2004/08/13
一緒に採集された方、ドクターK、tubasaさん。
昨日の成果を確認する電話がドクターKから入った。
不安定な天気に出撃を今日か?明日か?と迷っていたようだ。
電話が終わらないうちに、tubasa気象庁から電話が入る。
気象庁の推測では・・・気象庁なのだから推測なんて許されない。
「こうだ!!」と言い切ってくれないと・・・。
tubasaさんが出動できないとき、いつもお天気サポートをお願いしているが
今回は同行することになった。
夕方、ライターさんからメールが入った。
>○○で1♀追加しました。
>さっきトイレ休憩取ったら2匹とも死んじいました。
>僕のオオクワ返してください。
新しい場所で昨夜捕まえた2♀♀をトイレ休憩中に蒸焼きにしたらしい。
貴重な産地だけに悲しいメールだった。
抜群の機動力でライターさんは今年も信じられない様な場所を
信じられないスピードで走り回って
ホンとはトイレによってぐっすり眠ってしまったのではないだろうか?
ともあれ、私は連休フル出勤を予定していたので
迷いはない。何処で貼るか?だけである。
内々ととは言え場所の拘りが交錯する。
ドクターKはすっかり
お気に入りの場所に陣取り、tubasa気象庁はA地点とB地点
私はC地点、D地点に其々分散して発電機を投下する。
そして灯火開始。
何故分散するかは経験した人でなければ分からない世界だと思う。
勿論、だた分散すれば良いと云う事でもない。
何日ぶりの採集か?tubasa気象庁の表情には明るい物があった。
其々が思い思いの場所に灯火を展開する。
地形によって今日の天候は風が思わぬ邪魔をしそうだ。
予定の場所では光源から離れた場所まで蛾が飛ばされている。
当然クワガタたちもあちこちバラバラ状態。
♂などは飛んでこれそうにないくらい、時々強く吹き抜ける。
tubasaさんが途中合流して一緒にセットを回る。
気温が少し低下し始めている。早めの撤収となりそうな雰囲気だ。
およその撤収時間を決めて再び其々の場所に分かれて見守る。
オオクワはこない。
全体にクワガタ飛びが止まった。
そう判断してtubasaさんの様子を見に行く。
「来ました1♀」とtubasaさん。やっぱりにっこりしている。
そう何日も見ていない訳でもあるまいに・・・嬉しそう。
ちょくら握手。まだ来て間もないようだ。
前にも書いているが、出勤時刻が訪れたかもしれない。
自分のセットが気になる。
なんてったてベストシーズン。きっと来ているに違いない。
やっぱり来ていた。連荘の疲れを意識して早々と撤収を決定した。
オオクワ飛来のD地点を撤収してC地点を見にいくがオオクワはいなかった。
こちらも撤収してtubasaさんの様子を見に行く。
A地点で1♀B地点は2♀に増えていた。
セットの回収を手伝って一足先にドクターの様子を見にいった。
ドクターの表情も明るい。
強い風にも負けず大型の♀が飛んできたらしい。
見せてもらうとゲゲ、45オーバーか?
かなり大きい。
これまた飛んできて間もないらしい。
気温が益々降下しているがドクターもまだ撤収用意をしていない。
暫らくして、tubasaさんがやってくる。
ずいぶんと撤収に時間が掛かったようだ。
その手を高らかに・・・。
「♂来ました(^^)/〜」
「え、・・・だって撤収に入っていたんじゃ??」
「○×△・・・・・」「なるほど・・・・」
早速、ルアーケースを見せていただくが
♂など入っていない。嘘じゃん。
「あ〜n。」一瞬の遅れが・・・・。
写真を撮りながら天井を見上げると
天の川がしっかりクッキリだ。半袖では寒いくらいに冷え込んできた。
ドクターのセットをばらしてからtubasaさん持参のビールで祝杯をあげた。
考えてみると3人が揃っての野営は実に久しぶりだった。
ランタン蛾が集まって、つまみに潜り込んでしまった。
コクワが飛んできてドクターの足元に落ちた。
近くまで飛んできてどこかに落ちていたのだろう。
ありったけご馳走になった後で車に別れ朝を迎える。
一層冷え込んできた・・・。
3人の成果。
ケンケンパがゲットした2♀♀
まずまずの成果。
ドクターKがゲットした45mm♀でかい!!
ドクター堂々の自己記録更新。
左2♀♀は私。1♂と右の3♀♀♀はtubasaさんゲット
tubasaさんより少ないけど、やっぱ大きいぞ。
tubasaさんゲットの♂小歯をアップ
実に可愛らしい。みごとなフォルム。