入れてください。

ファイル名にフィルタをかけたいときは、ワイルドカードを指定します。

ファイルを引く

「ファイルを引く」ボタンを押すと、検索処理が始まります。少し待つと、「引いたファイル」に抽出されたファイルのパスが表示されます。

引いたファイルに操作を行う

引いたファイルに行いたい操作をコンボボックスで選択し、実行ボタンを押すと操作が実行されます。たとえばテキストファイルに対して「ファイルを開く」を実行すると、エディタが起動してファイル内容が表示されます。

<注意>拡張子がexeなどの実行ファイルを開こうとした場合、本当に実行するかを確認するメッセージボックスが表示されます。実行ファイルの中には安易に開くと危険な物がありますので、それが何であるかよくわからない場合は開かないようにしてください。また、この機能は全ての実行ファイル形式に対応しているわけではありませんので、「ファイルを開く」の実行前には注意を怠らないようにしてください。

インタフェース説明

ウィンドウ
対象フォルダ
検索対象として使用するフォルダのパスを指定します。
参照ボタン
フォルダを参照するウィンドウを開き、対象フォルダを設定できます。
サブフォルダも対象にする
対象フォルダ以下のサブフォルダ内も検索対象にします。
ワイルドカード
ファイル名に対するフィルタです。名前が適合するファイルが抽出されます。セミコロン(;)で区切って複数指定することができます。
再検索を行わない
チェックすると、新しくファイル検索を行わず、前に検索したファイルのリストから一瞬でファイルを引いてきます。対象フォルダや検索オプションを変更せず、繰り返しファイルを引きたいときにチェックします。他のアプリケーションがフォルダの内容を変更しても、反映されないことに注意してください。
ファイルを引く
設定された対象フォルダから、オプションに従ってファイルを無作為に引き出します。
引いたファイル
「ファイルを引く」ボタンを押したあと、引き出されたファイルのパスがここに表示されます。
引いたときに自動実行
チェックするとファイルを引いてきたとき、右のコンボボックスで選択した操作を自動的に実行します。「ファイルを開く」操作を自動実行するときは、ワイルドカードで拡張子を限定しておくことを推奨します。
ファイル操作選択
「引いたファイル」に対して行う処理を選択します。
ファイル操作実行ボタン
「引いたファイル」に対して、左のコンボボックスで選択した処理を実行します。
検索処理情報
検索で見つかったファイル数、処理時間などを表示します。

更新履歴

2006/02/03
ver1.1。「再検索を行わない」、「引いたときに自動実行」機能を追加。
2006/01/18
ver1.0。

免責

このプログラムにより発生したどのような損害についても、作者は一切責任を負いません。

ファイルくじはフリーソフトです。著作権は放棄されていません。

乱数生成にMersenne Twisterを使用しています。

連絡先

感想、バグ報告などは、蜉蝣舎フロントベースのBBSまで。

バグ報告の際は、以下の事項を必ず書いてください。
・ソフト名とバージョン
・使用マシンのOS、CPU、メモリ、その他関係していると思われるハード全て
・どのような条件でどのような問題が発生するか(なるべく詳細に)

最新版の入手は、蜉蝣舎フロントベースで。

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