2004/08/14
単独
昨日までと違って
一層温度が上がらない。
ベースキャンプから子供達を乗せてプールに行く。
流れるプールに眼鏡を流されて甥っ子が拾ってくれた。
眼鏡をして入ることが、そもそも間違っているのだが。
プールサイドから華やかな水着に気を取られて
時間を忘れるところだった。
夕方近くになり、客もだいぶ減ってきた。家族連れは退散の時間だ。
若いカップルはまだ残っているが目線を奪われている場合ではない。
最大限に譲歩した後、子供達を車に乗せてベースキャンプに送り届けた。
さあ、出発だ。
?たいして泳いでもいないのに意外に疲労感が・・・。
狙いの山系にたどり着いたが、待っていたのは雨だった。
先ほどまでは曇りだったし、tubasa気象庁の発表では
「雨にはならない」はず
でも雨。
雨。
思いの外、温度も下降している。
そして霧が出始まった。
気流が山裾から次々霧を運んでくる。
こうなると対処の仕様がない。
移動をしても結果は大差あるまい。
2時間経過。
波打つように濃い霧、薄い霧。
初めての場所だけに期待を掛けていたが
どうにも相性が悪いようだ。来年も出来るし、焦っても仕方がない。
低温+雨+霧で何も見えず。クワガタは一匹も来ない。
蛾が増えた。
そこで目的を変更して・・・。
一昨日の普通種を灯火の周りに放しての実験を開始した。
対象はノコ♀4匹、コクワ♂3匹、ミヤマ♀5匹、ミヤマ♂2匹だ。
解き放たれて状況がつかめないでいるクワガタ達は
暫らくジッとしていたが、其々勝手な方向に歩き始めた。
10分経過、灯火を見張りながら弁当を食べ終わった。
早速何匹かのクワガタを見失った。
車外に出て見ると草むらまで歩いているものもいれば
放たれて場所で相変わらずジッとしているのもいる。
草に掴まって飛び立ったのはミヤマ♂だった。
一度は灯火に向かって飛び立ったかのように見えたが
回り込んで風下に消えていった。
30分以上経過。ミヤマ♀、ノコ♀が飛び立って行ったが
やはり灯火に戻ってくることは無かった。
雨脚が強くなって来た。びしょ濡れにならないよう車に戻る。
次第に強く降って来る。
累計4時間で放虫したクワガタを含めて
飛来したクワガタは0だった。
霧の圧倒的勝利だった。1300w完敗。