ミヤマクワガタ

産 卵 セット 幼虫飼育
産卵木 温度 温度
クヌギ、ナラなど。加湿多めマットのみでも可能。 25度前後。33度程度で十分危険。 マット、腐葉土。幼虫期間6ヶ月〜10ヶ月。 常温可。低いほうが良い。

産卵セットは、材を特に湿度を多めに設定します。
6月から8月に採った大半を家の中の温度上昇で☆にしています。(へたくそ!)
8月過ぎに採った成虫で、課題だったマットから黒土に変えたところ、やっとメスが安定して潜ってくれました。

マットと腐葉土(粗め)の混合では、前年再発酵のために温度上昇で死滅。別に発酵マットではメスが潜ってみたり、出てきたり単に隠れる為に一時的に潜ったのかも知れません。土とマットでは、鉱物質が含まれる為に、温度が上昇しにくい点も考慮する必要があるかも知れません。
ケンケンパの場合はダメでしたが、腐葉土だけで産卵させている方もあるようです。でも、でもです!黒土にしましょう。成功すること請け合いです。

その後の飼育経過は時期を追ってアップします。

我が家ではここ数年ブリードに失敗し続けていたミヤマクワガタ。

南会津で採集したミヤマクワガタ。
交尾済みだと思いますが、
念のため交尾させることにしました。

 

 

 

 

中ケースに柔らかめの産卵木(クヌギ・ナラなど種類はどちらでも変わりませんでした)をタップリ加水して黒土でセットしました。去年までクヌギ発酵マットで失敗し、発酵マットと腐葉土を混ぜるも再発酵で温度が上昇して死滅させてしまいました。腐葉土単独でも分解が進んでいれば良い結果を得ている方もあるようですが、私の場合は、枝葉や小石が混じった腐葉土を買ってしまったのでミキサーを駆使して粉砕しようとしましたが3時間程度ミキサーを使用してみて、あまりにも時間がかかるので中止しました。黒土の使用が最も簡単にセットできます。
その後は安全をみて♀2〜3匹を入れて待つだけです。乾燥気味では産卵しないので、十分に湿度を確保しましす。約2ヵ月後、ケースごと逆さまにして中身をビニールシートに取り出してみました。


ケースの底にも卵らしきものが・・・・。

写真の中央下の黄色いのが卵です。

幼虫もいます。

産卵木を見てみると・・・いました。

黒土との境目に幼虫が多く見えられます。

黒土の中に合計4匹の幼虫が見つかりました。

もう一本の材からも・・・(^_^)

2001年9月始めて幼虫32頭を確保できました。
夏場の温度上昇で次々と成虫が☆になってしまいましたが、この幼虫を何とか上手く成虫にしてみたいとおもいます。