2005/07/16
月例が悪い中、気になっていた沢沿いのポイントに向かった。
新しいポイントを探して実検、候補地を絞り込んで行くと有望な場所がどれほど少ないかを痛感する。
林道から見える景観だけで環境の変化が見て取れる場所もあれば、一見して判り難いが一歩踏み込むと
途端に様相が変わって何世代か前の樹木が枝葉を伸ばしている場合がある。
小さな沼あるこの場所もそんな景観を懐に潜めている。
灯火には厳しい天候の中
雲行きを心配しながら、とりあえず点灯する。
ところどころに晴れ間が見え隠れするがアカアシが飛来した。
これにて一安心。多少のクワガタは飛んでくるだろう。
ついでにツノトンボも飛んできた。不思議な昆虫の一つだ。
と云うか知らないだけなのだが、いったい幼虫は何処でどんな生活史を綴っているのか??
その昔、実家の庭先に植えてあったマタタビかなにかに
カゲロウの仲間があつまっていたのを思い出した。
お次はニイニイゼミだ。
季節の変化で飛んでくる昆虫もバリエーション豊かになってきた。
蛾の写真も撮ってみるが種類が多く小さいものから中ぐらいのものまでが
数千にも及びとても同定できない。
アカアシで坊主は免れたものの
その後の飛びはやっぱり相当悪い。